公開日:2017/08/08 

ブラジャーの捨て時はいつ?長持ちさせるための正しい洗い方と収納方法

もったいないと思うとなかなか捨てられない使い込んだブラジャー。愛着がわいていても、ブラジャーにも寿命があるので、ある程度使い込んだら捨てる覚悟も必要です。ここでブラジャーの捨て時を説明します!

そしてブラジャーを長持ちさせるための正しい洗い方を知っていますか?ブラジャーを長持ちさせるには、洗い方や乾かし方、収納の仕方にポイントがあります。適切な方法を覚えて、お気に入りのブラジャーを守り、長く愛用しましょう。

どのくらい使えるの?このブラジャー

バストラインをきれいに見せてくれるブラジャーは女性の強い味方です。1/2カップはバストを支えて上向きに整え、3/4カップはバストを中央に寄せてきれいな谷間を演出します。バストアップ効果を引き出すように作られているブラジャーです。

他にも、運動する時の揺れを抑えるスポーツブラ、寝る時用のナイトブラと、機能性の高いブラジャーがあります。洗濯や乾燥方法、たたみ方や収納方法と、ブラジャーには正しい扱い方があります。形を保って傷みから守ることが大切です。基本を押さえてお気に入りのブラジャーを長持ちさせましょう。

ブラジャーを正しくつける手順

ブラジャーを長持ちさせるには、正しくつけることが大切です。身体にフィットさせることで、バストアップ効果にもつながります。ブラジャーをつける時は、まず身体を斜め前に倒して、ワイヤーをアンダーバストに合わせます。そのままの体勢でホックを留めましょう。

次に前屈みの状態で、背中や脇に流れたバストをカップに戻します。中央に寄せてカップにおさめたら、形を整えます。最後にまっすぐ立ったらストラップの長さを調整します。人差し指分の隙間があるくらいが目安です。

正しくつけてもカップが浮いたり、きつさを感じたりする場合は、サイズが合っていないことが考えられます。ブラジャーは試着して買うようにしましょう。

形を崩さないように、洗濯や乾燥させること

ブラジャーの洗濯には、手洗いがおすすめです。小型の洗面器に洗濯用のリキッドを数滴入れておき、ブラジャーを浸けて押洗いします。1~3日ぐらいの着用なら、10回ほど押洗いすれば十分なので、きれいな水に入れ替えて、もう一度押洗いをしましょう。

洗濯リキッドがしっかりと落ちていれば、これでもOKですが、もう一度すすぐこともできます。その後、絞ったりせず、タオルにはさみ手押しで水分を抜き取り、日陰に干してしっかりと乾かしましょう。

ブラジャーの捨て時はいつ?

ブラジャーは、バストをしっかりと保護し、よい姿勢をつくったり補正したりする働きがあります。ブラジャーのフィット感が感じられなくなると捨て時の可能性が高く、部分的に伸びてしまったり補正効果が欠けていることがあります。

また、どちらかというと、ふくよかな体型やバストサイズが大きい人は、バストの重さやアンダーバストによって傷みかたが早いことがあります。

ブラジャーの替え時の見分け方

ブラジャーのフィット感がなくなってきたら替え時のサインです。今持っているブラジャーが寿命を迎えていないかチェックしてみましょう。以下のような状態になったら、捨て時が来ているかもしれません。

  • バストアンダーのワイヤーが変形している
  • ストラップに弾力がなく伸びきっている
  • 脇から背中にかけての部分が伸びてきている
  • カップの形がすぐに崩れてしまい着用してもバストが納まらない

ブラジャーの数が少ないと、必然的に出番が増えてダメージを受けるのも早くなります。1週間ローテーションできるように、7枚以上あるとベストです。ブラジャーが長持ちするので、結果的に節約につながります。

見た目での判断はNG!装着感で決まる捨て時

「30回洗濯」が寿命という意見もあったり、1年が寿命という意見もあったり、ブラジャーの寿命は意見が分かれるところです。そのため、期間や何回洗濯したらという決まりはないとされています。

着け心地が変わってきたときは、捨て時かどうかチェックして見ましょう。着け心地が変わったと感じる場合は、アンダーバスト部分の傷み具合やワイヤー、サイドボーンが歪んでいないかを基準に確認できます。

ブラジャーが長持ちする正しい洗い方

ブラジャーは、レースやリボンなどの繊細な装飾品がついていたり、カップにワイヤーが入っていたりします。洗濯機使用可能でも、むき出しの状態で洗濯すると、装飾品のほつれや形がくずれる原因になるので注意が必要です。

ブラジャー用の洗濯ネットを使ってダメージから守るようにしましょう。形がくずれると寿命が早くなるので、時間がある場合は優しく手洗いするのがベストです。

ブラジャーにつく汚れは、おもに身体から出る汗や皮脂によるものです。放置していると、素材が痛んで通気性や吸湿性といった機能が低下してしまいます。ブラジャーを長持ちさせるためには、こまめに洗うことも大切です。

洗濯前のチェックポイント

ブラジャーを長持ちさせるためには、正しい洗い方を知ることが大切です。お手持ちのブラジャーをどうやって洗うのが適切かは、洗濯表示ラベルで確認できます。

指定された液温や運転強度を守るようにしましょう。同じ液温でも運転強度が「弱い」と「非常に弱い」に分かれているなど、洗濯方法はかなり細かく分類されています。消費者庁のホームページに掲載されている、洗濯表示をまとめた一覧表をプリントしておくと便利です。

また、濃い色のものと薄い色のものを混ぜて洗うと色移りする可能性があります。手洗いをする場合は、白いブラジャー、淡いカラーのブラジャー、濃いカラーのブラジャーの順に洗うと色移りを防げます。

洗濯時のチェックポイント

ブラジャーを洗う際は、形を保つためにホックを留めておきます。ファスナーがついているものは閉めておきましょう。ストラップレスで使える2wayタイプは、ストラップを外して別洗いにすると安心です。また、パッドにはウレタンや不織布が使われていて洗剤が残りがちなので、外して洗うようにします。

洗剤を直接かけたり使用量が多すぎたりすると、変色や色落ちを起こし生地にダメージを与えることになるので要注意です。綿や麻など、素材によっては弱アルカリ性の洗剤を使う必要があります。洗剤に蛍光増白剤が含まれていると、色むらや変色が起こりやすいのでよく溶かして洗濯するように気をつけましょう。

ブラジャーを長持ちさせる収納方法

洗濯だけでなく、乾かし方やたたみ方にもブラジャーを長持ちさせるポイントがあります。干し方によっては形がくずれてしまうので注意が必要です。湿気が残っていると、しわになったり変色が起きたりします。カビが生える原因につながるので、正しい干し方でよく乾かしましょう。

また、ブラジャーの形を保つためには収納方法も重要です。詰め込みすぎや誤ったたたみ方をしていると、カップが変形してダメージを与えてしまいます。

正しくたたんで収納するのがポイントです。夏用のブラジャーなど長期収納する場合は、ムレてしまうので密封しないように気をつけましょう。乾燥剤や防虫剤を入れて湿気から守ることが大切です。

ブラジャーの正しい乾かし方

ブラジャーを長持ちさせるには、干す前に形を整えるのが大切です。カップの中央部分に指を入れたら伸ばすようにして形を整えます。

ニット素材の場合は、縦から横の順にソフトな力で引っ張ってしわを伸ばしましょう。繊細な生地は手のひらを使って丁寧に伸ばすようにします。形を整えたらホックを留めて、直射日光を避け風通しのいい場所で陰干ししてください。

シルク素材の場合はバスタオルに包んで押すようにして水分を絞りましょう。ブラジャーを干す際は、カップのアンダー部分を洗濯バサミではさみます。ハンガー干しは、ストラップをかけると重力が加わって伸びてしまうので、アンダー部分の中央で折り返してかけるようにしましょう。

ブラジャーの正しいたたみ方

ブラジャーを収納する際は、カップがつぶれないようにするのがポイントです。ワイヤー入りやシームレスカップのブラジャーは、ホックを留めてストラップを内側に入れ込みます。そのままの形で並べるように収納しましょう。

上から重ねるとカップがつぶれやすくなるので、ブラジャー用の引き出しを作って縦列に並べていくのがおすすめです。取り出しやすいように収納しましょう。

ワイヤーなしのブラジャーは、ホックを外した状態でアンダーの中央部分から内側に折ります。サイドのベルトとホックの先端の真ん中を目安にしてひと折りしたら、さらに内側にもうひと折りします。折り込んだ面を後ろ側にして並べるようにしましょう。

ブラジャーを長持ちさせるポイント

お気に入りのブラジャーを長持ちさせるには、洗い方から収納方法までいくつかのポイントがあります。

  • 洗濯表示を確認して正しい洗い方を守る
  • 干す前に形を整えるひと手間を加える
  • 形をくずさないように乾かす
  • 正しくたたんで収納する

形をキープして素材をダメージから守るために、正しく扱う方法を習慣づけましょう。

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