公開日:2018/03/22 

お弁当のおかずに欠かせない「ちくわ」で痩せるダイエットの効果と気になる塩分とカロリー

お弁当のおかずなどで大活躍している「ちくわ」ですが、実はダイエットに活用ができることは知っていますか。

どこでも手に入る食材で、簡単にダイエットができるので女性の間で注目されているのです。

ここでは「ちくわ」が持つダイエット効果、カロリーや塩分について紹介します。

お弁当やおかずに使いやすいちくわでダイエット

さまざまな食品にダイエット効果があるといわれていますが、最近は「ちくわ」がブームになってきています。

しかし、どのような食べ方をすればいいのか分からない人もいるでしょう。こちらでは、ちくわダイエットのやり方やメリットについて紹介します。

ちくわを食べるだけでダイエットになる

基本的には「ちくわを食べるだけ」でダイエットになります。決まった準備、手間は必要なく、今すぐにでも実践できる手軽なダイエット方法です。

ちくわは料理に入れるのもいいですし、そのままおやつ代わりに食べるのでも構いません。時間がない人でも簡単に行えるということが、人気の理由のひとつでもあります。

我慢がいらない

ダイエットといえば、食事制限やつらい運動などで常に空腹感と闘わなくてはいけません。ダイエットが成功しない人のなかには、空腹感に耐えきれずにやめてしまう人もいるのではないでしょうか。

しかし、ちくわダイエットは空腹感と戦う必要はありません。ちくわ自体にしっかりと中身が詰まっているので、食べることで満腹感を得られます。

極端に食事量を減らす必要がなく、ちくわは腹持ちも良いのでストレスなくダイエットが行えます。特に、今までダイエットで失敗していた人にこそおすすめしたい方法です。

家計にダメージを与えない

ダイエット食品となると、結構な割高で続けられない人もいるでしょう。しかし、ちくわダイエットは「ちくわ」さえあればできるダイエットです。

価格自体も安価であり、継続しやすいダイエット方法であるといえます。ちくわを多く使うことで、食費も軽減できるため、一人暮らしの女性にもおすすめです。

ちくわダイエットの効果とは?

ちくわダイエットは、低カロリーで空腹を満たしてくれるだけではなく、さまざまな効果があります。こちらでは、どのような効果があるのかを紹介します。

代謝をサポートしてくれる

ダイエットでは「有酸素運動が効果的」ということは聞いたことがあるでしょう。筋肉の量が多ければ多いほど、脂肪燃焼力が大きくなるのは当然ですが、同じ筋肉量であっても働きの活発さの違いで燃焼量は変わってきます。

身体には「カリウム」が6割以上蓄えられていますが、このカリウムの量が少なくなると筋肉があったとしても脂肪燃焼量が軽減してしまいます。

運動によるエネルギー消費が上手くいかないだけではなく、基礎代謝も下がってしまい、太りやすくて痩せにくいというダイエット時には起こってはいけない身体になってしまうのです。

しかし、ちくわにはカリウムが含まれていますし、筋肉を作る栄養素のたんぱく質も摂取することができます。低カロリーでありながら、ダイエットに適した身体作りのためにちくわは大きく役立ってくれます。

脂質の吸収を抑える

脂質を吸収するのは「小腸」です。しかし、吸収するために必要なのが肝臓で作られる胆汁のなかにある「胆汁酸」という成分です。

この胆汁酸はカルシウムとくっつきやすく、くっついてしまったことによって小腸が上手く脂質を吸収できなくなり、エネルギーとして燃やすしかなくなってしまいます。

肝臓の病気の人が、胆汁の量が少なくなり、急激に痩せてしまうことがあります。ある意味では、これと似たようなことなのですが、ちくわに含まれるカルシウムは、この現象を緩やかにして急激にではなく、健康的に痩せさせてくれる効果があるのです。

腸内環境を整えてくれる

食物繊維が腸内環境を整えてくれるのは知っていても、魚が原材料である「ちくわ」に腸内環境を綺麗にする効果があると知らない人は多いものです。

ちくわが作られる白身魚には「キチンキトサン」という動物性の食物繊維が含まれています。ゴボウやキャベツのような植物性の食物繊維には適わない部分もあるのですが、腸内を綺麗にしてお通じをサポートしてくれる効果があります。

食べる量はどれくらいか

ちくわ自体は低カロリーの割に、たんぱく質が多い食べ物です。一般的にダイエットでは、たんぱく質が少ないものを食べる傾向があり、補助の意味でたんぱく質を摂取しなければいけません。

そのため、たんぱく質を過剰摂取してしまったことで太ってしまうという人もいますが、ちくわの場合は食べ物自体にたんぱく質が含まれているため、あまり気にしなくてもいいでしょう。

ちくわには激しい性質を持つ栄養素も少なく、食べる量に制限は設けなくても問題はないかと思われます。ただ、どんなに低カロリーなものであっても食べすぎは消化不良などに繋がるため、ある程度気を付けた方がいいでしょう。

しかし、ちくわダイエットを実行している人のなかには、おやつもちくわに置き換えている人がいるので、よほど食べすぎではない限り難しく考えなくてもいいのではないでしょうか。

気になるちくわのカロリーと塩分について

ちくわのカロリーについてですが、スーパーで販売されているもので「100g辺り約120kcal」程度です。牛肉や豚肉を多く食べるより、ちくわに置き換えた方がカロリーオフになることは間違いありません。

ただ、ちくわは意外と塩分が多いのです。1本辺り0.6gの塩分を持つため、何本も食べてしまうと塩分の過剰摂取になります。塩分を摂りすぎると、むくみの原因にもなり、せっかくのダイエットも邪魔されてしまいます。

塩分が気になる人は、ちくわを湯通しして塩分抜きをしてみるのもいいかもしれません。しかし、すべての塩分が抜けるわけではないので、やはり過剰に食べすぎないよう自分で心がけておくことが大切でしょう。

もしくは、最初から減塩されているちくわを食べるのもひとつの方法です。減塩ちくわは一般のものよりやや割高にはなるものの、塩分を気にせず食べられるため選んでみるのも良いでしょう。

ちくわを上手に取り入れて、健康的なダイエットを目指しましょう。

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