公開日:2017/06/15 

コンシーラーで叶える!美肌仕上げのコツをご紹介

スティックやリキッドタイプ、色の種類も様々なコンシーラー。シミやニキビ跡を隠し、メイクの仕上がりを格段にアップできるコンシーラーを使えば、隙のない陶器のような美肌仕上げが可能です。今回はそんなコンシーラーで美肌に仕上げるコツをご紹介します。

悩みに合ったコンシーラーを正しく選びましょう

悩みや隠したい部分によって色を使いわけましょう

ファンデーションよりもテクスチャーの濃度が高いコンシーラーは、部分的なお悩みの解決に非常に効果的です。シミやニキビ跡のような、カバーしたいお悩みの場合は肌の色と同程度か、少し暗めの色でなじませるのがポイント。明るい色のコンシーラーを選んでしまうと、濃いシミが隠れず、逆に目立ってしまいます。少し暗めのコンシーラーをカバーしたいところにだけのせて、まわりと色が浮かないように注意しましょう。

また、できてしまったニキビや、小鼻のワキに出やすい赤みは補色であるイエロー系かベージュ系の色味のコンシーラーでカバーしましょう。赤みが消えると隙のない完成度の高い肌へ近づくことができます。

顔のパーツを際立たせ、立体感のある仕上がりに

コンシーラーは隠す以外にも、顔のパーツをはっきりさせ、顔に立体感を出すことも可能です。ベージュ系のコンシーラーは、くちびるを囲むように使用すれば、リップラインが際立ち、くちびるをはっきりと印象付けることができます。少し明るい色のコンシーラーを選べば、皮膚が薄く、くすみやすい口元を明るくする効果も期待できます。

また、明るめの色味のコンシーラーを、頬骨の高い位置から斜め上に引き上げるように使用すれば、ハイライト代わりにもなります。光が当たることで頬骨の高さを強調でき、顔に立体感を出すことが可能です。頬骨に視線を集めることができれば、顔全体が引き締った印象になり、若々しさを演出できます。コンシーラーを隠すだけに使用するのはもったいないですね!

適材適所、コンシーラーごとの役割をきちんと理解しよう

お悩みをカバーするためのコンシーラーも、目的に適した種類のコンシーラーを選ばなければ、逆にカバーしたい部分を目立たせてしまうことになるので注意が必要です。ナチュラルで隙のないきれいな仕上がりのためにも、コンシーラーの色味が持つ効果や、使う場所によって期待できる効果を正しく知ることが大切です。

隠すために、やみくもに重ねるのではなく、色味の合ったコンシーラーで薄く均一にカバーするコツや、隠す以外の使用方法を知ることは、美肌仕上げのための第一歩。欠点を補い、良さを引き出すメイクは女性にとって非常に魅力的ですよね。コンシーラーを正しく知って使用すれば、美肌仕上げもそんなに難しくありませんよ!

コンシーラーの形状とタイプにも注目

伸びの良いリキッドタイプは広範囲の使用におすすめ

コンシーラーには、実にたくさんの種類があります。お悩みと自身の肌質に合わせた形状やテクスチャーを選ぶことは、仕上がりはもちろん時間がたったあとのメイク崩れにも影響します。リキッドタイプのコンシーラーは、油分を多く含むため、伸びがいいのが特徴です。くすみがちな口角に使用したり、頬骨にハイライト代わりに使用する場合に適しています。

柔らかいテクスチャーは、メイク初心者でも扱いやすいので、初めてのコンシーラーにもぴったりです。チューブタイプや、筆タイプで販売されているものが多いのも特徴です。しかし、脂性肌や混合肌などの皮脂分泌が過剰な肌質の方は、コンシーラーの油分が原因でヨレやテカりの原因になりやすいので注意が必要です。自身の肌質を見極めて選びましょう。

シミをカバーしたいならスティックタイプがおすすめ

シミやニキビ跡など、ピンポイントでカバーしたい箇所には、スティックタイプのコンシーラーがおすすめです。リキッドやクリームに比べ、テクスチャーの濃度が高いものが多く、肌にピタッと密着するのでカバー力は抜群です。

しかし、テクスチャーが固いのでつけ方には注意しましょう。伸びの良いリキッドタイプとは違い、スティックから肌に直接のせる際に摩擦が生まれるので、ついぐりぐり塗ったり、こすったりしてしまいがちです。特に目元の皮膚は頬の3分の1程度しか厚みがないため、摩擦に弱く、こすりすぎると色素沈着を起こしてしまいます。スティックから肌にのせたあとは、こすらず指で叩き込むように塗布しましょう。

クリームタイプ、ペンシルタイプのコンシーラーにもメリットが!

クリームタイプのコンシーラーはビンやパレットに入った状態のものが多く、自分でコンシーラーの量を調節できるというメリットがあります。コンシーラーに慣れないうちは、カバーしたいあまり厚塗りになってしまいがちですが、1度筆に取ってから塗布すれば、量を確認できるので失敗も少なくなります。

また、ファンデーションや他のコンシーラーと混ぜて、色味を調節できるのもうれしいですね。ペンシルタイプのものは非常に細かい箇所にもピンポイントで使用することができるので、小さなそばかすやほくろをカバーしたい場合におすすめです。油分もあまり含まないので、脂性肌や混合肌で皮脂分泌の過剰な人でも、メイク崩れの心配がありません。

仕上りに大きく差が出る、塗り方のコツ

広範囲の厚塗りはメイク崩れの原因に

ファンデーションと同じように、コンシーラーも厚塗りしてしまうと、メイク崩れの原因になります。目元のクマをカバーしたい場合、伸びの良いクリームやリキッドタイプのコンシーラーを広く伸ばしがちです。しかし、油分を多く含むタイプのコンシーラーを重ねると、時間が経過したときに目元のシワに入り込みやすくなります。

また、赤みの出やすい小鼻もコンシーラーを使用したい場所ですが、皮脂分泌の多いパーツなので、厚塗りするとテカりの原因になってしまいます。時間がたってもきれいなメイクを保つために、重ねるのではなく、少量でもお悩みをカバーできる色味を選んで薄く仕上げることが大切です。

ピンポイント使用なら、たたきこむように塗布

シミやニキビ跡など、ピンポイントでカバーしたい場合は、コンシーラーをたたきこむようにして塗布するのがポイントです。ファンデーションの上にコンシーラーをただのせるだけだと、色味の違いや濃さの違いが目立ってしまいます。

そこで、ファンデーションとコンシーラーをなじませ、不自然さをなくすためにもコンシーラーを塗布した上から、指でぽんぽんとたたきこむようにして、コンシーラーをなじませましょう。ポイント使いであればコンシーラーを重ねても問題ありませんが、色ムラができたり不自然にならないよう、常に大きな鏡で顔全体を確認しながらおこないましょう。

フェイスパウダーで仕上げましょう

コンシーラーを使用した後のメイク仕上げは、フェイスパウダーを使用しましょう。コンシーラーに含まれる油分は、まばたきや表情筋の動きにあわせて少しずつ顔の表面を移動します。そしてくぼみであるシワや毛穴に入り込んでしまいます。隠したいシワが目立ってしまっては、せっかくのコンシーラーも逆効果です。

そこで仕上げにフェイスパウダーを使用することにより、肌の皮脂を吸着し、コンシーラーの動きを止めてくれます。時間がたっても崩れないきれいな肌のために、フェイスパウダーは必須です。また、パール入りのフェイスパウダーを使用すれば、光を反射して顔が明るくなり、くすみを飛ばしてくれるので、コンシーラーの効果を底上げしてくれます。

隠すだけではない、コンシーラーの魅力!

コンシーラーを使用することで、美肌へ近づくうれしい効果がたくさんあります。

  • シミやニキビ跡などの欠点をカバー
  • ハイライト効果
  • 顔の立体感を演出
  • 赤みなどの色ムラを補正して隙のない肌に

これだけの効果を知れば、ただ隠すためだけに使用するのがもったいなくなりますね。ぜひいつものメイクにコンシーラーを取り入れましょう!

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