公開日:2017/06/15 

仕上がりがきれいなコーセーのファンデーション

コーセーから発売されているファンデーションは年齢層や価格帯別に沢山のものがあります。どのファンデーションも仕上がりがきれいととっても人気。どうしてそんなに人気なのか、コーセーの歴史と製品の強みを解説しながらご説明します!

日本のファンデーションの礎はコーセーから

ファンデーションが生まれたのはごく最近

まず、ファンデーションの歴史を振り返ってみましょう。ファンデーションの起源は古代ローマ時代にまでさかのぼります。その頃の化粧は政治的な要素が強く、白い肌が特権階級の証でした。その時代の女性たちはこぞって鉛白(えんぱく)と言われる白い粉を塗っていたそうです。

そんな中、白い肌色だったり暗い肌色だったりと流行を繰り返しながら肌色のリキッドタイプやクリームタイプのファンデーションが主流になったのが1950年頃。この時、色のついた粉を油分や界面活性剤と混ぜて圧縮して固形にしたものを、濡らしたスポンジで使うケーキファンデーションがハリウッドで開発されました。そう、これがファンデーションの起源ともいえるものだったのです。

パウダーファンデーションの生みの親

ケーキタイプのファンデーションは、入ってきてから1970年代の前半まで、日本の高温多湿な夏にはうってつけのアイテムでした。しかし、この頃の日本はめざましい発展を遂げている最中で、すぐに冷暖房が完備された施設が増えました。そうなると、今度はケーキタイプのファンデーションでは仕上がりの質感がドライすぎて、肌のつっぱりが気になるという声が多数寄せられるようになったのです。

また、水で濡らしたスポンジを使うという手順もとても手間で、上手に塗るにはテクニックが必要でした。そんな悩める女性たちの声にいち早く耳を傾けたのがコーセー。お肌の潤いを保ちながら崩れにくいファンデーションを作り出し、世に送り出していったのです。

年齢層や肌質別に多彩なブランドを展開

コーセーのファンデーションには約70年も前から日本人女性の肌質、肌環境と向き合ってきた歴史が刻まれています。ファンデーションを使いこなせない女性たちのために簡単に塗れるものを作ったり、おしろいで押さえていた手間を省くような製品をどんどん開発していきます。

そんなコーセーがファンデーションを出しているブランドは様々。百貨店コスメ系の「コスメデコルテ」、「ジルスチュアート」、「雪肌精MYV」、「アディクション」。ドラッグストアやスーパーなどでも購入できる「ヴィセ」、「ファシオ」、「エスプリーク」などなど。雑誌やテレビCMで一度は目にしたことのあるブランドを多数展開しています。

ファンデーションラインナップ詳細

パウダータイプのファンデーションは全22種

さすがコーセー。ファンデーションに自信を持っているメーカーなだけあって、コーセーの名で販売しているパウダータイプのファンデーションだけでも22種類ととっても豊富です。20代前後~30代の女性になじみのあるブランドといえばエスプリークやヴィセ。いずれも根強い人気があり、ライン使いをしている人も少なくないのではないでしょうか。

この2つのブランドの他にも、毛穴カバーやエイジング系のお悩みに強い製品、美白効果のある製品もあります。いずれにしても、粉をそのままプレスし、粒子の細かさをキープするように作られています。これにより、肌馴染みがとってもよく、高い密着力を誇るパウダータイプのファンデーションができているのです。

リキッドやBB、CCクリームもあります

パウダーだけはなくリキッドタイプやクリームタイプにもコーセーの技術革新がありました。コーセーが最初に革命を起こしたのがリキッドファンデーション。崩れにくさに定評のあったケーキタイプのファンデーションのカバー力はそのままに、塗りやすさを追求したリキッド状。この技術が今のリキッド、クリーム両タイプのファンデーションに活かされています。

お肌の色むらを整えてくれるカラー補整力のあるBBクリームや光でくすみや小じわを目立たなくナチュラルに仕上げてくれるCCクリームもあります。紫外線カットや美白を促すアイテムも充実しています。こちらもパウダータイプ同様、年齢と目指す肌質によって選べるようリキッドで11種類、クリームで2種類があります。

ケア機能を併せ持つタイプのものも充実

メイクアップラインから出ているBBクリーム、CCクリームとはまた別にスキンケアラインからもファンデーションがいくつか出ています。こちらは全部で12種類。コーセーのブランドサイトではファンデーションという位置づけで紹介されていますが、ファンデーションの下地として見ていた方がいいでしょう。

美白やエイジングケアのタイプはもちろん、毛穴の凹凸を目立ちにくしてくれるプライマーのような役割を果たしてくれるエスプリークの下地CCクリームがあります。また、エスプリークエクラは、少し年齢を重ねたお肌に明るさを与えるBBクリームも出しています。

重ねた歴史とその開発力が選ばれる理由

研究開発に力を入れているメーカー

コーセーには独自の研究開発理念が存在します。お肌に優しい成分と素材の開発を通じてコスメのベストパフォーマンスを引き出す為の“英知”。手に取る人がより使いやすく、より便利だと感じるようにと追求した“感性”。品質と安全面にも万全を期した“信頼性”この3つの融合が、独自の美しい価値を創造するというものです。

企業として研究開発に心血を注いでいることの裏付けになるような理念ですね。お肌の悩みとは年齢はもちろん、人それぞれ生活環境や元々の体質で大きく変わります。常識や前提だけを見ないで、きちんと使用者の声に耳を傾けて製品を作り続けてきたコーセーだからこそ、長い間、多くの女性に愛されているのでしょう。

スキンケアも合わせたトータルケアが可能

少しメイク上級者向けの話になりますが、ファンデーションの質感自体は気に入っているが、どうも持ちが悪く使いこなせないという場合はありませんか。そんな時はたいてい化粧品そのものを見直すことになるのですが、コーセーであれば似たような製法でそれぞれの製品が作られているので、一部のアイテムのみを違うラインナップのものにするといった微調整が可能です。

どういうことかというと、とってもマットな仕上がりになるファンデーションに艶感をプラスしたい場合は、コーセーの保湿乳液や化粧水をお化粧下地に使ってみてはいかがでしょう?スキンケアも合わせてトータルで化粧の持ちや仕上がりの美しさを高めてくれます。

化粧品の製造元にも注目して選んでみて

エスプリークやヴィセなどドラッグストアやスーパーなどで購入できる化粧品も、百貨店で販売されているブランドコスメも、大本は同じコーセー。各ブランドによってターゲットとしている女性の年齢層、肌質は異なります。そのことをあらかじめ頭に入れておくと、新しい化粧品を探す時に自分に合ったものがより早く見つかるのではないでしょうか。

コーセーは日本にファンデーションが広まった時から、日本人の肌や実際に使っている女性の声を大切にしながらものづくりを続けてきました。そんな日本人のお肌事情を良く知るメーカーだからこそ、どのブランドをとっても日本人の肌に合いやすいといえるでしょう。

コーセーのファンデーションは日本人向け

  • 海外から入ってきたファンデーションをいち早く日本人向けに改良したのがコーセー。
  • 現状に満足せず、常に開発を進めている企業姿勢にファンも多い。
  • 日本の気候、日本人の肌質に合ったファンデーションを常に作り続けている。

ただ単に口コミで人気なだけではなく、きちんと企業として裏付けあるものづくりをしているのが素敵ですね。

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