公開日:2018/03/29 

生姜はダイエットに効果あり?やり方とおすすめレシピを紹介

体が冷えがちな女性に人気なのが、生姜を使ったダイエットです。ダイエット効果を高めるために、まずは生姜を毎日摂取して、ポカポカ温かい体をキープしましょう。ダイエットのための生姜活用法と、おすすめ生姜レシピを紹介します。

なぜ生姜はダイエットに効果があるのか

生姜を口に含むと独特の辛みを感じるでしょう。これは生姜にショウガオール、ジンゲロールといった複数の辛み成分があるからです。

これから生姜ダイエットにチャレンジする人は、この辛み成分が『ダイエットの味方』であることはご存知でしょうか?まずは生姜のダイエット効果について簡単に解説します。

血行が良くなる

ジンゲロールとショウガオールには、血行促進効果があるとされています。

体内の血のめぐりが良くなると、胃腸が活発になります。その結果、便通の改善などによるダイエット効果が期待できるのです。

体温を上げる

生姜を食べると、体がポカポカするのを感じませんか。血行が良くなると、体のすみずみに栄養や酸素がいきわたるようになるため体温も上昇するのです。

体温が上昇すると基礎代謝がアップし、脂肪をため込みにくい体になります。冷え性によるむくみ太りなどに悩んでいる人は、積極的に生姜を取り入れてみましょう。

ただし生の生姜は体を冷やすので、熱を通した生姜がおすすめです。

脂肪を燃えやすくする

生姜を口に入れるとピリッとするのは、辛み成分『ジンゲロン』があるからです。

  • ジンゲロン
  • 脂肪の燃焼を助けてくれる。

脂肪の燃焼をさらに促したい人は、生姜に加えて有酸素運動や筋トレを日常的に行い、痩せやすい体を目指しましょう。

生姜ダイエットの方法

生姜ダイエットは体の内側から綺麗になりたい人にぴったりなダイエット法です。まずは生姜ダイエットのコツを紹介します。

朝に生姜を摂るのがおすすめ

朝は休息モードになっているため体温が低く、代謝も悪くなっています。体を目覚めさせ、体温を上昇させるには朝の生姜がおすすめです。

朝に生姜を摂取すると、体が内側からポカポカし始めます。これは体内の血の巡りが良くなり、体が元気に活動を始めた証拠です。

また、生姜によって発生した熱は食後3時間続きます。冬の寒い時期は体温もすぐに下がってしまいますが、朝生姜を摂取すれば、お昼ごろまで体内の熱は保たれたままです。

体内が高温にキープされると基礎代謝もアップするので、体脂肪も効率よく燃焼します。ダイエッターの朝は、生姜でスタートしてみましょう。

乾燥生姜でさらに効果アップ

乾燥生姜は生の生姜を乾燥させたもので、漢方薬などに多く使われています。

体温を上げる効果があるとされるショウガオールは、ジンゲロールを加熱することで発生するため、生の生姜よりも加熱した生姜や乾燥生姜に多く含まれています。寒い季節など、特に体をポカポカにしたい時は、生の生姜よりも乾燥生姜を選びましょう。

運動も一緒に行う

脂肪燃焼には『有酸素運動が効果的』というのは良く知られています。生姜ダイエットでは、生姜に有酸素運動を組み合わせることで、さらなる脂肪燃焼を目指せます。

有酸素運動とは、体内に酸素を取り入れながら負荷の軽い運動を一定時間以上続ける運動です。それほどハードな運動ではないので、普段運動をしない人でも気軽に始められるでしょう。

生姜ダイエットに合わせるなら、おすすめはウォーキングや軽いジョギングです。足腰が悪い人は負担が少ない水中ウォーキングをおすすめします。

ダイエットのためには、最低で20分程度は運動を続けるようにしてください。

生姜ダイエットのポイント

これから生姜ダイエットに取り組む人は、生姜ダイエットについての理解を深めておきましょう。楽しく長く生姜ダイエットを続けるために、気を付けたいポイントを紹介します。

効果を感じるまである程度の期間が必要

生姜はダイエット効果のある『薬』ではありません。生姜ダイエットを始めたからといって、すぐに目に見える結果が出るわけではないので、長い目で見るようにしてください。

毎日体重計に乗って、体重の増減に一喜一憂していてはモチベーションも下がります。生姜を摂取することは体調維持にもつながると考えて、おおらかな気持ちでダイエットに取り組んでください。

生姜の摂り過ぎには注意

生姜ダイエットで1日に摂取したい生姜の量は、生の生姜なら10g程度、乾燥生姜なら1g程度です。たくさん摂取すればいいというものではないので、適量を守って摂取しましょう。

健康に良いと言われている生姜ですが、過剰摂取は逆効果の場合があります。特に胃腸の弱い人は摂取しすぎると胃腸に負担がかかるかもしれません。

POINT

生の生姜10gといえば大人の親指の先から第一関節くらいの大きさで、チューブなら10~15cmほどです。この量をゆっくり1日かけて、毎日摂取しましょう。

口コミで人気、生姜ダイエットレシピ

毎日生姜をそのまま摂取するのはキツいと感じる人も多いでしょう。生姜ダイエットを長く継続していくためにも、おいしいダイエットレシピは必須です。

ここでは生姜ダイエットに取り組む人のために、ダイエットレシピを紹介します。

生姜入り飲み物

生姜を使用したダイエットメニューの中でも、簡単・おいしいと評判なのが生姜を入れた飲み物です。飲み物に生姜を入れると生姜の辛みが軽減されるので、生姜の風味が苦手な人も摂取しやすくなります。

ポピュラーなのは紅茶です。他にもコーヒー、ココアなどもおすすめなので、好みの飲み物で試してみましょう。

ただし砂糖は入れない、温かい飲み物に混ぜるというポイントは厳守してください。飲み物を作る際は、生姜の成分を破壊しないよう、沸騰しない程度のお湯を使うようにしましょう。ここではジンジャーミルクティーのレシピを紹介します。

材料(2杯分)

  • ティーバッグ:2袋
  • 熱湯:少々
  • 牛乳:300ml
  • 生姜の薄切り:5枚
  • はちみつ:大さじ2

作り方

  1. 手鍋にティーバッグを入れ、紅茶の葉の全体が湿る程度に熱湯を少しかける
  2. 生姜と牛乳を加え、沸騰させない程度に温める
  3. 鍋からカップに注ぎ、はちみつを加える

生姜チューブで簡単スープ

紅茶やコーヒーは飲まないという人は、スープに生姜をプラスするのもおすすめです。いつものスープに生姜チューブの生姜をプラスするだけなので、特別な手間はかかりません。野菜たっぷりのスープにいれれば、さらに健康的ですね。ここでは、簡単にできる生姜スープレシピを紹介します。

材料(2杯分)

  • ホールトマト:1缶
  • じゃがいも:2個
  • 玉ねぎ:1個
  • オリーブオイル:小さじ2
  • 水:600ml
  • コンソメ:大さじ1
  • 生姜:大さじ2
  • 砂糖:大さじ1
  • 塩:小さじ1/2

作り方

  1. サイコロ切りしたジャガイモと玉ねぎをオリーブオイルで炒める
  2. ホールトマトを崩しながら入れる
  3. コンソメと水を加え、野菜に火が通るまで煮る
  4. 生姜、砂糖、塩を入れて2~3分煮る

生姜が苦手ならサプリでダイエット

生姜サプリメントは、生姜の成分を取り出して加工しています。生姜の味や香りがしないものがほとんどなので、生姜が苦手な人も安心です。サプリメントなら、場所や時間を選ばずに好きなタイミングで摂取できるため、長く継続しやすいでしょう。

生姜以外の成分も摂取できる

サプリメントの生姜は、生姜成分だけのシンプルなもののほか、生姜以外の成分が配合されているものがあります。購入前は必ず配合されている成分をチェックして内容を確認しておきましょう。

酵素入りや黒酢入りなど種類は様々です。好みに合ったものを見つけてください。

健康的に痩せたいなら生姜ダイエットがおすすめ

体重だけを短期間で落としても、すぐにリバウンドする可能性があります。また、肌や髪のツヤが失われるかもしれません。

健康的に痩せたい人は、生姜ダイエットにチャレンジしてみましょう。

POINT

痩せるだけはなく血行促進、脂肪燃焼などの効果も得られます。

適度な運動と適切な食生活も合わせて、生姜ダイエットを楽しく続けてみてください。

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