公開日:2017/05/26 

乾燥肌がよろこぶ!保湿効果の高いボディーソープ

「肌が粉ふいている」「身体がなんだかかゆい」と感じたことありませんか?それは、肌が乾燥しているサインかも。今回は肌の乾燥に関わっているボディーソープにスポットをあて、乾燥肌の人がボディーソープを選ぶときのポイントや使い方をご紹介します。

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ボディーソープには何が入っているの?

身体の皮膚についたよごれを落とす洗浄成分

毎日何気に使っているボディーソープ。いったいどのようなものがはいっているのでしょうか。ボディーソープの役割は、肌についたよごれを落とすことです。そのためにボディーソープには、洗浄成分「界面活性剤」が入っています。この「界面活性剤」には種類があり、肌にかける負担に違いがあるので、乾燥肌の人はそのことを知ってボディーソープを選ぶことが大切なのです。

「界面活性剤」は、油にも水にもなじみます。例えばクレンジングクリームを思い出してください。クレンジングクリームにも「界面活性剤」が含まれていて、顔につけたメークとなじみよごれを落としてくれます。それと同じでボディーソープ入った「界面活性剤」は、よごれといっしょに肌の大切なうるおいまで取ってしまうのです。

乾燥肌の人におすすめの「界面活性剤」

「界面活性剤」は、肌に残る限りよごれやうるおいを取り除こうとする働きが持続するだけで、害を与えるものではありません。乾燥肌の人は、「界面活性剤」の働きが弱いものを選べばうるおいを減らさず乾燥を防ぐことができるのです。おすすめの「界面活性剤」は2種類。

アミノ酸系

天然成分からできています。洗浄力はやや弱いですが、肌への負担が少なくやさしく洗浄してくれます。

グルコシド系

糖分を原料としてつくられます。肌の表面についたよごれや化粧などを落とす力はありながらも、肌の内部のうるおい成分は落とさないのです。

この2つのうちのどちらかを選びましょう。よく見かけるのは、アミノ酸系のボディーソープで価格も良心的なものからそろっています。

アミノ酸系とグルコシド系のボディーソープ

グルコシド系のボディーソープはあまり見かけませんが、アミノ酸系のボディーソープは、種類が多く販売されています。近くのドラッグストアや通信販売で比較的に手に入れやすいです。その中で、おすすめは2種類。

カウブランド無添加

牛乳石鹸から発売されている、アミノ酸系ボディーソープです。「ココイルグルタミン酸K」という植物性アミノ酸系洗浄成分が含まれています。550ml入り、価格は500円前後です。

アミノボディソープ

味の素の化粧品ライン「JINO」から発売されているアミノ酸系ボディーソープです。4種類のアミノ酸系洗浄成分が入っています。600ml入り、価格は2,700円(税込)。公式ホームページの通販サイトから購入ができます。

選ぶなら保湿成分が配合されたボディーソープ

ボディーソープの保湿成分配合の必要性

肌への刺激が少ない洗浄成分が入っているボディーソープで洗っても流れ出すうるおい。減ってしまったうるおいは補わなければいけないですね。

うるおいを補うこと「保湿ケア」をしてあげれば肌はよろこびます。まず「保湿ケア」のことを知るために、うるおいのことを簡単に説明します。肌は皮膚膜と角膜層でおおわれ、うるおいを保っています。

  1. 皮脂(2~3%)
  2. 天然保湿因子(17~18%)
  3. 角質細胞間脂質=セラミド(約80%)

肌のうるおいは、この3つの物質で構成されていて、身体の洗浄で流れ出すのは、皮脂と角質細胞間脂質。この3つが減ってしまい乾燥が起きるのです。

保湿効果がある天然成分でうるおいをプラス

保湿成分というと、植物性や天然成分をよく聞きますね。なんとなく知っている人も多いのではないのでしょうか。代表的なものをまとめてみました。

セラミド

セラミドは、すでに私たちの肌にある成分ですね。水分を保ち、外からの刺激を防御する働きを持っています。

アルギニン

アルギニンは、植物からつくることができます。私たちが普段口にする味噌や納豆にも含まれている成分です。身体にやさしくうるおいを与えてくれます。

天然オイル

オリーブ油やココナツ油など植物からとったオイルです。保湿に力を発揮します。

乾燥肌の人は、このような成分が配合されているか確認してボディーソープを選びましょう。

保湿効果が期待できるボディーソープ

日本ブランドが発売している保湿成分配合のボディーソープを紹介します。

ミノン

製薬会社の第一三共ヘルスケアがつくるボディーソープは、国産の米からとった酒粕エキスと米ぬかエキスを配合。洗浄成分もアミノ酸系で無添加です。480ml入り、価格は700円前後です。

ケアセラ

ロートから発売されています。保湿成分として7種類のセラミドと天然植物エキスを配合。「洗う乾燥肌対策」がコンセプトです。450ml入り、価格は700円前後です。

LEAF&BOTANICSボディソープラベンダー

自然派のスキンケア商品をつくる松山油脂のボディーソープ。アミノ酸系の石けんをベースに、保湿成分にはアロエベラ葉エキスが使われています。300mL入り、810円(税込)です。

乾燥肌をいたわる洗い方を知っておこう

身体を洗うのは湯船につかる前

お風呂に入ったときに、身体はいつ洗いますか?「えっ、関係あるの?」と思う人も多いかもしれません。実はこれも乾燥から肌を守るために抑えておきたいポイントなのです。

いつが良いかというと、湯船につかる前です。その理由は、湯船に浸かれば肌がふやけ、うるおいが失われやすい状態になってしまいます。シャワーを浴びるだけでも流れ出すうるおい。これらのことを踏まえて、できるだけ身体を洗うのは、湯船につかる前に行いましょう。

また、肌のうるおいを極力失わないために、お湯の温度や浸かっている時間も注意が必要です。お湯の温度は、38~39℃程度。浸かる時間は、20分を目安に心がけてください。

身体洗いは、ふわふわした泡で

ボディーソープは、しっかり泡を立て使います。なぜなら泡が肌のよごれを吸着してとってくれるからです。今、ボディーソープを簡単に泡立てることができる泡立てネットなどグッズが市販されているので、そういったものを使用すると良いですね。

またもっと簡単な方法があり、身近にあるビニール袋で泡立てることができます。その手順を紹介します。

  1. ビニール袋(A4サイズ以上)の中にワンプッシュボディーソープ入れる
  2. お湯またはお水を50ml位入れる
  3. ビニール袋の口をしっかり持ってシェイクする

これだけで、ふわふわの泡ができます。良く泡立った目安は、泡を手のひらにとって逆さにしても落ちない状態。ビニールは毎日捨てれば細菌が繁殖する心配もなく、衛生的にもおすすめです。

身体は手でやさしく洗う

身体洗うときには、スポンジやタオルなどを使っていますか?スポンジ等を使って身体を洗うと摩擦で角質細胞を剥がしてしまう可能性があります。そこで乾燥肌の人へのおすすめは「素手」です。ふわふわの泡をたっぷりとって、なでるように洗います。泡が手と肌の間のクッションの役割を果たし、摩擦を軽減してくれます。

またボディーソープをつけて毎日洗うのは、よごれやすい部分だけにして、その他のところは洗い流すだけにするのも乾燥を防ぐ1つの方法です。毎日洗った方が良い部分は、ワキの下やデリケートゾーン、足の裏などで、他の部分は洗いすぎに気をつけます。肌本来が持つバリア機能を保つ洗い方を心がけましょう。

乾燥肌の人がボディーソープと向き合う鍵は3つ

  • ボディーソープの成分は主に界面活性剤
  • 肌の乾燥を防ぐため湯船に浸かる前に身体を洗う
  • しっかり泡立てて優しく洗うと肌を傷めない
  • 乾燥がひどい時は素手流すだけ、汚れやすい部分のみボディーソープを使う

乾燥肌の人は、洗浄成分と保湿成分の配合に目を向け、正しく使うこと。それぞれの成分をおさえておくことが大切だということがわかりました。

その他に無添加やオーガニックなど気になる言葉がボディーソープに書いてあることもありますが、まずは紹介したポイントを心に留めておくこと。きっと乾燥から肌を守ってくれます。
また、シャワーやお風呂の後は水分がどんどん蒸発してしまうので、できるだけ早めにスキンケアをしてあげてください。使用する化粧水は、肌悩みに応じて選ぶのが◯。もしくすみやシミでお悩みの方は、美白対策が可能な化粧水がおすすめです。>> 化粧水で美白対策!人気の美白化粧水ランキング

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