公開日:2018/02/15 

女性ホルモンのリズムに合わせてダイエット!女性ホルモンとサプリをフル活用して筋肉をつけた美ボディを手に入れよう!

女性のダイエットに、女性ホルモンが大きく影響するのをご存じでしょうか?実は、女性ホルモンには、体脂肪を減らす効果もあるのです。

このため、女性ホルモンのリズムによって体型が左右される人は少なくありません。ここでは、女性ホルモンの働きを活用したダイエットやサプリなどについて紹介します。

女性ホルモンに合わせてダイエットすると簡単に痩せられる

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。エストロゲンは卵巣から分泌される卵胞ホルモン、プロゲステロンは黄体ホルモンです。2種類のホルモンがバランスよく保たれていることによって、健康的で女性らしい心身をキープできます。

プロゲステロンは子宮内膜や子宮筋の働きを調整し、乳腺の発達を促しており、妊娠すると分泌が活発になります。血糖値を正常にして体脂肪を減少させる作用もある一方で、イライラや精神的な不安定を招くこともあります。エストロゲンは卵巣や子宮の発達を促し、女性らしい体つきを作るホルモンです。

女性の心身に大きく影響をもたらす女性ホルモンは、ダイエットにも深く関係しています。2種類の女性ホルモンは、それぞれに分泌量を高める時期と減少する時期があります。

エストロゲンが多く分泌される期間は心身ともに調子がよくなり、女性らしさにも磨きがかかるのが特徴です。プロゲステロンの分泌が多い期間は心身が不調になりやすく、ダイエットには向きません。

生理が始まった日から約1週間は、エストロゲンとプロゲステロンが一定化しています。生理が終わって排卵前までの期間は卵胞期といい、エストロゲンの分泌量が増える時期です。排卵日前後の3~5日間は、プロゲステロンの分泌量が増加します。排卵後から次の生理までは、エストロゲンの分泌量が減る黄体期です。

女性ホルモンのこうしたサイクルを利用すると、スムーズにダイエットに成功しやすくなります。また、女性ホルモンのリズムを整えることによって、ダイエットに女性ホルモンの働きを利用しやすい面もあります。

女性ホルモンのリズムで筋肉がつきやすい時期にダイエットすると効果的

女性ホルモンの特徴を理解すると、そのリズムを利用してのダイエットに効果が出やすくなります。筋肉がつきやすい時期をとらえて運動すれば、太りにくい体を作れるでしょう。

運動量を増やしたい卵胞期

卵胞期は痩せやすい時期ですから、いつもより運動量を増やすと効果的です。筋力トレーニングとまではいかなくても、1駅分多めに歩くようにしたりすると、有酸素運動が体脂肪を燃焼してくれます。合計30分程度のウォーキングを1日何回かに分けておこなうだけでも、脂肪燃焼効果は高まるのです。

排卵日直前の筋トレで代謝アップ

排卵日付近には、筋トレの効果が出やすくなります。というのも、女性に男性ホルモンの分泌量がピークになるのが排卵日だからです。

通常は女性が筋トレをしても男性ほどの筋肉はつきませんが、男性ホルモンの分泌量が向上すれば普段よりは効率よく筋肉をつけられます。筋力は、基礎代謝を高めるためにも必要です。

反対に、月経前1週間のプロゲステロンが多く分泌される時期には、筋トレをおこなっても効果が出にくくなります。月経のリズムを整えることは健康にも女性らしさにも関係が深いため、基礎体温を測ってつかんでおくようにしましょう。

脂肪燃焼しやすい卵胞期

エストロゲンは、しっかり分泌されていれば脂質の代謝をよくし、太りにくい体にしてくれます。卵胞期に痩せやすいのは、エストロゲンの分泌量が増えるためです。更年期になるとエストロゲンが急激に減少し、脂肪がつきやすくなることからも納得のメカニズムです。

エストロゲンの分泌量が増えている時期には、女性の体の仕組みとして胎内に赤ちゃんを迎えるために内蔵周りの脂肪を減らそうとするのです。このため脂肪の燃焼や排出がアップし、痩せやすくなります。

これをダイエットに利用するのであれば、スイーツを控えて栄養バランスのとれた食事をし、運動量を増やすのがおすすめです。

女性ホルモンを整えるサプリも効力UPにつながる

女性ホルモンの働きや分泌量は、加齢や体調などにも左右されます。リズムを整えるためには、サプリメントを利用する方法もおすすめです。

プラセンタ

プラセンタに期待できる働きといえば、細胞の活性化です。卵巣機能を活性化させれば、女性ホルモンの分泌が促されてホルモンバランスが調整されるでしょう。

自律神経のコントロールにも役立つため、PMSのイライラを穏やかにする効果にも期待できます。また、女性ホルモンの分泌により、美肌効果を得られるのもメリットです。

マカ

マカサプリには、エストロゲンの分泌量を促進する効果があるといわれています。更年期の各種症状を緩和するにも役立ち、エイジングケアにも期待できます。

イソフラボン

女性ホルモンのエストロゲンに分子構造が似ているとされるイソフラボンは、エストロゲンと同じような働きに期待できます。女性ホルモンの働きが低下したときに起こりやすい不調を改善したいときには、おすすめです。

イソフラボンとひと口にいっても、大豆イソフラボンやレッドクローバーなど様々な種類の原料由来のサプリがあります。

ブラックコホシュ

イソフラボンに似て、エストロゲンに似た働きをしてくれるのがブラックコホシュです。ヨーロッパでは医薬品に配合されることもあるハーブの一種で、PMSや更年期障害、生理不順などの緩和に役立つといわれています。

女性ホルモンを整えてナチュラルダイエット

女性の心身の状態は、大きく女性ホルモンに左右されています。つまり、女性ホルモンのバランスを整えれば、女性はより健康で美しくいられるわけです。

ダイエットしながら美肌にもなれるのは魅力的です。いつもダイエットが成功しなかったという方は、女性ホルモンの働きを利用したダイエットにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

女性ホルモンのバランスを整えるには、生活習慣や食習慣の改善からサプリの利用まで様々な方法があるのも魅力です。

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