公開日:2017/10/30 

髪の毛のキューティクルを取り戻すたった5つの手順

「髪は女の命」なんて言いますが、自分の髪の毛が気になるように、他人の髪の毛も気になってしまうのが女性だと思います。美しい髪の毛に必須なのがキューティクルですが、キューティクルは一度傷んでしまうとなかなか修復するのが難しいもの。
そんなキューティクルをとりもどすには、どんなことがおすすめなのでしょうか?

キューティクルを取り戻す秘訣

手順1:髪を洗う前にはブラッシングをする

ブラッシングは、髪の毛のホコリやフケを落とす役割があります。そこでシャンプー前にはブラッシングをする習慣をつけましょう。
髪は濡れてしまうと、ほつれやすくなります。なので、濡らす前のブラッシングが大事。洗浄効果もアップし、抜け毛を防ぐこともできます。また、髪を洗う前にブラッシングをすると髪と地肌の大半のよごれを落とすこともできるのです。

そして、髪を洗います。この時、お湯の温度は、38度~40度ぐらいが適温です。そんなに熱くないですね。指の先端でもみほぐすように濡らします。このとき、しっかり指を髪の間に通して、地肌まで洗うことがポイントです。しかし爪を立ててはいけません。地肌を傷つけてしまう可能性があります。しっかりと髪全体にお湯を含ませることができたら、次にシャンプーです。

手のひらでシャンプー剤を軽く泡立て、地肌をマッサージするようにやさしく洗いましょう。やさしく洗うことで髪の毛が痛むのを防ぎます。泡をしっかりと立て、耳の後ろから襟足など、洗い残しのないように、地肌全体を洗ってください。もちろん、すすぎも地肌をマッサージするように、髪にお湯を含ませるように洗い流します。

シャンプー後は、手のひらにトリートメント剤を広げ、内側からたたたくようにしてトリートメント剤をつけましょう。地肌につけると、毛穴を塞いてしまうので気をつけましょう。ここでホットタオルを巻いて、数分間、蒸しましょう。温かい状態の方が、トリートメント成分が髪に浸透しやすいのです。

手順2:ドライヤーを上手に使う

髪の毛が濡れている時はキューティクルが開いている状態です。なので、濡れたままの髪の毛をそのままにしておくのは髪の毛にとっても負担が大きいのでおすすめしません。

まずは、タオルドライがおすすめ。髪をたたくようにして水気を拭き、地肌を中心にタオルドライをすると髪を傷めず、水分をしっかり取ることができます。
そのあとは、しっかりドライヤーを使って乾かします。この時大事なのは、髪を乾かすのではなく、頭皮を乾かすことを意識すること。頭皮からは皮脂が分泌していますので、濡れた状態にしておくと、蒸れて地肌にはよくありません。なので、頭皮に風を送るようにして、乾かしてください。

また、ブローの仕方でキューティクルの向きが整うかがきますのでとても大切です。ブローは頭の上から下に向けて風を当てるように乾かします。一定の方向へ流し、揃えることで、光の反射が同じ角度になり、ツヤが髪の毛に与えられるのです。

手順3:頭皮のマッサージ

シャンプーは髪を洗うと思いがちですが、頭皮をしっかりとマッサージするように洗うのがポイントなのです。毛根に皮脂がつまってしまっていると、きれいに髪が伸びないだけではなく、髪が抜けてしまったり、毛髪の発育不足の原因にもなります。そのためにも頭皮は清潔にしておきましょう。

また、シャンプーも洗浄力が強いシャンプーでは、必要な成分まで流れてしまうことがあります。せっかくシャンプーをしても更に傷んでしまう可能性も。そこで、洗浄力が優しい、ヘアケア効果のあるシャンプーで洗うようにしましょう。髪や頭皮に悩みを抱えている人は、シャンプーを変えてみるという選択肢があることを知っておくといいですね。
(頭皮に優しいアミノ酸シャンプーの詳細はコチラ:アミノ酸シャンプー人気ランキング!効果と口コミ比較研究所)

手順4:「タンパク質」をしっかり補う

タンパク質というと、食べ物を思い浮かべますが、この場合は、シャンプーやトリートメント、スタイリング剤などの成分としてのことです。成分が豊富な商品を選んでみましょう。加水分解コラーゲン、加水分解シルク、ヒアルロン酸、アミノ酸などと表示された商品がおすすめです。

特にアミノ酸は髪にとって重要な成分のためアミノ酸シャンプーを選んで使用するとよいでしょう。

そして、お肌と頭皮は構造が同じなので、美肌に良いと言われる食べ物は頭皮にも断然良いです。野菜、ゴマ・オリーブオイル、大豆製品、お肉・お魚などたんぱく質をバランスよくとることも心がけましょう。

手順5:頭皮と髪の乾燥を防ぎましょう

頭皮の乾燥とキューティクルには、深い関係があります。頭皮が乾燥していると、潤いが髪にまで行き渡らなくなります。トリートメントをするときに、キューティクルが「温めると開き、冷やすと閉じる」という性質をうまく利用するとよいでしょう。
かなり髪の毛が濡れた状態でトリートメント材をつけると浸透率がよくありません。髪の水気を軽く拭き取ってからトリートメントを使用し5分~10分おくといいです。蒸しタオルなどを使うと浸透率がさらにアップします。

また、洗い流すときに熱めのお湯をかけると浸透された成分がなくなってしまうので、ぬるめのお湯で洗い流して、最後は冷水をあてると引き締め効果もあるので、おすすめです。

美髪美人への近道のカギはキューティクルの復活!

髪の細胞が生まれ変わるのは、夜間(寝ている時)と言われています。夜、しっかりと頭皮を清潔にし、ドライヤーで乾かした状態で就寝することは、つやつやの髪へと近づく近道でもあります。

一度失ってしまったキューティクルは取り戻すことはできないけど、これから生えてくる髪の毛にはキューティクルがちゃんとあります。日頃から正しいケアをして、少しだけ髪に気を配ることで、新しい髪のキューティクルを守ることはできるのです。 毛先まで潤った美髪美人を目指してみませんか?

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