公開日:2017/06/15 

カラーリングの持ちをよくするために意識すべきことって?

せっかく美容室に行ってカラーリングしたのに「色落ちが早い」と思ったことがありませんか?正しいアフターケアをすれば持ちをよくすることができるかもしれません。今回は持ちを悪くする原因と意識すべきことをど紹介します。

シャンプーが左右するカラーリングの持ち

カラーリングした日はシャンプーする?

カラーリングをした日のシャンプーはどうしていますか?もし当日にシャンプーをしているなら、カラーリングの色落ちを早める原因になってしまっているかもしれません。カラーリングが髪になじむまでの時間は、最低24時間はかかります。

<カラーリングの仕組み>

  • 髪を薬剤で膨らませる
  • 色の粒子がその中に入り着色する

カラーリングをした日は、髪がまだ膨らんだ状態なので、シャンプーをしてしまうとせっかく髪の中に入った色の粒子が出てしまいます。そのため、カラーリングをした日のシャンプーは、NGなのです。毎日寝る前にはお風呂に入ってシャンプーをするのが習慣になっているという人も、少なくとも24時間はシャンプーを我慢するようにしましょう。ちょっとした意識でカラーリングの持ちの良さがグンと変わります。

持ちを良くするカラーリング専用シャンプー

毎日何気にしているシャンプー、これにも注意することがいっぱいあります。

シャンプーは、どんな種類のものを使っていますか?「泡がいっぱいたち、洗浄力が強いシャンプーで髪を洗うのが好き」という人は要注意です。その理由は、洗浄力が強いと髪の表面にあるキューティクルを傷つけはがしてしまい、髪の中に入った色の粒子を流れだしてしまうからです。

それを防ぐのがカラーリング専用のシャンプーです。多くの美容室で取り扱われています。コストパフォーマンスを重視したい人は、近くのドラッグストアなどで、アミノ酸シャンプーを探してみてください。頭皮や髪にやさしい刺激の少ないシャンプーなので、カラーリングの持ちをよくすることができます。

持ちが良いシャンプー後のトリートメント

カラーリングが定着する1週間も洗髪の仕方に注意が必要です。よく泡を立てて、泡でふんわりと包み込む感じで洗いましょう。キューティクルを傷めない洗い方をすると色の粒子が流れ出にくくなるので、カラーリングの持ちがよくなります。

もう1つカラーリングの持ちをよくするためのアフターケアとして、トリートメントをおすすめします。カラーリングが定着する1週間が効果的なので、ぜひ取り入れてみてください。キューティクルを整えてカラーリングの持ちをよりアップさせましょう。またトリートメントは、ドライヤー後の洗い流さないタイプが退色を防ぐと評判です。トリートメントをこれから買おうと思っている人は、選んでみてはいかがでしょうか。

カラーリングした髪への紫外線の影響は大

紫外線が髪に与えるマイナスポイント

紫外線が肌だけでなく、髪にも影響していることをご存知でしょうか。紫外線の種類は3種類あり、私たちに関係するのはそのうちの2種類。そして髪の毛に影響するのがその中の「UVB」という種類の紫外線です。これが髪を日焼けさせ、ダメージを与えています。

日焼けした髪の症状は、パサつきます。その理由は、髪の水分やタンパク質を保っているキューティクルがはがれ、その隙間から髪内部の水分やたんぱく質が出てしまうからです。大切な栄養分を失った髪は、ツヤがなくなり切れ毛や枝毛になってしまいます。

また、頭皮が日焼けすると頭皮の毛母細胞の働きが悪くなり、抜け毛を多くしてしまう原因にもなります。

紫外線はカラーリングした髪の大敵

紫外線は、髪の色の元である「メラニン色素」を分解します。カラーリングは、メラニン色素を分解して(脱色)染めているので、髪内部のメラニン色素が少ない状態です。日焼けするともっとメラニン色素を分解し減らしてしまうので、より髪色があせてしまいます。

また紫外線はキューティクルをはがしてしまうので、その隙間からカラーリングしたときに髪内部に入れた色の粒子が出やすくなってしまいます。このような理由から日焼けもカラーリングの持ちを悪くする原因の1つとなっているのです。メラニン色素とカラーリングの色の粒子を減らしてしまうダブルパンチを持つ紫外線は、カラーリングした髪の大敵です。

紫外線から守るための注意すべきこと

カラーリングの持ちをよくするためには、紫外線から髪を守ることが大切です。特に日差しが強い時には注意が必要です。

<おすすめの紫外線対策>

  • 帽子をかぶる
  • 日傘をさす
  • 髪用日焼け止めを使う

注目したいのが、髪用日焼け止めです。髪にもつけることができるスプレー式の日焼け止めがヘアケア商品を扱うメーカーから発売されています。

アウトドア派の人は、汗や水に強い日焼け止めを使いましょう。おすすめは資生堂の「アネッサ パーフェクトUVスプレー」。SPF50+で髪を守ってくれます。また髪専用の日焼け止め、トリートメント効果もある資生堂プロフェッショナルの「デープロテクター UVスプレー」もおすすめです。紫外線をガードして、さらに髪をつややかにしてくれます。

【基本情報】 商品情報:資生堂/アネッサ パーフェクトUVスプレー
参考価格:記載なし
引用元:http://anessa.shiseido.co.jp/products/suncare/perfect_uv_spray_ab/

【基本情報】
商品情報:資生堂プロフェッショナル/デープロテクター UVスプレー
参考価格:記載なし
引用元:https://www.pro.shiseido.co.jp/haircare/

日頃の注意と工夫でカラーリングの持ちがアップ

髪は冷風を使いしっかり乾かした方がいい!

シャンプーした後の髪をしっかり乾かすとこともカラーリングを長持ちさせる秘訣です。

<髪の毛を乾かす時の注意点>

  • タオルドライをしっかりとする(タオルで挟んでやさしくポンポンとたたくように)
  • クリームタイプのトリートメントをつける(洗い流さなくても良いものを選ぶ)
  • 根元からドライヤーで乾かしていく
  • ドライやーの温度は低温
  • 髪から10cm以上離して使用し、8割位まで乾かします
  • 最後に冷風モードで仕上げる

仕上げを冷風モードでするのは、キューティクルの表面を閉じるためです。キューティクルが整えばカラーリングの持ちがよくなります。自然乾燥は避け、ぜひ実践しましょう。

ヘアアイロンの使い方もひと工夫

髪をカールさせたり、ストレートにしたりとヘアアイロンは、セットには欠かせないものですよね。しかし使い方を間違えればカラーリングの持ちを悪くする原因にもなります。

<ヘアアイロンを使う時の注意点>

  • 髪を保護するためにトリートメントをつける
  • 温度は160度が目安
  • 最後にドライヤーで冷風をあてる

髪は、キューティクルがはげてしまう乾燥や摩擦を嫌います。ヘアアイロンを使うと乾燥や摩擦で髪を傷めてしまいますが、ちょっとしたひと手間加えることで、髪がつややかで、カラーリングの持ちをよくすることができます。またヘアアイロンは、カラーリングをしてから1週間は控えるようにしましょう。カラーリングの持ちをよくするためには、カラーリングが定着してから使うようにしてくださいね。

持ちがよくなる「カラーヘアマスク」

カラーリングの持ちをよくするためのヘアケアとして注目をされているのが「カラーヘアマスク」。普通のトリートメントと同じように定期的な使用で髪に少しずつ色を加えながらダメージケアをしていきます。

おすすめのカラーヘアマスクは、エブリの「カラートリートメント」です。色が7色あり、単色でなく混ぜて使うこともでき、自分の髪色に近い色をつくり使うことができる優れものです。シャンプー後タオルドライをしてつけます。5分放置した後は、洗い流すだけです。1週間に1度の使用でも効果があります。手についた色も石けんを使えば洗い流せるので安心です。

【基本情報】
商品名:エブリ カラートリートメント
参考価格:3,024円

ひと手間かけてカラーリングの持ちをキープ

ちょっと意識するだけでカラーリングは長持ちさせることができますよ。

  • シャンプーはカラーリング専用のものかアミノ酸系のものを使用する
  • 紫外線から髪を守る
  • トリートメントを活用し乾燥させない

大きくこの3つを意識してカラーリング後のアフターケアをすれば、カラーリングを長持ちさせることができますね。ぜひ毎日のお手入れに取り入れてくださいね。

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