公開日:2017/06/15 

クボメイクの次のトレンドはナベメイク?特徴とやり方を解説

血色を演出するおフェロメイクは、イガリメイクやクボメイクと並んで「ナベメイク」がトレンドになるといわれています。このナベメイク、一体どのようなメイク方法なのでしょうか?ナベメイクの方法や特徴、使うアイテムをご紹介します。

クボメイクってどんなメイク?

クボメイクの考案者は?メイクの特徴は?

クボメイクは、当時は北青山のヘアサロンAnZieのスタイリストだった久保雄司(クボユウジ)の考案したメイク。久保氏は2017年には独立し、4月に表参道にヘアサロンSIX(シックス)をオープンしています。トップスタイリストとして第一線で活躍し続けるスタイリストです。

クボメイクはお風呂上がりの火照った感じなどから考案されたのだとか。くっきりハッキリとしたいかにも「メイクしてます!」という印象ではなく、肌にじんわりと色がなじみ、ふんわりとした丸みがあって、触れたら柔らかくて気持ちよさそうと思わせるのがクボメイクの特徴です。

クボメイクのやり方の特徴

クボメイクの特徴は、透明感と潤いのあるベースと、黒を使わないこと。そのため、アイライナーやマスカラはブラウンを選ぶのがポイントです。

生っぽい自然さを出すため、化粧下地やファンデーションは顔の中心から外側へ、下から上へと伸ばし、輪郭に向けてなじむように伸ばします。アイホールよりオーバー気味に乗せたアイシャドウのふちを、指で抑えてじんわり感を出したり、マスカラを上まつ毛だけに塗って抜け感を出すなど、細かな技が光るのも特徴です。

クボメイクでは、うるおいのある健康な肌も重要。そのため、スチーマーを使ったりしながらしっかりと保湿するのもクボメイクのポイントのひとつとされています。

クボメイクへのSNS上での反応

インスタグラムを覗いてみると、#クボメイクのハッシュタグで16,000件以上の投稿が。この投稿数だけでも人気ぶりがうかがえますが、そのコメントの内容も称賛の嵐。メイクをしていてワクワクする、楽しくなるなど、テンションMAXな投稿が多く見られます。

中には#クボメイク練習中や、#クボメイク勉強中のハッシュタグもあって、マネしている女子が多数いる様子が伝わってきます。トレンドのメイクは20代くらいの子が中心という印象をお持ちの方もいるかもしれませんが、クボメイクの投稿の中には40代くらいと見受けられる方のものもありました。年代を問わず、楽しめるメイク方法がクボメイクなのですね。

ナベメイクってどんなメイク?

ナベメイクの考案者は?メイクの特徴は?

ナベメイクは、クボメイクの生みの親である久保氏と同じ「美容室Anzie」のスタイリスト・渡辺一正が生み出したメイクです。そのコンセプトは「光でみせるメイク」。特別なことをしていないように見えてもメイクで光を操っているので、女性らしい艶っぽさを演出できる。それがナベメイクの真骨頂なのです。

光を演出するとはいえ、やりすぎはNG。あくまで、何もしていないようで女っぽくオシャレなのがナベメイクです。化粧下地はさりげなくラメの入ったものを使用し、ハイライトにもこだわるのがポイントとなります。そのほか、チークに薄いラベンダーやピンクを使ったり、リップグロスを使ったりして甘さを引き出しています。

渡辺一正(ワタナベカズマサ)はどんな人?

ナベメイクの生みの親である渡辺一正は、前述したように久保雄司と同じ美容室のスタイリストです。実は渡辺氏は、2015年くらいにトレンドになった「ヴェールバング」というカット方法を考案した方でもあるんです。花嫁のヴェールのようにフェイスラインを包んでかわいく見せるヴェールバングといい、艶とやさしい色合いで女っぽさをアップさせるナベメイクといい、トレンドのおフェロスタイルを作り出すのに一役買ってくださっている方です。

ちなみに、渡辺氏のSNSの投稿を見ていると、使っているアイテムや使い方といったフォロワーの質問に丁寧に答えてくれています。読むだけでもメイクの勉強になりますし、フォロワーを大切にしてくれている印象を受けます。

ナベメイクへのSNS上での反応

SNSに投稿されているナベメイクへのコメントを見てみると、最高にかわいいと絶賛の声が多数。口紅やチークなど、メイクアイテムのメーカーや品番などを質問しているコメントも多く、自分のメイクにも取り入れたいと考えている方がたくさんいらっしゃるのが見て取れます。また、実際にナベメイク推薦の投稿もあり、人気が高まってきているのが感じられます。

フォロワーからの質問に対して、渡辺氏も丁寧に品番を教えてくれたり、時にはチークやリップなどのメイクアイテムの使い方を動画で見せてくれたりしています。動画だとアイシャドウのどの色をどこに、どのように乗せるといった細かなポイントがわかりやすいので、メイク初心者でもマネしやすいですね。

ナベメイクの仕方とポイントは?

ナベメイクのベースの作り方

ナベメイクのポイントは、光をコントロールすること。そのためのポイントは「ベースメイク」と「ハイライト」にあります。

ベースメイクでは、少しラメの入った化粧下地を使います。ファンデーションはリキッドファンデを使い、透明感のあるみずみずしい仕上がりにします。ポイントは、リキッドファンデを薄づきにすること。角パフなどを使い、小鼻やほうれい線付近、目の周辺はしっかり抑えるようにします。

ナベメイクはパウダーなしでもよいのですが、メイクの持ちをよくするには、少しだけパウダーを叩いたほうがよいのだとか。ファンデーションもパウダーも、しっかりつけすぎず薄づきにするのがポイントのようです。なお、肌の状態によっては、コンシーラーでカバーしたほうがキレイに仕上がります。

ナベメイクのハイライトとポイントメイクの仕方

ハイライトは光をコントロールするのに一番大事なポイントです。目元のハイライトは目頭の上の部分にポイントで置き、さらにまぶたの上から目尻横、目の下と目尻を囲むようになじませましょう。また、小鼻にもハイライトをしっかりめに入れるのがポイントです。なお、メイクの本などを見ると、ハイライトを鼻筋に乗せると書かれていることが多いですが、ナベメイクでは鼻筋にはハイライトをあまり乗せないそうです。ハイライトを操って、トレンド顔を手に入れましょう。

アイシャドウやチークは、ラベンダー系が多く使われているようです。目頭とチークの間を、同系色で薄くなじませながらつなぐのもポイント。手の甲でなじませてからチークを乗せると失敗しないのだそうですよ。

ナベメイクでオススメのアイテムは?

ナベメイクでは、さまざまなメイクアイテムが紹介されています。中でもハイライトで使用するRMK グロースティックは、渡辺氏いわく「マスト」なアイテムなのだとか。

また、化粧下地には軽いテクスチャーとほんのりとしたラメで肌の透明感を出すのにオススメのRMKのメイクアップベース、ファンデーションにはTHREEやADDICTIONのリキッドファンデーションを使用しているそうです。

そのほか、リップメイクで紹介されたマジョリカマジョルカ ハニーポンプグロスNEOは、指で乗せ3回くらい伸ばして使うと、潤いときれいな血色が出て使いやすいそうです。マジョリカマジョルカはプチプラなのも嬉しいところですね。また、インテグレートのボリュームバームリップ382は、30代でも無理なく使える色としておすすめですよ。

ナベメイクで光を味方につけてトレンド顔になろう!

トレンドの兆しのあるナベメイクは、光をコントロールして艶のあるオシャレな顔を演出するメイクです。

  • 少しラメの入った化粧下地
  • 薄づきファンデ
  • 目元や小鼻のハイライト

この3点がナベメイクの基本的なポイント。30代以上でも色の選び方を少し変えれば使いこなせるメイク方法なので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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