公開日:2017/05/26 

黒目の大きさは変わる?メイクとエクササイズで黒目がちな瞳に

黒目が大きい人の目は印象的。「黒目を大きくしたい!」というその願い、実は叶えることができるってご存じですか?メイクやエクササイズなど少しの工夫で、黒目を大きくみせることができるかも。今回は、印象的な黒目に変える方法についてご紹介します。

黒目の大きさの違いは?意外な事実

黒目の大きさはみんな同じ!?

「黒目が大きいからうらやましい」なんて、思わず言ってしまうことはありませんか?黒目が大きい人がいるように感じるのですが、本当は黒目の大きさはみんなほとんど変わらないんです。日本人の黒目の大きさは、ほぼ11mm~12mmだという調査結果があります。しかも、この数値は年齢によっても変わらず、子どもからお年寄りまで同じだということも驚きです。

子どもは黒目がちな印象がありますが、その理由は生まれたときから目が大人と同じ大きさだからなんです。輪郭や口、鼻など他の顔のパーツが小さいとき、目が顔の割合の大きな部分を占めるので、目の印象が強くなります。

黒目の大きさが違って見える原因は?

黒目の大きさが違うように感じるのはなぜでしょうか?それは、まぶたや顔の輪郭など、周りにある顔のパーツが影響しています。例えば、くっきり二重なら黒目が全体的にはっきり見え、黒目が大きくみえます。また、顔の輪郭が小さければ、相対的に目が大きく見えます。黒目自体の大きさを変えることはできませんが、他のパーツに意識を向けることで、黒目の存在感をアップさせることができるようになります。

実際、目が大きい印象のある欧米人ですが、目の大きさ自体は比較的日本人よりも小さいことが分かっています。輪郭が小さいことやまぶたが二重で瞳が見えやすいこと、骨格の影で目の印象が強くなりやすいことなどから、相対的に目が大きく見えるようです。

黒目の黄金比率は1:2:1

「大きい方がかわいい」というイメージの黒目ですが、どのくらいの大きさが一番魅力的にみえるのでしょうか?コンタクトレンズ会社が行った調査では、白目と黒目の割合が1:2:1という比率が最も支持を得て、「黄金比率」と呼ばれています。同調査によると日本人の平均的な比率は1:1.5:1なので、黒目の割合を少し上げると理想的な黒目に近づけそうですね。

人によって白目の幅も異なるので、自分の黒目と白目の幅を測って計算してみると、どのくらい黒目の印象を上げればよいのか具体的に分かりやすくなります。メジャーでは測りにくいという場合は、瞳の黄金比を測るアプリなどもあるので、自分に合った方法で試してみてください。

メイクで黒目がちな瞳を手に入れる!

黒目の存在感を強調するメイクとは?

黒目の大きさには周りのパーツとの比率が関係しているとご紹介しましたが、簡単に黒目を大きくするにはメイクを工夫してみることがおすすめです。メイクなら自分の好みに調節しやすく、日によって変えることもできますよ。

黒目を強調するために、以下の2つのポイントを押さえてメイクをしてみましょう。

  • 黒目自体を大きくみせる
  • 黒目に目が行くように誘導する

「黒目自体を大きくみせる」とは、アイラインやアイシャドウの塗り方を工夫して、メイクで黒目を大きく見せることです。「黒目が目が行くように誘導する」とは、黒目に視線を集め、黒目の印象を強めるようなメイクをすることです。これから、それぞれの具体的な方法をご紹介します。

アイラインを使って黒目を拡張

黒目を大きく見せたいときは、黒目の上下にアイラインを引き、黒目の上下幅を広く見せましょう。上のアイラインを目頭から目尻まで引いたら、黒目の上の部分だけ重ねて塗り、幅を広くします。こうすることで、目を開いたときに黒目が拡張されたかのように大きく見えます。さらに粘膜部分にインラインを引けば、黒目とアイラインがつながっているように見え、黒目の印象が強くなります。インラインが苦手な場合は、黒目の上の部分にだけ引いてもOKです。

上まぶたが終わったら、下まぶたにもラインを引いていきましょう。黒目の下の部分にだけアイライナーを引きます。目をアイライナーで囲ってしまうと目が小さくみえてしまうので、目頭と目尻は開けておきましょう。下まぶたはにじみやすいので、にじみにくいペンシルアイライナーがおすすめです。

ビューラーとマスカラで上向きまつ毛に

黒目が小さく見える原因のひとつに、まつ毛があります。まつ毛が下向きに下がっていると、黒目がまつ毛に隠れて小さく見えてしまいます。くるんと上向きまつ毛にして、黒目の存在感を引き出しましょう。

ビューラーでしっかりまつ毛をカールさせた後、カールキープ力のあるマスカラを塗ります。この時、根元にしっかりマスカラがつくように気を付けるのがポイントです。根元にマスカラがたっぷりつくと、下にある黒目を強調させることができます。

カールが落ちやすい場合は、カールキープ力のあるマスカラ下地を使ったり、ホットビューラーを使ったりして、まつ毛が落ちてこないように工夫してみましょう。

まぶたのエクササイズで黒目を見えやすく

まぶたが黒目を小さくみせる原因に?!

最初の方でもご紹介しましたが、黒目の大きさはまぶたによっても左右されます。重いまぶたで、まぶたが目にかかっていると黒目が隠れてしまい小さく見え、二重などでまぶたがすっきりしていると黒目が大きく見えます。

「まぶたを自分ですっきりさせる」と聞くと難しそうに聞こえますが、まぶたが重くなる原因は、脂肪・むくみ・たるみなど、エクササイズで解決できるものばかりです。今回は、思いついた時にできる簡単なエクササイズをご紹介します。目の周りの筋肉である「眼輪筋」を鍛えてまぶたを引き上げ、黒目の見えやすい目を目指しましょう。

ウインクで筋トレ!連続ウインク

ウインクも目の周りの筋肉を使う、立派なエクササイズです。連続でウインクを続けて、まぶたの筋肉を鍛えましょう。

  1. 左右の目で交互に軽く10~20回ウインクをする。
  2. 少しスピードを上げて、早いテンポで10~20回ウインクをする。
  3. ゆっくりペースに変えて、優しく10~20回ウインクをする。
  4. 目をしっかりギュッと閉じるよう意識して。強めに10~20回ウインクをする。
  5. 両目をギュッと閉じてから、パッと大きく開くのを3回繰り返す。

ウインクでもこれだけの数を繰り返すと、かなり目の周りの筋肉を使った感覚になるのではないでしょうか?「疲れたな」と感じたら無理はせずに、毎日少しずつ回数を増やしていってみてください。

全力でまばたき!グーパー運動

次は、血行促進にも効果のあるエクササイズをご紹介します。

  1. 目を軽く閉じます
  2. 目をギュッと強く閉じて、そのまま8秒間キープします。
  3. 目の力を抜いて、リラックスします。
  4. 眉を上げ、目を大きくパッと見開いた状態で8秒間キープします。
  5. ゆっくり軽く目を閉じます。

1~5のステップを1回5セット、朝と夜に行います。ポイントは、目を閉じた時に目の周りの筋肉を使っていることを意識することと、目をリラックスさせた時に血液が流れていくのを意識することです。血行促進と同時に筋力もアップして、すっきりした目元に近づけましょう。

メイクとエクササイズで大きな黒目に近づける

  • 黒目の上下にアイラインを入れて黒目を強調。
  • まつ毛を上向きにして黒目に存在感を。
  • 目の周りの筋肉を鍛えて見えやすい黒目に。

みんな黒目の大きさは同じですが、メイクやまぶたを変えることで大きな黒目に近づけます。今すぐ試すことができるアイメイクと、素顔から変わることのできるエクササイズを両方使って、印象的な黒目を目指してみてはいかがでしょうか?

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