公開日:2017/05/25 

おフェロメイクの大人系リップカラーの選び方とは?

「おフェロ」「おフェロメイク」という言葉を耳にしたことはありませんか?トレンドメイクの一つで、思わずドキッとしてしまう大人な印象を与えるメイクなんです。そこで今回は、おフェロメイクの特徴やリップカラーの特徴についてご紹介します!

そもそも「おフェロ」とは何のこと?

「おしゃれ」+「フェロモン」=「おフェロ」

主婦と生活社から1995年に創刊された月刊ファッション誌「ar」。2012年の誌面リニューアル以来モテるための方法を次々に提唱し、それに合わせて新しい造語を世に送り出し続けています。その「ar」が2014年、「おしゃれ」で「フェロモン」が溢れるようなファッションやメイクを紹介すると同時に作り出した造語が「おフェロ」です。

「ar」の表紙では北川景子をはじめ、石原さとみ、有村架純など若手のトップ女優たちが他では見たことのないような「おフェロ」を披露していて、そこからあふれ出るフェロモンには女性でも思わずドキリとしてしまいます。

「おフェロ」メイク&ファッションの特徴

おフェロなメイクやファッションの特徴をわかりやすく具体的に表すとすれば、お風呂上りのほてり感とほんの少しの気だるい様子。メイクのポイントはチークで上気感を出し、ぷっくりと濡れたような唇でみずみずしさを出します。ネイルもメイクと同様、みずみずしく血色を感じさせるように。

ヘアは湯上りのようなウエット感を持たせるか、ボブなら寝起きのようなふんわり感、ミディアムロングならゆるめのウェーブが似合います。 また、髪をゆるく束ねてうなじを出すのもOK。そこに、オフショルダートップスや透け感のあるレース素材などちょっとドキッとするような大人の色気を感じさせる要素のあるファッションを合わせれば、全身おフェロ女子の完成です。

なんちゃって「おフェロ」にならないために

雑誌で見るおフェロ女子はとても魅力的に見えますが、これを実践しようとするとそのさじ加減はけっこう大変です。ファッションやヘアスタイルは崩し過ぎるとセクシーさは無くなり、ただのだらしない人になってしまいます。

メイクに至ってはチークの入れ方のポイントを間違うと、「おかめ」だの「アンパンマン」だの「酔っ払い」だの散々なことをささやかれるはめに。また、最近では、「りゅうちぇる」を目指しているの?と聞かれることもあるのだとか、なんちゃって「おフェロ」で終わらず、魅力的なおフェロ女子を目指すにはある程度の努力も必要です。

おフェロメイクの特徴とメイクのポイント

おフェロメイクの元になったのは?

おフェロなメイクの元になっているのは、BEAUTRIUM所属の女性メイクアップアーティスト、イガリシノブさんの考案した「イガリメイク」です。イガリシノブさんは女性を可愛く魅力的にするメイクに長け、多くのファッション誌やメイクアップ術のセミナー、メイクに関する書籍も出版するなどで幅広く活躍しています。

イガリメイクの特徴は、透明感のある肌に、健康的な血色感のある頬、ぷるんとした唇が特徴。10代や20代だけではなく、30代でも健康的でみずみずしい仕上がりとなり、自然と若々しくみせることができます。そこに大人の魅力が加われば、本物のおフェロとなることは間違いないでしょう。

おフェロメイクはナチュラルに

おフェロメイクは潤い感のある素肌のようなベース、自毛を生かした自然な眉、控えめのマスカラなど、基本的にはナチュラルメイクです。そこに色味を添えるのが、チークとリップ。そう考えると、いかにこの2つによって出来が決まるのかがわかるでしょう。おフェロメイクは自然な血色感をいかに出せるかがポイントなので、チークもリップも「ぼかし方」が重要になります。

いろいろなメイク方法がありますが、比較的誰でも自然な仕上がりを目指せる方法として「指」を使ったメイク法があります。クリームチークやリップカラーを指で、ポンポンと色味を乗せていくようにメイクすると輪郭が出ずナチュラルな仕上がりになります。

最後に印象を決めるリップメイク

おフェロメイクはナチュラル感を出す部分が多いだけに、その日の気分や服に合わせて変化を持たせるのがなかなか大変なメイクです。その中で比較的変化を付けやすいのはリップ。基本的にリップカラーも自然な血色感が出るものを選びますが、ちょっとした色味の変化やつやの出し方で大きく印象は変わります。

例えば、ピンク系はかわいらしいく、オレンジ系は元気な印象、赤系は大人な雰囲気を演出できます。また艶を出すためにグロスを使うか、オイルリップを使うかでも変化が出ます。ただし、グロスなどのつけすぎは可愛さを通り越して周りの人を引かせてしまう場合もあるので注意しましょう。

おフェロなリップメイクに仕上げるために

リップメイクの新定番「リップティント」とは?

リップのメイクに使われるアイテムはどれを使えばいいのか分からなくなるほど種類も豊富。もちろん、従来の口紅や、色つきリップ、リップグロスなどを使っておフェロメイクを仕上げることもできますが、ここのところ良く使われるようになってきた韓国発のコスメ、リップティントを使う方法もあります。

リップティントは、従来の口紅とは違い唇の角質に浸透して着色するので色持ちが良く、飲食してもあまり色落ちしません。また、口紅に比べて薄づきな点も、自然な血色感が求められるおフェロメイクにはうってつけ。リップティントには、スティックタイプ、パックタイプ、綿棒タイプなどいろいろなものがありますが、使いやすさではスティックタイプがおすすめです。

魅力的なおフェロリップのメイク法

おフェロメイクで目指すリップは、ジュワっとみずみずしい果実のような唇。そのためにはメイク以前のリップのケアも重要になってきます。まずは唇の保湿ケアをしましょう。具体的なメイク方法は使うコスメによって異なりますが、口紅+リップグロスの場合は先に透明感のあるグロスを塗っておくのがポイント。グロスの上に、指でポンポンと口紅を乗せていきます。

口紅は唇全体に均一に塗るのではなく、先に中央部に乗せ上下左右にポンポンと広げていく感覚です。リップティントを使う場合はそれだけでぷるんとした唇になる保湿成分の入っているものを選び、コンシーラーで一度唇の色を肌色にしてから使うと色むらなく仕上がります。

大人なリップに仕上げる色の選び方

おフェロメイクは10代や20代前半のメイクのイメージがありますが、むしろリアルにフェロモン感の出る20代後半から30代の魅力を最大限に引き出してくれるメイクでもあります。ただし、何もしなくても肌がみずみずしく血色もいい10代の女の子とは異なり、ベースとなるハリのあるお肌を入念につくりあげなければなりません。

また、唇もくすみ感が出始める年代なので、リップカラーもより発色のよいものを使うなど工夫をしましょう。赤みの強いリップカラーは大人に見せてくれる効果がありますが、本当の大人が使うと老けて見えることがあるので注意が必要。おすすめは、健康的で自然なピンク系です。

おフェロメイクでいつもと違う自分に

おフェロとは

  • おしゃれで大人の色気が漂うメイクや服、ヘアスタイル
  • 唇やネイルはみずみずしく健康的に
  • リップティントの活用が便利
  • リップカラーの色は血色よくピンクがおすすめ、グロスでよりつややかに

いつも同じメイクをしている人にとって、メイクを変えるのはなかなか勇気がいること。けれど、潤った肌、血色のいい頬、そしてぷるるんとした唇を手に入れれば、それがたとえメイクによるものであっても、自然と心も元気になれるでしょう。ちょっと心が疲れた時には、おフェロメイクであなたの大人の魅力を最大限発揮してみましょう。

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