公開日:2017/06/26 

眠れない夜は、ひとこと絵日記で小さな幸せをつかもう!

「今日は頑張ったなぁ」「辛かったなぁ」そんな日はありませんか?今日1日を振り返って頑張ったと感じた夜は、小さな絵日記を書いて日頃の疲れを癒してみるのがおすすめです。

ひとこと絵日記が、毎日の暮らしを豊かにしていくお手伝いをしてくれます。

ひとこと絵日記ってなに?

暮らしを豊かにするひとことを添える

絵日記と聞いて、小学生の夏休みの宿題が思い浮かんだ方はいませんか?それもそのはず、絵日記は普通小学生が書くものという印象がありますよね。しかし、ここで紹介する「ひとこと絵日記」はそういったものとは少し異なります。では、一体どんなものなのでしょうか?順番にみていくことにしましょう。

ひとこと絵日記とは、簡単に説明すると絵日記に自分の言葉をひとこと添えたものです。 普通の絵日記と大きく異なる点は「文章が極端に少ない」ということ。絵日記を続けようと思うと、絵を描いて文章も書いて…とボリュームが多く負担になってしまいますが、文章はほとんどいらないため、気楽に続けることができるというメリットがあります。

続けるためのものではない。

日記や絵日記など、本来であれば「続けるためのもの」というイメージがありませんか? 毎日続けていた小学生の頃と比べると、毎日忙しい社会人にとっては続けるということがとてもストレスになってくるもの。そして、続けることができないと落ち込んでしまったりすることも多いのではないでしょうか?

しかし、そういったことで落ち込む心配はありません。ひとこと絵日記の目的は、続けることではなく、「自分の言葉や思いをアウトプットすること」なんです。

普段感じてしまっているストレスや悩み、嬉しかったこと、そういった様々な感情を目に見える形でアウトプットすることで、自分の感情をよりリアルに体感することができ、幸せを感じやすくなるんです。

また、悩みを書いた場合には、人に話した時のすっきり感のように心が晴れることにもなるので、一石二鳥でおすすめですよ。

ひとこと絵日記のメリットとは?

ストレス発散になる

ひとこと絵日記の最大の魅力は何といってもストレス発散になることです。普段人にはなかなか言えないような気持ちや不満、愚痴などは溜め込んでしまうことが多いですよね。しかし、溜め込みすぎると疲れてしまいませんか?

ノートに書くという行為は、自分の気持ちを人に話すことと同じような効果が得られるので、人に相談することがなかなかできない人にはとってもおすすめなんです。普段言えない気持ちは、思い切りノートに書いて、どんどん発散してしまいましょう。

自分の感情をはっきりと知ることができる

ストレス発散に伴って、自分の感情を知るという効果もひとこと絵日記にはあります。実際に試しに書いて見るとよくわかりますが、「こんなこと思っていたんだ」「こう思っていたけれど、その理由はこれか!」など、頭で考えているだけではわからなかった自分の本音がだんだんと見えてきます。

時には明るい言葉だけでなく辛辣な言葉やあまりみたくないような言葉が現れる可能性もありますが、そんな時にも悲しい気持ちにならず優しく受け止めてあげてください。過去の自分に優しくすることできっと未来の自分にも優しくなることができるので、幸せな毎日を送ることができるようになりますよ。

また、本音が見えると普段の感情のコントロールもしやすくなり、自分のことを客観的に見つめられるようにもなるので、「とにかく書いてみる」という気持ちを大切にしてぜひ試してみてくださいね。

ノートに溜まっていく気持ちを見ると自分に自信がつく

そして、続けなくても溜まっていくのがノートの嬉しいところ。見開きページを使うことなく1日片面1ページなどを決めておくだけで、あとは気分が乗った時にひとこと絵日記を書き溜めればそれだけで自分のオリジナルノートが完成します。

普段は続けることが苦手な方でも、必ず毎日という取り決めがないのでストレスフリーに楽しく継続できるのではないでしょうか?気分が乗った時に、その気分に従って素直に描くだけなので、やらなければいけないことというものではなく趣味のような気分で楽しく進めていきましょう。

きっとノートが1冊終わる頃には、自分の感情が目に見える形となって現れているはずです。自分のことを第3者の目線で見ると全く違う人に見えたり、面白いなと感じることもあったりするので、ぜひ普段とは全く違った新しい自分の一面をのぞいてみてくださいね。

ひとこと絵日記の始め方

紙とペンを用意する

ひとこと絵日記の始め方は非常にシンプルなもの。家にあるノートとペンでもすぐに始めることができます。ぜひ今お手元に紙とペンがあるという方は一緒に体験してくださいね。

また、じっくり書きたいという方には少し上質なノートがおすすめです。文房具店で吟味した趣のあるノートなら、きっと絵日記を描く行為も普段の生活とは少し離れた上質なものへと変わっていくことでしょう。ぜひそれぞれに合った方法で楽しんでくださいね。

簡単なイラストを描く

次にイラストを描いていきます。イラストを描く道具は、鉛筆・色鉛筆・ボールペン・クレヨンなどなんでも構いませんが、絵の具はあまりおすすめしません。なぜなら、準備がとても大変なためです。準備に時間がかかってしまうと、描くモチベーションも下がりやすくなってしまいます。気の赴くままに、描きたいタイミングでじっくりと描き進めていきましょう。

描く内容にも特に指定はありません。自分らしい絵でゆっくりと1つずつ描いていきます。絵が上手い、下手も関係なく、楽しいと感じたらそれはすべて成功です。抽象的な絵でも、モチーフのはっきりとした絵でも問題ありませんが、後から自分が思い出すことのできるくらいの絵の方が、後々の楽しみも増えるのでおすすめです。

ひとこと小さな文章を添える

最後に、ひとこと小さな文章を添えます。その言葉は日記としての言葉でも構いません。詩でも構いません。どんな言葉でも構わないので、その絵に合わせたいと思うひとことを付け加えてみてください。

「言霊」という言葉があるように、言葉には気持ちが宿りやすいといわれています。自分の嬉しい気持ちや悲しい気持ち、そういったちょっとした気持ちを言葉にすることで、よりリアリティのある素敵な日記が出来上がります。

「今日は疲れた」「今日は頑張った」「明日も笑顔で頑張ろう」など、読み返した際に書いてある言葉を大切に、毎日を豊かにしていきましょうね。

ひとことで小さな幸せ、つかみませんか?

ひとこと絵日記、いかがでしたでしょうか? 子どもの夏休みの宿題、と思っていた方も少し印象が変わったのではないでしょうか?

ひとこと絵日記は、小さなことかもしれませんが毎日の暮らしをほんの少し豊かに、幸せにするお手伝いをしてくれるパートナーのような存在です。 ぜひ興味を持った方は今すぐノートとペンを片手にひとこと絵日記を始めてみてくださいね。 それでは、素敵でハッピーな毎日をお過ごしください。

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Editor's Information

眠れない夜は、ひとこと絵日記で小さな幸せをつかもう!
鈴木しの(すずき しの)
95年生まれのライター。女性メディアを中心に活動中。得意なことは、人の心に寄り添った明るい文章を届けること。


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