公開日:2017/05/26 

汗なし・我慢なしで痩せ体質に変わる方法?!逆ブレスをご紹介

毎日行っている「あること」が、方法一つでダイエットにつながる、しかも効果を出し続けるものだとしたら、あなたはやってみたいですか?その「あること」とは、ズバリ呼吸です!呼吸するだけで、生きてるだけで変わる方法、レッツ痩せ体質!

逆ブレスって何なの?その意味と特徴

逆ブレスを知るには、腹式呼吸から

耳慣れた腹式呼吸という名称。横隔膜呼吸とも呼ばれており、その名の通り横隔膜を十分に動かす呼吸法です。この方法には順式と逆式というものが存在し、簡単に言うと以下のような方法の違いが挙げられます。

  • 順腹式呼吸 息を吸い込んだときにお腹に空気を入れるように膨らませ、吐くときにへこませる
  • 逆腹式呼吸 息を吸い込むときにお腹をへこませ、吐くときに膨らませる

つまりお腹を膨らませて横隔膜を動かすタイミングが全く逆だということです。この記事では、順腹式呼吸と反対になる逆腹式呼吸のことを、馴染みやすく「逆ブレス」と呼んで紹介していきます。

順腹式呼吸を使うとこんなことが起こる

実は順腹式呼吸は、寝ているときには誰もが意識せず行っている呼吸法なんです。以下は、毎日繰り返し行うことで期待される効果の一例です。

  • ゆっくり深く呼吸することで、副交感神経が優位に働き、自律神経のバランスを整える
  • 副交感神経が働くと、リンパ球が増える効果も期待でき、免疫力が高まるという作用が見込める
  • 脳内で気持ちを落ち着かせるセロトニンの分泌が促され、精神の安定につながる。感情の暴走を抑える役目をする神経伝達物質の1つであるセロトニンは、しっかり分泌されていると、負の感情をうまく抑制するのに効果的。
  • 横隔膜を動かすことで内臓の血行が良くなり、新陳代謝を促進
  • 内臓を正常な位置に戻す
  • 消化機能や冷え性が改善
  • 脂肪燃焼を促進

逆ブレスを使うとこんなことが起こる

では、逆ブレスではどんな効果の違いがあるのでしょうか。効果のうちほとんどの点では順腹式呼吸と同様ですが、逆ブレスを使うことで効果がさらにパワーアップするそうです。

息を吸う際にお腹を引っ込めるため、順腹式呼吸に比べて腹圧が上昇しやすくなります(より筋肉を動かすことになるためです)。そのため、内臓やインナーマッスルが活性化されます。

引用元:腹式呼吸より健康効果が高い!?「逆腹式呼吸」の概要 | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンライン

そこで効果の例を、以下にピックアップしてみました。

  • 順腹式呼吸の効果よりも更に広範囲に、健康改善の効果を期待することができる
  • 下腹部へ強く意識を集中するため、集中力をより高められるようになる
  • 呼吸方法の仕組みから、声帯を傷つけることなく、継続的に発声しやすい

アナウンサーや歌手は腹式呼吸を使いトレーニングしているとよく聞きますが、実は逆腹式呼吸を使っていることが多いそうです。

逆ブレスで内側から痩せる!ウエスト周りもスッキリ?

逆ブレス痩せの秘密はインナーマッスル?

逆ブレスを日常生活に取り入れることで、普通の運動では鍛えることが難しい身体の奥にあるインナーマッスルを、少しずつではありますが自然と鍛えることができるのです!

インナーマッスルが鍛えられれば、その周りの腹筋や背筋へも引き締め効果が表れます。リバウンドを繰り返してしまうようなダイエットの失敗を防ぐためには、食事制限だけにとらわれないことが大切です。

運動が苦手な人にもおすすめ

脂肪を燃焼するために必要なのはもちろん筋肉!無理な食事制限で大事な筋肉が減ってしまうと、結果的に痩せにくい身体になってしまいます。

引き締まった肉体、素敵なウエストを作るためには、筋肉を鍛えることがやはり1番のポイント。でも激しい運動は無理!続かない!という人には、逆ブレスがおすすめです。ぜひ取り入れてみてください。

逆ブレス痩せの秘密は基礎代謝にもあった!

基礎代謝とは?それは、「生きるための体温維持や呼吸などに必要な最低限のエネルギー消費」のことです。この代謝能力が高い人は太りにくいといえます。そして基礎代謝の中でも最もエネルギー消費が多いのが、筋肉なのです。つまり、痩せ体質というのはエネルギーをたくさん消費してくれる筋肉を多く持つ身体であるといえるでしょう。

基礎代謝は年々おとろえてしまいます。ある程度の年齢を超えると痩せにくい身体になっていきますが、逆ブレスを行うことで体内により多くの酸素を取り入れられ、基礎代謝をアップすることができます。毎日、習慣的に逆ブレスを続ければ、自然と痩せ体質に変わることが可能になるのです。

バッチリ体得!今すぐやってみよう逆ブレス

いざ実践!逆ブレスの行い方

  1. 椅子に座る、正座をする、あぐらをかく、どれでも構いません。頭・胸・骨盤が一直線になるような姿勢をとります。逆ブレスを行う際には、必ず姿勢を正しましょう。
  2. ゆっくりと鼻から息を吸いながら、肛門を締めるようなイメージで、下腹部に集中し、お腹をへこませます。2~3秒かけてゆっくり行います。
  3. いっぱいまで吸ったら、静かにゆっくりと息を吐き出します。鼻からでも口からでもかまわないので、細く長く息を吐き出すことを意識しましょう。息を吐くと同時に、お腹と肛門を緩めます。へこませたお腹を無理に膨らませるのではなく、緩めることで自然と膨らむ感じです。息を吸い込む時の2~3倍の時間、4~6秒かけて行います。
  4. 1~4の動作をまずは約30回繰り返してみましょう。適度な呼吸数は、1分間に6~10回程度です。まずは1日3分間の逆ブレスから始めてみましょう。

逆ブレスを行うときのコツ!

手順がピンとこない方は、下腹部に力を入れてみてください。力んでいるときは、お腹をへこませながら息を吸っているという状態です。そして力を抜きながら息を吐き出すと、お腹が膨らんで逆ブレスができます。慣れないうちは、息を吸うときに下腹部に手をあててお腹がへこんでいるのを確認するのがコツです。息を吐くときには、お腹の緊張が緩んで膨らむのを感じるようにしてみましょう。

実際に試してみよう!

逆ブレスのコツがつかめてきたら、実践の手順に沿って試してみましょう。息を吸うときにはお腹をへこませて、胸を広げて空気を取り込むイメージでゆっくり行うのがポイントです。

息を吐くときは力を緩めて、息を吸ったときの倍の時間をかけて行いましょう。習慣になってくると、自然と逆ブレスが身についていきます。

無理せず、心地よく、健やかに、痩せ体質

  • 逆ブレスは順腹式呼吸とは少し違う
  • 逆ブレスは代謝の促進効果が期待できる!
  • 逆ブレスは健康改善効果にも期待ができる

逆ブレスは、身体の奥にあるインナーマッスルを鍛える手助けだけでなく、心の平静を得るのにも効果的な呼吸法です。椅子に座りながらできるので、ぜひトライしてください。心身ともに引き締まったあなたは、きっと人よりも違った輝きを放っているはずです。

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