公開日:2017/06/15 

お正月に後悔しない!正月太りの原因や対策を徹底解説!

お正月は普段とは違う環境で食事をする機会が多く、ついつい食べすぎたり飲みすぎたりしがちです。毎年、正月太りに悩む人も多いのではないでしょうか。正月明けに「太ってしまった!」と後悔しないために、その原因と対策をご紹介します。

正月太りに陥りがちな原因は何?

美味しいものをたくさん食べる機会がある

正月太りをしてしまう最も大きな要因として、お正月の食べ物が関係しているといえるでしょう。お正月は、おせち料理やお雑煮をはじめとした、さまざまなおいしい料理が食卓に並ぶ時期でもあります。

特におせち料理は、保存をきかせるために濃いめの味付けになっている上、カロリーが高い料理も多いです。さらに、お正月の定番である餅はカロリーが高い食べ物の1つです。そこに砂糖醤油やきな粉をまぶして食べると、カロリーは更に高くなります。

こういったお正月特有の食事の他に、忘年会や新年会での暴飲暴食も加わります。その結果、短期間でかなり体重が増えてしまうことになるのです。

体を動かさず家でだらだらすることが増える

料理をたくさん食べてしまうこと以外に、運動をする機会が通常より減ることも正月太りの原因でしょう。世間一般ではお正月になると長期休暇に入ります。1年でも数少ない機会なので、普段の疲れを癒やすべく家でだらだらと過ごす人が多くなります。

しかも、1月は1年の中でもかなり寒い季節です。寒さが苦手な人から、「お正月休暇中はあまり外出しないようにしている」という話を聞くこともあります。人によっては普段からは考えられないほど動かない人もいるようです。

カロリーの高い物を食べる機会が多いのに運動をしないとなると、当然ながら太りやすくなります。つまり、お正月期間は普段よりも太りやすい環境になる時期なのです。

むくみが正月太りの原因となっている恐れも

正月太りの原因は、カロリーの過剰摂取による体重増加だけではありません。お正月になると、お酒を飲む機会が増えがちですが、アルコールの分解と利尿作用で、飲酒後は体が一時的に脱水症状に近い状態になります。これを防ごうとして体内に水分が集まった結果、引き起こされるのがむくみです。

また、お酒を飲むとほしくなる濃い味の食べ物。おつまみやおせち料理に含まれる多めの塩分も、水分を体内に溜め、むくみを引き起こす原因となります。つまり、お酒や味の濃い食べ物を頻繁に摂取する機会があるお正月は、気づかないうちに体がむくみ、元に戻りにくくなる時期でもあるのです。

正月太りを防ぐにはこの3つを意識しよう

カロリーを考えながら食事をする

暴飲暴食で正月太りを許してしまうと、短期間で元に戻すことが難しくなる場合があります。それを防ぐには、太る要因を排除していくことが大切です。

まず、必要なことは食べ物に気をつけることです。おせち料理や雑煮、オードブルなどの中にはカロリーの高い料理がたくさんあります。カロリーが高そうな料理は、意識的に食べる量を減らす工夫が必要です。普段とは違うおいしい料理が並んでいても、欲張らずに適切な量を食べるようにしましょう。

親戚宅などで長時間に渡って食べる時は、野菜を中心に箸をつけるか、時折休憩を挟むようにすると摂取カロリーが減らせます。糖分や炭水化物の多い食べ物を避けることで、正月太りを防ぐことは十分可能です。

家にこもらず外出する機会を増やす

お正月は、ただでさえたくさん食べてしまうのに、1日中家でのんびりしてしまうことも少なくありません。外が寒いからと外出するのが億劫になる人も多いです。

寒いからといって家の中にこもっていると、正月太りが現実のものとなってしまいます。お正月には初詣や初日の出など、外出をするためのイベントが盛りだくさんです。また、ちょっと見方を変えれば初売り巡りのショッピングなどもあります。

ショッピングは運動ではないと思うかもしれませんが、1日色々なお店に足を運ぶだけでもいいウォーキングになります。ぶらぶらと歩くだけでも、何もしないよりは断然健康的です。

防寒対策をしっかりとして代謝を高める

食べ過ぎの他に、体の冷えも正月太りの原因として考えられるものの1つです。人間には体が冷えると、省エネを意識して代謝が減少するという性質があります。また、寒さから身を守るため体内に脂肪を蓄えようとする動きも出てきます。

つまり、正月太りを防ぐためには、体を冷やさないように意識することも大切なのです。具体的には、部屋の中にいる時には暖房をつけて体を温めるようにしましょう。トイレなどに寒いところへ移動する時には、体を冷やさないように上着を羽織るのがおすすめです。

また、お腹や手首、足首など冷えを感じやすいところは防寒具で温かくしておきましょう。そういった工夫が、正月太りの予防に役立ちます。

正月太りになってしまった時の解消法

むくみを解消する栄養素を積極的にとる

一般的にむくみ解消には運動がよいといわれています。ただ、正月明けは仕事や年始の挨拶と意外に忙しく、運動をしている暇がないと嘆いている女性も少なくありません。

そのため、運動よりも食生活を改善してむくみを解消していくことをおすすめします。小豆に多く含まれるカリウムやサポニンは、不要な塩分の排出や体内水分量の調節を促す効果があるといわれています。むくみ改善のためにあずきのゆで汁を飲む地方もあるそうです。

また、肉や魚に多く含まれるビタミンB1やビタミンB6は、むくみの原因となる糖質やたんぱく質の分解を促します。どれもむくみ解消が期待できる栄養素なので積極的に摂取するとよいでしょう。

1週間のリセットダイエットにチャレンジする

1週間のリセットダイエットをご存知でしょうか?短期間集中的に食事制限をすることで体重の減少を促すダイエット方法です。

リセットダイエットのやり方はとても簡単です。炭水化物と脂質が多い食品を避けてたんぱく質の多い食事を積極的に取ることで、摂取カロリー自体を減らします。摂取カロリーを少なくすることで体重の増加を食い止め、蓄積した脂肪の燃焼を促します。

ただ、摂取カロリーが減少して体重が下がりやすいからと長期間実施するのはおすすめしません。栄養学的に飢餓状態になるとその他の体調不良を引き起こすこともあるからです。頭痛やめまい、倦怠感を実施中に感じた時には、すぐにダイエットを中止して医師に相談をしてください。

マッサージでむくみ解消を心がける

パッと見の太ったような印象が気になるという人は、むくみを解消することで細く見せることができる場合もあります。食生活の改善以外の方法としておすすめなのが、空いた時間などにむくみを感じる場所にマッサージをすることです。

中でもリンパマッサージは、外部から圧をかけることで血のめぐりを促し、体をすっきりさせるマッサージだといわれています。新陳代謝がよくなるので、体内に溜まった滞りの解消も期待できます。

正月太りの応急処置として、顔や腕、腹部、足など、むくみを感じる場所を重点的にリンパマッサージしてみてください。むくみが軽減され、太った印象を改善できる可能性があります。

後悔しないようにしっかりと正月太り対策を!

  • お正月は食べすぎや運動不足が原因で太りやすい
  • むくみが原因で太ることがある
  • 摂取カロリーを制限して体重をコントロールする
  • 防寒対策をしっかりする
  • むくみを解消する栄養やリンパマッサージの実行

お正月はどうしても食べすぎや運動不足になりがちです。正月太りの予防には体調管理を意識することが大切です。

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