公開日:2018/05/09 

小顔ダイエットの方法は?自分に合ったやり方で憧れの顔に近づこう

美しさを追い求める女性にとって、『小顔』は大事なテーマの1つです。しかし、いくら小顔になりたいからといって、闇雲にさまざまな方法を試すのは効率が良くありません。理想の小顔に近づくためのおすすめのダイエット方法を紹介します。

小顔ダイエットの方法を知る前に

小顔な人はスタイルもよく、人より綺麗に見られます。小顔なモデルや芸能人を見ると、自分もああなりたいと憧れる人も少なくないでしょう。では実際、小顔とはどのぐらいの顔の大きさの事を言うのでしょうか。

日本人の平均的な顔のサイズは、男性で約23.1cm×14.7cm、女性で約21.8cm×13.8cmです。つまり、この平均値を下回っていれば、一般的な『小顔』の定義に当てはまるということができます。

顔のサイズを測ろう

小顔ダイエットを始めるためには、まず自分の顔のサイズを知らなければなりません。顔は曲線的な部分が多い分、うまく測るためにはちょっとした工夫が必要です。

まず、顔の長さにあたる頭頂部からあごまでの部分を測ります。おすすめなのは、ティッシュ箱を使った測り方です。ティッシュ箱に平行に顔をつけ、定規などで頭のてっぺんとあごの先にあたる部分の箱に印をつけます。

その後、箱から顔を離して、印をつけた部分を直線で結び、その長さを測ることで顔の長さを知ることができます。顔の横幅も同様に、ティッシュ箱を使うと簡単に測ることが可能です。

顔の横幅は、顔の中で最も幅が広い部分を測るようにしましょう。

ノートを使って簡単にサイズ確認

そこまで正確に数値がわからなくても良いので、自分の顔が平均と比べてどのくらいの大きさなのかを知りたい場合は、A5ノートを使いましょう。

A5ノートのサイズは21×14.8cmで、縦の長さは女性の頭の長さの平均値とほぼ同じであり、横幅も女性の顔の幅の平均値にプラス1cm程度といったところです。

つまり、自分の顔をA5ノートに当てはめてみたときに、はみ出るようであれば大きめの顔、すっぽりと収まるようであれば平均値より小さめの顔だと見当がつけられます。

小顔ダイエットをする場合は、実際に顔のサイズに変化が出ているかを確かめるために、ダイエット前とダイエット後とで同じノートに顔の縦横の印をつけてみると、その差を実感しやすくなります。

手軽にできる小顔ダイエットの方法

小顔ダイエットにはさまざまな方法がありますが、まずは自分でできる手軽なマッサージから試してみてはいかがでしょうか。簡単なマッサージでも、毎日続ければフェイスラインをきれいに整えることに繋がります。

マッサージ方法についていくつか紹介しますので、参考にしてみてください。

セルフリンパマッサージ

リンパには老廃物や余分な水分を回収する働きがあり、体内に巡らされています。セルフリンパマッサージとは、リンパに沿って顔の老廃物を押し出すことでむくみを解消し、フェイスラインを整えるセルフマッサージです。

頬の場合

  1. 人差し指・中指・薬指を目頭の下からこめかみ、あご先、そしてまた目頭の下へと、曲線的な三角形を描くように指を滑らせます。
  2. あご先から目の下に向かって顔の肉を持ち上げる動きを約3回繰り返します。
  3. 鼻の脇からこめかみに向かって肌を引っ張るように指を滑らせるマッサージも3回ほど繰り返します。

たったこれだけですが、毎日続けることで筋肉のこわばりがほぐれ、むくみがすっきりとしていきます。

また、セルフリンパマッサージは小顔ダイエットとしてはもちろん、顔をリフトアップさせたいときにもおすすめです。

セルフ小顔ヨガのやり方

顔の筋肉は、意識的に動かさなければどんどん衰えてしまいます。そこで、普段はあまり使わない顔の筋肉をしっかりと動かすのにぴったりなのが、小顔ヨガです。

小顔ヨガにはさまざまなやり方がありますが、フェイスラインを美しく整えるための小顔ヨガは、特に簡単に取り組むことができます。

  1. 目や口などのパーツをギュッと顔の中心部に集め、息をしっかりと吐きます。
  2. 舌を出して首を後ろにそらした状態で5秒ほどキープしたら、姿勢を元に戻しましょう。
  3. 片手を反対側のこめかみに当て斜め後ろに引っ張りながら、手を当てているこめかみ側に向けて舌を出し、5秒ほどキープします。
  4. 反対側も同じように動かしたら、これで1セット終了です。

造顔マッサージのやり方

顔の筋肉そのものを動かす小顔ヨガとは違い、造顔マッサージは手で顔や顔まわりを刺激していきます。まずは、額を中心にむくみをとるためのマッサージから始めましょう。

  1. 両手の指の腹を額中央に当て、ゆっくりと顔の輪郭をなぞりながら鎖骨あたりまで指をすべらせます。
  2. この動きを5回ほど繰り返したら、次に、中指の腹で目尻から目頭、そして上まぶたの周りへとぐるりと指をすべらせます。
  3. 目頭からこめかみへ、そしてそのまま首筋をなぞって鎖骨あたりまで指をはわせてください。

こうすることで、目の周りのむくみや隈を和らげることができます。

また、口角が下がり気味なのが気になる場合は、唇の下に指を当て、唇の外周をなぞるように顔の肉を持ち上げながら、鼻の下まで指をすべらせるマッサージを試してみましょう。

道具を使った小顔ダイエットの方法

自分の力だけで小顔ダイエットに挑むのが不安な場合は、お助けアイテムを使ってダイエットの効率化を図るのも1つの手です。小顔ダイエットに使えるお手頃な道具をいくつか紹介します。

美顔ローラーを使う方法

手で行うマッサージは、疲れている日や忙しいときなどが続くと、徐々に面倒になってしまいがちです。しかし、美顔ローラーなら、自分の手を動かす手間をなくしつつ、しっかりと顔への刺激を与えることができます。

美顔ローラーは肌のたるみを引き締め、リフトアップを促すのはもちろん、プラチナやゲルマニウムなどの商品素材によっては美肌効果が期待できる場合もあります。

また、全身に使えるタイプのものを選べば、顔と一緒に二の腕やももなどの肉付きが気になりやすい部分も、マッサージすることが可能です。

  • 商品名:Sepoveda Y字型美容ローラー
  • 価格:2999円(税込)
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フェイシャルフィットネス PAOを使う

顔の中でも、特に口元の筋肉を鍛えたい場合には『フェイシャルフィットネスPAO』を試してみてはいかがでしょうか。1日あたりのノルマは、口にくわえて30秒振るストレッチを2回行うだけと手軽です。

負荷をかけるバランスウェイトは3種類の重さがあるため、熟練度によって自分に合った重さを調節できます。人間工学と物理学に基づき、効率的に正しいやり方で口元の表情筋を鍛えることに特化したアイテムです。

  • 商品名:FACIAL FITNESS PAO
  • 価格:1万317円(税込)
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かっさを使う方法

かっさとは、中国で2500年以上も昔から伝わる民間療法の一種です。手のひらサイズのプレートで肌をマッサージし、老廃物の排出を促して血流やリンパの流れを改善させます。

他にも、かっさによるマッサージはむくみの除去やコリのほぐしにも効果があります。肌に溜まった余分なものを押し出すため、血流が良くなって肌の透明感が上がるのも嬉しいポイントです。

  • 商品名:かっさプレート (ローズクオーツ) 羽型タイプ
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骨格矯正で小顔ダイエットをする方法

手や道具を使ったセルフケアの効果がなかなか表れない場合は、骨格の歪みが原因として考えられます。足を組む癖や利き腕の酷使などによって体の中心部である骨盤が歪むと、背中や首の骨格にまで歪みが広がります。

このように根本的な体の問題を解決してくれるのが整体の施術による骨格矯正ですが、骨格を整えることと小顔ダイエットには一体どのような関係があるのでしょうか。

体の歪みを矯正する

姿勢や生活習慣などによって体に歪みが生じていると、顔がむくんで本来のサイズよりも大きく見えてしまうことがあります。そんなときは、いくらマッサージをしてもその場限りの効果しか見込めません。

特に普段から猫背気味な人の場合、肋骨の歪みが肺を圧迫し、呼吸と内臓の機能が低下して相乗的にリンパの流れや血流までもが悪化してしまいます。その結果、むくみができて顔が大きくなってしまうのです。

逆に言えば、体の歪みを整えれば、むくみが取れてすっきりとしたフェイスラインを取り戻すことも可能だということです。本気で小顔を目指すのであれば、整体でプロに相談してみるのも良いでしょう。

小顔整体には注意が必要

体の歪みを治すだけでなく、直接顔に整体の施術を受けて小顔になろうと考える人もいるでしょうが、小顔整体を受けるにあたっては注意しなければならないことがあります。

それは、小顔矯正を謳う施設の中には、小顔矯正と小顔マッサージを混同しているところや、科学的な根拠がないままに小顔矯正を売り出しているところがあるということです。

実際、2013年にはある一般社団法人が消費者庁によって取り締まりを受けています。小顔矯正を受ける際には、きちんと安全面や効果の持続性に根拠をもっている施設を選ぶことが大切です。

自分に合った方法で小顔を手にいれよう

小顔ダイエットを成功させるためには、自分に合った方法でケアを続けていくことが重要です。効率的に小顔を目指すためにも、まずは自分の顔のサイズを知るところから始めましょう。

POINT

手を使ったマッサージであれば気軽に取り組むことができますが、毎日無理なくケアを続けることを優先するのであれば、道具を取り入れるのも1つの方法です。

また、小顔を維持しやすい体作りを目指す場合は、整体などでプロの手を借りるという選択肢もあります。自分が一番続けやすいやり方で、理想の小顔を手に入れましょう。

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