公開日:2017/05/26 

UV対策は万全?日焼け止めの正しい塗り方と選び方

年中UV対策していますか?冬が終わり春になってくると徐々に紫外線の量が多くなってきます。肌ダメージも心配。今では日焼け止めの種類が多く、どれを選んだらいいのか迷いますね。この記事では日焼け止めの正しい塗り方と選び方についてまとめました。

今のUV対策は万全?

紫外線の一番多い時期と時間帯

紫外線の量が多い時期はいつだと思いますか?真夏の8月は紫外線が強い時期のひとつですが、5月~9月までの間も紫外線の量が多い時期とされています。また、1日のうち10時~14時の時間帯が多く降り注ぐので、もし出かけるならUV対策は必須です。曇りの日であっても晴れの日の70%、雨の日でも20%の紫外線が降っているので、UV対策は万全にしておきたいところですね。

紫外線の量が多い時期には、UV対策は欠かせませんが、紫外線の量が少ない時期であってもUV対策は必要です。冬は紫外線の量が少なめなので、お肌がそれに慣れてしまっています。そこへ春になって紫外線をうっかり浴びてしまうと、お肌は思いのほか大きなダメージを受けてしまうのです。

紫外線からお肌を守るには?

日焼け止めをこまめに塗りなおすこと、これは紫外線からお肌を守る1番の方法です。特に紫外線の量が増える5月~9月は、汗をかきやすいのでせっかく塗った日焼け止めも取れやすくなってしまいます。3~4時間くらいに1度塗りなおしてあげることで、日焼け止めの効果を持続できます。

SPFやPAで紫外線カットレベルが分かるようになっています。この数値が高いものはそれだけ効果が期待できますし、数値の低いものであっても何度もこまめに塗りなおせばUV対策としては有効です。日焼け止めの種類のラインナップは豊富で、ナチュラルな成分のみを使用していながらも、紫外線を強力カットするタイプもあるのでじっくりと選んでみてください。

紫外線によるお肌へのダメージは?

シミやそばかす、シワやたるみの原因にもなっている紫外線。お肌をUVガードしないと、隙を狙ってスッと入り込んでくる手ごわい存在なのです。お肌の老化現象、エイジングサインを引き起こす紫外線を浴びてしまうと、皮膚の中にあるコラーゲンがダメージを受けてしまいます。

コラーゲンはお肌のハリを作り出す成分。このコラーゲンが破壊されてしまえば、お肌は当然ハリを失い、肌のターンオーバーサイクルが乱れ、新しい細胞を作り出すのが遅くなってしまいます。そのためシワやたるみが出てきたり、溜まったメラニン色素によってシミやそばかすになって肌表面に現われたりしてきます。数分であっても紫外線のダメージは受けているので、ちょっと出かけるときにもUV対策をしましょう。

日焼け止めの正しい塗り方と選び方とは?

量と伸ばし方に注目:フェイス編

日焼け止めを顔に塗る時に、注意する点は量と伸ばし方です。日焼け止めを塗るタイミングは、化粧水や乳液のあと。まず頬の広い部分を内側から外側に向かって3本の指の腹を使い手早く塗っていきます。その後手のひらでなじませてあげます。次にフェイスラインや小鼻の周りを塗ります。このときに髪の毛の生え際などの塗り忘れで、紫外線の影響を受けないように注意してください。

目の下やまぶたの下の薄い皮膚にも丁寧に塗ります。アイシャドウだけではUVカットはできません。最後に首とデコルテも塗ったら終了です。首には年齢が出やすいので、シワを作らないためにもこまめに塗りなおしてあげてくださいね。

肌にのせるような感じ:ボディ編

日焼け止めが2層タイプなら、よく振ってから塗ります。肌の上に直接、1ヶ所でなく数ヶ所に量を多めにのせていきます。それから円を描くように広げて塗っていきましょう。ポンポンと押さえてフィットさせるイメージで、時間をかけて日焼け止めを塗るのがポイントです。

手の甲や指、足の甲は塗り忘れることが多いので注意してください。日焼け止めの中にはウォータープルーフタイプもありますが、夏場など暑い時期に屋外にいることが多い場合には、汗の影響は少なからずあります。場合によっては落ちてしまうことが考えられるので、2~3時間おきに日焼け止めを塗りなおしてあげたほうがいいでしょう。

選ぶときにはノンケミカルタイプを選択

ドラッグストアやネットなどで、日焼け止めは数多く売られていますよね。選ぶのに迷ってしまいますが、お肌への影響が心配だという場合には、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤がカットされているタイプの日焼け止めを選びましょう。

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤は、市販の日焼け止めの多くに含まれていて、紫外線を吸収してから放出したり、紫外線を反射させたりする成分です。これら2つが入っていないノンケミカルタイプを使うことで、日焼け止めによる特有の肌荒れや乾燥を最小限に抑えることができます。さらに石けんで落とせるほどナチュラル成分をたくさん含み、無添加でお肌にグッとやさしい日焼け止めであればいうことありません。

石けんで落とせる!日焼け止めブランド3選をご紹介

NOV|UVシールドEX

低刺激で子どもから大人まで使える日焼け止めです。水や汗に強いウォータープルーフ商品ですが、石けんで落とせてしまう手軽さがうれしいですね。お肌にマイルドで、普通肌や敏感肌、乾燥肌、オイリー肌まで、どんな肌質にも使えます。

スルスルと伸びがよく、軽い仕上がり感。日焼け止めを塗ったことを忘れてしまうほどのナチュラルさがあります。SPF50+PA++++の紫外線カット最高レベルなのに、紫外線吸収剤の使用をしていません。ヒアルロン酸ナトリウムを配合しているので、日焼け止めによる乾燥を感じることなく、お肌は潤いに満たされます。内容量70g。

公式サイト:http://noevirgroup.jp/nov/g/g57901/

オンリーミネラル|ミネラルプラスUVミルク

SPF50+、PA++++で、真夏の紫外線からもガードする日焼け止めなのに、石けんで落とすことができるのがうれしいポイント。つけ心地はさらさらしていて軽め、それでいて紫外線は強力にカットしてくれます。ミネラルプラスUVミルクをひと塗りすると、くすんでいた顔がワントーンアップ。一瞬で明るい印象になります。

天然由来の7つの美容成分、アロエベラエキスやザクロ果皮エキスなどがたっぷり含まれているので、お肌に潤いとハリが出てきます。毛穴レスの光拡散効果が期待されるソフトフォーカスパウダーも配合。素肌っぽい透明感のあるお肌に仕上がります。内容量28g。

公式サイト:https://www.onlyminerals.jp/products/base-makeup/mineral-plus-uv-milk.html

WELEDA|エーデルワイス UVプロテクト

肌なじみがいいのに、ベタつきを感じません。エーデルワイスUVプロテクトは、お肌にマイルドな100%天然由来成分で作られているオーガニック日焼け止めです。石けんで簡単に落とせます。デリケートなお肌の赤ちゃんにも使えるので、親子一緒に使ってもいいですね。

薄いベージュの色で化粧下地としても使えます。エーデルワイスとアロエベラエキス、サンキシスミレエキスの3つの植物美容成分が、ダメージを受けたお肌に浸透して、みずみずしい潤い感に満たされます。香りはさっぱりとした爽快感のある柑橘系です。

お得な限定セット「UVプロテクトセット4,536円(税込)」もあります。エーデルワイスUVプロテクト2本で10%オフ+2つのミニサイズアイテム付。内容量は1本あたり50mlです。

公式サイト:https://www.weleda.jp/shopping/カテゴリ/サンケア/WELEDA/エーデルワイス-UVプロテクト/2_245.action

UV対策ではまず日焼け止めの正しい塗り方をマスター

  • 夏だけでなく5月~9月の間も1番紫外線の量が多い時期だということを覚えておきましょう。
  • 日焼け止めは汗で落ちやすいので、こまめに塗りなおしてあげる必要があります。

日々UV対策を万全に過ごしていきたいものですね。たくさんある日焼け止めの中でもお肌にやさしいノンケミカルタイプを選ぶのがおすすめです。

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