公開日:2018/07/09
家庭用脱毛器を使う際に準備しておきたい脱毛アイテムは?
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家庭用脱毛器は、専門施設に足を運ぶことなく脱毛ができる便利アイテムです。
ただ、家庭用脱毛器で処理する場合、保冷剤やシェーバー、保湿効果のあるクリームなどが必要になってきます。
家庭用脱毛器で脱毛する前に準備しておきたい脱毛アイテム、お教えします。
保冷剤はいる、それともいらない?
家庭用脱毛器を使うときに準備すべきアイテムといえば、真っ先に上がってくるのが「保冷剤」なのではないでしょうか。
多くの家庭用脱毛器がこれを利用するべし、としていますね。ただ、この保冷剤、実は使わなくてもよい家庭用脱毛器もあるのです。
ここでは、保冷剤が家庭用脱毛器に対して示す役割と、保冷剤が必要のないケース、そして保冷剤の使い方についてお話ししていきます。
家庭用脱毛器に保冷剤が必要な理由とは
家庭用脱毛器を利用するとき、保冷剤はほとんど必須アイテムだ、と言われることにはきちんとした理由があります。
照射をする前に肌をしっかり冷やしておくことで、照射による痛みを軽減することができます。サロンでも冷却方式をとっているところがありますよね。
冷えると人間の感覚は鈍くなるため、温まった状態のときに照射するよりもはるかに痛みが少なくて済むのです。
また、保冷剤を使うことにより、肌が受けるダメージを少なくすることもできます。
保冷剤が不必要な家庭用脱毛器もある
家庭用脱毛器を使うとき、「準備すべき脱毛アイテム」の筆頭にあがってくる保冷剤ですが、実は光~レーザーを使った家庭用脱毛器のなかでも、これが不要の商品があります。それが、「エピナード」です。
エピナードは脱毛器にクーリング機能をつけています。そのため、保冷剤を使う必要がありません。手間を省けますし、冬でも快適に脱毛することができます。
もし、保冷剤の準備が面倒だと考えるのであれば、これを使うのもよいでしょう。
保冷剤の使い方についても知っておこう
保冷剤の使い方は、その家庭用脱毛器の説明書きに従うべきです。
ただ、1つの例として「ケノン」の使い方を紹介しておきましょう。
ケノンでは、「1回照射するごとに冷却が必要。また、冷却は、やる前だけでなく、やった後も行うこと」としています。
同時に、「広い範囲は分割して冷やしていくようにしてください」としています。
保冷剤は自分で用意するタイプもありますが、付属品としてついてくる場合もあります。
自分で用意する場合は、少し大きめのものを選ぶと使いやすいかもしれません。
「毛を剃ってから脱毛をする」はどこも同じ~カミソリ
少し脱毛に詳しい人ならば、「脱毛に使う光やレーザーは、黒い色素に反応する。そしてそれを抜け落ちさせる」という原理を知っていることでしょう。
そのため、産毛だけの肌や、毛がほとんど皮ふの下に埋もれている場合、光やレーザーを使った脱毛は難しくなります。
しかし、だからといって、「毛が伸びっぱなしの状態」では、照射しても効果が得られにくいのも事実です。
カミソリやシェーバーが必要なそのワケは?
光やレーザーを使った家庭用脱毛器でも、カミソリやシェーバーは準備すべきアイテムです。
なぜなら、光やレーザーを当てる場合、その部分のムダ毛があまりにも濃く、長すぎ、密集しすぎていると十分な効果が得られないからです。
そのため、照射の前にある程度、カミソリやシェーバーを使って処理をしておく必要があります。これはサロンやクリニックでも同じですね。
ただし、毛抜きは避けるべきです。毛抜きは「表面の毛をカットする」だけでなく、「皮ふの下にある部分まで引っこ抜く」というものです。
光やレーザーは黒い色素に反応しますから、「完全にムダ毛が抜かれてしまった状態」では十分な効果を得ることができません。
カミソリやシェーバーのケアも重要
カミソリやシェーバーのお手入れも重要です。さびてしまった刃では切れ味が落ちてしまいます。また、肌を削る際に肌を傷めてしまうことにもつながります。
加えて、さびてしまった刃は切れ味が悪いため、何度も何度も剃りなおしをしなければなりません。
カミソリやシェーバーは、必ず切れ味のよいものを使うようにしてください。
「お風呂場にそのまま置いてある」という人は特に危険です。お風呂場は湿気が充満していますし、雑菌も増えやすい場所だからです。
カミソリやシェーバーは「泡」も利用して
カミソリやシェーバーは、「刃」を肌にあてることにほかなりません。
そのため、乾ききった、保護されていない肌にあててしまうとダメージが大きくなってしまいます。
カミソリの場合は、必ずシェービングクリームを使いましょう。石けんよりも、シェービング剤の方がさらに安心です。
シェーバーの場合は、事前に必ず「使えるシェービング剤」を確認しておきます。
なかにはクリーム系のものは使えない、としているものもあるからです。説明書をよく読んでおきましょう。
脱毛後のケアは、脱毛そのものより大事かも?!
カミソリ(シェーバー)を使い、保冷剤を使い、脱毛が終わった……。しかしこれで安心していてはいけません。
脱毛後にもケアが必要だからです。そして、この「脱毛後のケア」は、時には「脱毛そのもの」よりも大切になることも……。
これを間違ってしまうと、せっかくきれいにした肌を逆に傷めてしまいかねません。
脱毛後に必要な、準備すべきアイテムをお教えします。
保湿アイテムはとても重要! 肌にあったものを選んで
脱毛後のケアとして、もっとも大切なのは「保湿アイテム」でしょう。
クリームやローションなどそのタイプはさまざまですが、自分にあったものを選びます。
普段使いのものでも問題ありませんが、意識して少し多めに使うようにしてください。
ここでは家庭用脱毛器のお話をしていますが、サロンやクリニックのなかには、脱毛後のケアとして、特別なローションを販売しているところもあります。
それほどにまで、「保湿」は大切なのです。
保湿が大切なその理由について
では、どうして保湿がここまで大切なのかについても考えていきましょう。
現在の家庭用脱毛器は肌に優しいものが多くなっていますが、「肌に光(レーザー)を照射する」ということは、少なからず肌のダメージとなってしまいます。
これを受けた肌は、通常の状態のときに比べて、肌の水分量が減少しています。
水分の失われた肌は、かさついて不快感をもたらします。また、それだけではなく、紫外線などのダメージも受けやすくなってしまいます。
「保湿」というバリア機能を持つベールを奪われた状態の肌は、とても弱くて繊細なのです。
保湿をしっかりしておけば、次回以降の照射のときも痛みが軽減されます。普段のケアも大切ですが、脱毛後は特に気を使いましょう。
外に行くのなら日焼け止めも忘れずに
「家庭用脱毛器を使った後、外に遊びに行く」ということであれば、日焼け止めを使うのも忘れずに。
脱毛した肌は敏感ですから、紫外線の影響も受けやすくなってしまいます。
ただ、日焼け止めは、いたずらに強いものを選べばいいというわけではありません。
「強い日焼け止め」もまた、肌の負担となるからです。外出先や外出用途にあわせて、適切なものを選びましょう。
家庭用脱毛器を使う際に準備すべきアイテムまとめ
家庭用脱毛器を使うときには、
これだけは準備して!
- 痛みを押さえるためにも、原則として保冷剤は必要。
- 長いムダ毛をカットするカミソリやシェーバーもいる。
- 保湿アイテムは必ず準備を。しっかりと塗りこめよう。
- 外に行くなら日焼け止めも忘れずに。
この4つを準備しておいてください。状況に応じて、タオルなどもあると便利です。