公開日:2018/07/09
デリケートゾーンの脱毛に要注意!肌荒れに気をつけよう
デリケートゾーンの脱毛を行う際に気をつけたいのが肌荒れです。
デリケートゾーンは皮膚も薄く脱毛後にお肌のトラブルが起こることがあり、脱毛後にしっかりとしたケアをすることが大切です。
デリケートゾーンの脱毛とお肌のケアについてみていきましょう。
デリケートゾーンの脱毛はタイミングと肌状態に注意
VIO領域の脱毛はホルモンを考える
デリケートゾーンの脱毛は非常に気をつかうもので、どのタイミングで脱毛をすればいいのか迷ってしまう方もいるかもしれません。
VIO領域にはホルモンの影響で様々な変化が起こるので、脱毛を行う前にしっかりとホルモンの周期を考えなければなりません。
一般的に生理が来る前や排卵の直前にはホルモンのバランスが大きく変化するので、皮膚にトラブルが起こってしまうことがあります。
脱毛を行う前に生理のタイミングや排卵日などのタイミングをしっかりと把握し、だいたい生理が終わったあと数日経ってから脱毛を行うとトラブルが少なくて済みます。
生理が終ってから1週間以上経ってしまうと排卵日を過ぎてしまい、おりものの量が増えてしまうので、脱毛のスケジュールをしっかりと考えましょう。
生理の後の脱毛も避けたほうがいい
生理直後の脱毛を狙う方もいるのですが、生理の直後の脱毛はあまりおすすめできません。
生理中にナプキンで外陰部が蒸れてしまって肌が荒れていることがあり、脱毛後のお肌の回復時にトラブルが起こってしまいます。
脱毛後には毛穴が開いているので、脱毛後に細菌が感染してしまうと毛穴に膿が溜まってしまったり痛みが引き起こされることがあり、注意が必要です。
生理の直後はお肌も弱っていて、細菌に感染すると回復にも時間がかかってしまうことがあります。
もしもレーザー脱毛や光照射脱毛により毛が抜け落ちたあと細菌に感染しても大丈夫なように、外陰部の状態がいいタイミングを探しながら脱毛をしましょう。
生理後は女性にとって体調を回復させる時期です。生理が終わってから2~3日時間を置いてから脱毛を受けるようにしましょう。
脱毛する前にはしっかり肌荒れを改善しよう
脱毛をする前にはお肌の状態を改善することが大切です。角質という皮膚の1番外側の部分には、常に様々な細菌が棲み着いています。
実はこの細菌には外部の雑菌が入り込むのを防ぐ働きがあるのですが、一旦肌荒れで角質が壊れてしまうと角質から体内に入り込み、お肌の内部で炎症を引き起こしてしまいます。
デリケートゾーンは痛みにも敏感なので、トラブルをできるだけ回避するためにも、脱毛前にしっかりとお肌の状態を改善しましょう。
健全なお肌は炎症などのトラブルからの回復も素早いので、脱毛前の肌状態はとても重要なのです。
肌荒れの改善のコツ
肌荒れの改善は清潔と適度な保湿が大切
お肌が荒れている場合にはうまく改善する必要があります。VIO領域に限らず全てのお肌の回復には、清潔と保湿、乾燥が重要です。
清潔を保つにはまず普段の入浴時のケアが大切。ゴシゴシと洗い過ぎないことがポイントです。石鹸を泡立て優しく擦る程度で、十分にお肌の汚れは落とせます。
ナイロンタオルなどでこすってしまうとお肌に細かい傷がつくので、かえってお肌の乾燥や炎症などのトラブルを起こりやすくしてしまいます。
お風呂で綺麗にしたあとには、ある程度の保湿が必要です。注意したいのは、お肌の内部には水分が必要でも、常にじめじめさせているとお肌が弱ってしまうということです。
入浴後には化粧水など保水成分を含む基礎化粧品を活用し、保湿するように心がける必要があります。
お肌の乾燥は風通しのいい下着や衣類を選ぶ程度で十分です。夏場や梅雨時などのじめじめしやすい時期にはお肌を適度に乾かせるようにしましょう。
保湿のコツ1. 保湿化粧品選び
お肌の潤いを保つにはコツがあります。まずは、基礎化粧品選びです。
化粧品に含まれる保水成分には、尿素やグリセリンがよく用いられています。基礎化粧品を選ぶ際には表示を確認するようにしましょう。
保水成分に対してもお肌が過敏に反応してしまい、皮膚が痒くなってしまう方は、皮膚科の医師に相談するのがいいでしょう。
皮膚科の医師なら、お肌にとって刺激が少なく、お肌の負担が少ない保湿剤を処方してくれます。
皮膚科でもらえる保湿剤は効果も高いので、敏感肌の人以外に乾燥肌の人にもおすすめです。
保湿のコツ2. 油膜で保護を
皮膚の内部に水分を保つためには、水分の蒸発を防ぐ必要があります。蒸発を防ぐには皮膚の表面に油膜を張らなくてはなりません。
そのため、化粧水や保湿剤を使ったあとに乳液を使うのがいいでしょう。よくある間違いが、乳液だけで保湿を済ませてしまうという考え方です。
乳液による保湿はあくまで水分の蒸発予防なので、あらかじめお肌の中に水分を保つためには化粧水などの保湿剤を併用する必要があるのです。
保湿と蒸発予防の2つの観点で肌ケアをすると、肌状態は整いやすくなります。
しっかりとお肌のケアのやり方を身につけて、脱毛してもトラブルになりにくいコンディションを作りましょう。
脱毛後のお肌のケアも注意しよう
VIO領域の脱毛でトラブルが起こったら
VIO領域の脱毛で注意が必要なのは、特に脱毛後にトラブルが起こった場合です。
脱毛後に起こったトラブルを全て脱毛による一時的なものと決めつけるのは非常に危険です。
少しでもおかしいと思った場合には皮膚科の医師や産婦人科の医師に相談するのが大切です。
場合によっては厄介な性病の場合もあるので、脱毛による毛穴の炎症と決めつけないようにしましょう。
脱毛後は清潔に保とう
脱毛後VIO領域を清潔に保つのは非常に難しいので、上手な工夫が必要です。
おりものが増えてくる時にはおりものシートを活用し、お肌が汚れたらすぐに清潔にできるように、シートを交換する必要があります。
また、トイレでビデなどを使ってきれいに洗っておくのも1つの手です。
外陰部を綺麗に洗ったのちに清潔なおりものシートを使っているだけで、ある程度お肌のトラブルを防ぐことができます。
女性特有の悩みなので、不安がある場合には看護師や産婦人科の医師に相談すると、より的確なアドバイスが聞けます。トラブルが起こる前にしっかりと対策を講じておきましょう。
痛みが続く時の対処法
脱毛後に痛みが続く時には、必ず医師に相談をしましょう。女性の外陰部は自力で確認することが難しく、問題を発見することが困難です。
外陰部に違和感があったり辛い痛みが長い間続く場合には、脱毛後の感染症などのトラブルが起こっている可能性があります。早めに医師に相談をしましょう。
デリケートゾーンの脱毛まとめ
デリケートゾーンの脱毛には、お肌のトラブルを未然に防ぐ対策が重要です。
ホルモンの変化に合わせたタイミングや、デリケートな素肌のトラブル予防など様々な対策を講じて、お肌のコンディションを整えることが大切です。
VIO領域は特にデリケートなので、トラブルを起こさないように気をつけて脱毛をしましょう。