公開日:2018/07/09
三日坊主になっていない?家庭用脱毛器を続けるためのコツ
シェア
ツイート
はてブ- お気に入り108
さまざまなムダ毛処理方法がある現在、選択肢のひとつとして挙がるのが「家庭用脱毛器」です。
ただ、この家庭用脱毛器、「三日坊主」になる人も多いのではないでしょうか。
三日坊主にならないためのコツは、「モチベーションをしっかりあげること」です。
家庭用脱毛器の特徴について
家庭用脱毛器は、脱毛の原理は同じであったとしても、専門施設での脱毛とは少し異なる特性を持ちます。
そしてこの「専門施設での脱毛との違い」こそが、「家庭用脱毛器を三日坊主で終わらせてしまうこと」に繋がってしまいます。
まずはこの点と、家庭用脱毛器ならではの特徴、そして使うときの注意点について見ていきましょう。
家庭用脱毛器=弱い、ということではない
家庭用脱毛器と専門施設の脱毛の違いというと、「家庭用のものだから、専門施設のものよりも威力が弱いのだろう」と考えてしまいがちです。
しかしこれは正しい認識ではありません。医師免許を必要とするレーザー脱毛は、サロンでは扱うことができません。
クリニックのみで使用できるものであり、その分威力も強力です。対してサロンでは、医療用であるレーザーではなく「光」を使った脱毛を行っています。
ここで重要になるのが、「家庭用脱毛器は、現在医師法で取り締まられていない」ということ。
専門施設ではクリニックでしか受けられない「レーザー」を使った家庭用脱毛器も販売されているため、「家庭用脱毛器だから、専門施設での脱毛よりも威力が劣る」というわけではないのです。
家庭用脱毛器の使い方について
商品にもよりますが、家庭用脱毛器でもほかの脱毛方法でも、威力が強くなれば強くなるほど、痛みが大きくなることがあります。
そのため、家庭用脱毛器であっても出力を強くすれば、当然痛みも激しくなります。いきなり強い出力でやってしまうと、あまりの痛さに声をあげてしまう人もいます。
そのため、一部の家庭用脱毛器では、「最初は弱い出力しか選べないようになっている」としているものもあります。
ほかにはないメリット、「いつでも手入れができる」
家庭用脱毛器と専門施設での脱毛の決定的な違いは、「いつでもお手入れができること」にあります。
専門施設の場合、行く前に予約をして、化粧をして、電車や車(あるいは徒歩や自転車)などを利用して、足を運ばなければなりません。
予約がとれないことがあったり、通いたい時間が埋まっていたりすることもあります。
しかし家庭用脱毛器の場合は、このような心配がありません。自分の気の向いたときに、いつでも処理ができるのです。
いつでも処理できることが逆にデメリットに
家庭用脱毛器は、専門施設での脱毛とは違うメリットがあります。また、商品によってはレーザーで脱毛できるものもあります。
このようなことだけを考えるなら、家庭用脱毛器での脱毛は長く続けられそうな気がしてきますよね。
しかし、そうはいかない理由が、この「デメリット」にあるのです。
「いつでもやれるから、今じゃなくていい」
家庭用脱毛器が三日坊主に終わってしまう可能性として考えられるのが、「いつでもやれるから、別に今じゃなくてもいいかな」という思いが頭に浮かぶことが挙げられるでしょう。
専門施設での脱毛の場合、好むと好まざるとに関わらず、1度予約してしまうと、その日に足を運ばなければなりません。
このため、ある程度の強制力が生じます。しかし、家庭用脱毛器の場合は「明日でもいいかな」という「心の妥協」が生じやすいのです。
学生時代のことを思い出してみよう
学生時代、「家で勉強をちゃんとするから!」と言っていたけれど、結局やらなかった。
「参考書は、買うだけで満足してしまった」という記憶がある人は特に注意が必要です。
家庭用脱毛器が三日坊主で終わってしまう心理も、これに通じるところがあるからです。
「買ったのだから、いつでも使える」「家でちゃんとやれる」という「安心感」が、逆に家庭用脱毛器に手を伸ばすことを忘れさせてしまうのです。
学生時代の塾は、勉強を教えてくれるところであると同時に、「勉強をしなければいけない空間」をつくる場所でもありました。
脱毛の専門施設はこれと同じです。「脱毛をするところ」であると同時に、「脱毛をしなければならない空間」をつくる場所でもある」と言えるのかもしれません。
カートリッジの交換が面倒になる人も
家庭用脱毛器の種類にもよりますが、現在主流の家庭用脱毛器は、その多くが「カートリッジ交換形式」をとっています。
これは、「定められた回数(強さで換算することもあります)を照射し終わったら、光(レーザー)が出なくなる」というもの。
カートリッジを交換することでまた使えるようになるのですが、「明日申し込もう」と思っているうちに面倒になってしまい、そのままというケースも珍しくありません。
ただ、家庭用脱毛器はとても高価な物。「カートリッジを1回分使い終わったところで、効果の面からも満足した」というのならばいいのですが、「まだ処理したいと思っている」という場合、1回きりで使わなくなってしまうのはあまりにももったいないです。
三日坊主で終わらせない、そのために
ちょっとズボラなところがある人にとっては、使い続けるのが少し面倒になってしまう家庭用脱毛器。
では、このような「三日坊主」を脱出するためにはどのような方法をとればよいのでしょうか。
せっかく買った家庭用脱毛器を使い続けるためのコツをお教えしましょう。
しっかりチェックして、家庭用脱毛器を「置物」にしないようにしてくださいね!
共有で使い続けて、お互いを褒め合う
カートリッジ交換方式の家庭用脱毛器の場合、家族での共有が容易です。
それぞれ個人用のカートリッジを所有し、脱毛を行っていくのです。せっかくなので、お互いがさぼらないように、家族で「脱毛の意識」を共有してみてはどうでしょうか。
ムダ毛の濃さには個人差がありますが、脱毛の過程を評価し合い褒め合うようにするとよいでしょう。
「見られている」という意識を保つことは、モチベーション維持に極めて有用です。
ただ、人はけなされるとやる気がなくなるもの。できる限り、「プラスの評価」を与え合うようにしてください。
箇所を分けて使い続ける
家庭用脱毛器であれ専門施設の脱毛であれ、光やレーザーを使った脱毛というのは、毎日行うものではありません。
毛には「毛の周期」があり、無毛、もしくは産毛しかないところに照射しても効果が得られません。
また、肌にも悪影響を及ぼします。しかし、「使わない期間」が長くなると、結局使わなくなってしまいがち。
そのため、体をパーツごとに分けて少しずつ照射していく方法をとるのがいいでしょう。
今日はワキで、明日はVIO、などのようなやり方です。こうすれば「使うこと」を習慣化させられます。
「痛み」をクリアするために
家庭用脱毛器を使いたくなくなる理由のひとつが「痛み」です。この「痛み」を緩和するためには、まずは弱い出力で照射していくことをおすすめします。
初めから強い出力でやってしまうと、恐怖心が先に立ち、次の照射が怖くなるからです。
「弱い出力ならば、カートリッジの消耗が抑えられる」というものもあります。カートリッジを交換する際には、「使い終わる少し前」に注文するようにするといいですね。
家庭用脱毛器を使い続けるそのために
- 家庭用脱毛器は、強制力がないので三日坊主でやめてしまいがち
- 「いつでもできる」という安心感が逆にマイナスに働く
- 家族で共有して、それぞれの進捗状況を褒め合うのが有効な対策
- 箇所を細かくわけて行うのもいい
- 「痛み」がモチベーションを下げる原因であるのなら、弱い出力から
という点を踏まえて、家庭用脱毛器をうまく使いこなしましょう。