公開日:2017/09/20
ムダ毛の自己処理は危険!?セルフ脱毛の際の注意点
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自宅でセルフ脱毛を行う女性は多く、セルフ脱毛にはカミソリや脱毛クリームなどいくつもの選択肢があります。
中でもピンポイントで毛を処理できる「毛抜き」はセルフ脱毛における必需品の1つでしょう。
そこで今回は、セルフ脱毛での注意点や毛抜きを使ったムダ毛処理のリスクについてご紹介します。
ムダ毛の自己処理で気をつけること
間違った方法でムダ毛のセルフ処理を続けていると、自分でも気付かないうちに肌に重大なダメージを与えてしまうかもしれません。
ここでは、間違ったセルフ脱毛の方法と、気を付ける点をご紹介します。
脱毛は体調が良い時にしよう
風邪気味だったり寝不足だったりして体調が万全でない時は、正常な時に比べて身体の免疫力が低下しているので肌も敏感になります。
肌が敏感になっている時は、炎症などのトラブルが起きやすく過剰反応しやすい状態のため、生理中を含め体調不良の間はムダ毛処理を行うのは避けるようにしましょう。
カミソリを正しく使おう
自宅でできるムダ毛処理方法として、もっとも身近で手軽な方法なのがシェービングです。
カミソリによるシェービングは一気にすばやくムダ毛を処理できるうえに、使用するカミソリのコストも低いというメリットがあります。
しかしカミソリでムダ毛処理をする際、肌表面に刃を直接滑らせてしまうと、たとえ力を入れずに優しく滑らせても、ムダ毛と一緒に多少の角質が削り取られてしまいます。
カミソリを使用したことで角質が削り取られてしまうと、肌の保護バリアーが壊れ、炎症や乾燥肌などのトラブルが起こる可能性が高まります。
カミソリでムダ毛処理をする際は、シェービング用のジェルやクリームなどをつけ、毛の流れに沿って剃るのがポイントです。
カミソリでムダ毛処理をした後は、必ず冷水や冷却ジェルなどで肌をクールダウンさせ、仕上げにクリームなどで保湿ケアを行いましょう。
黒ずみや色素沈着に注意
ムダ毛のセルフ脱毛を繰り返すうちに起こりがちなのが、肌の黒ずみや色素沈着です。
皮膚の黒ずみの原因はメラニン色素によるものといわれており、メラニン色素は肌に外的な刺激が加わることで発生するため、毎日のようにカミソリや毛抜きなどで決まった部分に刺激を与え続けると、刺激に反応してメラニンが集中し色素沈着が起きてしまうのです。
つまり、セルフ脱毛を行う回数が多い部位や、毛の生えてくるスピードが速い部位ほど注意が必要です。
黒ずみや色素沈着を避けるため、セルフ脱毛は頻繁に行わず、なるべく肌の同じ場所に刺激を与え続けないよう気をつけましょう。
セルフ脱毛後の紫外線に気をつけよう
セルフ脱毛後の肌は想像以上にダメージを受けており、いつもよりも外的刺激を受けやすい敏感な状態となっているため、紫外線を浴びることで皮膚が赤くなり炎症を起こす恐れがあります。
紫外線により肌に炎症が起きないよう、セルフ脱毛後は特にしっかりと紫外線対策を行いましょう。
アフターケアは念入りにしよう
セルフ脱毛後、特にシェービング後は肌から水分が蒸発して乾燥しやすい状態となり、乾燥することでさらに肌にダメージを与えてしまいます。
ムダ毛のセルフ処理を行った後は、肌を乾燥から保護するためにも保湿ケアをしっかりと行うように心がけましょう。
毛抜きを使ったムダ毛の自己処理は危険!?
コストもかからず、手軽に行えるセルフ脱毛の「毛抜き」ですが、思わぬリスクも潜んでいます。
ここでは、毛抜きを使ったムダ毛処理のリスクをご紹介します。
埋没毛(まいぼつもう)のリスク
埋もれ毛とも呼ばれる埋没毛(まいぼつもう)は、皮膚の中で毛が成長してしまう状態のことです。
毛抜きによる自己処理で皮膚に傷ができると、修復過程でかさぶたのような膜ができ、毛穴を塞いでしまうことがあります。この時ちょうど成長過程にあった毛が、塞がれた皮膚の中で成長を続け、やがて埋没毛となります。
埋没毛は黒くポツポツとしているため、肌の見た目にマイナスの影響が出てしまいます。
また、皮膚が薄くデリケートな部位である脇やデリケートゾーンなどは埋没毛になりやすい部位といわれているため、なるべく毛抜き処理は行わないようにしましょう。
毛嚢炎(もうのうえん)のリスク
毛嚢炎(もうのうえん)は毛穴の奥の毛包が炎症を起こしている状態で、赤いブツブツとした発疹のような症状で、熱を持っていたり痛みを感じたりする場合もあります。
毛抜きによるムダ毛処理などで毛穴を傷つけてしなった場合、傷口にブドウ球菌などの雑菌が入って炎症を引き起こし、毛嚢炎が発症してしまうといわれています。
毛抜きの汚れが原因で発症してしまうこともあるため、処理前には毛抜きを消毒するようにしましょう。
皮膚を傷つけにくい毛抜きを使おう
長年使い続けている毛抜きは、劣化によりムダ毛をつかみにくい状態になっていることがあり、劣化により1本1本の毛をキャッチしにくい状態の毛抜きは、毛穴周辺の皮膚を傷付ける可能性が高いです。
毛抜きはいつも清潔に保つとともに、古くなったら新しいものへ買い換えるようにしましょう。
脱毛期間中の毛抜き使用はNG
サロンやクリニックで行う脱毛施術は、体毛に含まれる黒い色素(メラニン色素)に反応する光やレーザーを照射し、ムダ毛を処理する方法が主流です。
そのため、脱毛期間中に毛抜きでムダ毛を抜いてしまうと、光をいくら照射しても作用するはずのメラニンがないため脱毛効果が得られなくなってしまいます。
施術効果をしっかりと出すためにも、脱毛期間中は毛抜きを使った処理は行わないようにしましょう。
ムダ毛の自己処理は気を付けて行おう
今回は、セルフ脱毛の注意点や、毛抜きを使ったムダ毛処理のリスクについてご紹介しました。
ムダ毛のセルフ処理には様々な方法がありますが、的移設な使い方や注意すべき点などを知ることで、肌トラブルなどのリスクを減らすことができます。
セフル脱毛が原因でお肌にダメージを与えてしまわないよう、気をつけながらムダ毛を処理して下さい。