公開日:2018/07/09
妊娠中・授乳中にも光脱毛したい!光脱毛しても問題ないの?
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妊娠中や授乳中でも脱毛はしっかり行っておきたいという女性は多いではないのでしょうか?
ただ、お腹の中に子どもがいる状態や、子どもに授乳している期間に光脱毛をすると何かしら影響が発生しそうなイメージがあります。
妊娠中や授乳期間に光脱毛はおこなっても大丈夫なのでしょうか?
妊娠中に脱毛することはできません!
妊娠中に脱毛できない理由は?
妊娠していると、実は光脱毛の施術を断られます!理由は、妊娠時には肌が敏感になってしまうためです。
光脱毛は人体への安全が確認されていますが、見た目以上に肌に大きなダメージを与えてしまいます。
妊娠していない時でも、多少なりとも肌トラブルが発生してしまいます。
そんな光脱毛を敏感肌になりやすい妊娠時に行うのには、大変高いリスクが伴います。
また、肌だけでなく、妊娠時には体の至るところに不調が生じます。例えば、妊娠初期にはつわりが発生します。
仮につわりの症状が施術中に悪化すると、施術どころではなくなってしまいますよね!
このように、妊娠中には光脱毛を行わないことが一般的となっています。
胎児への影響はどの程度あるの?
妊婦への負担が光脱毛を行えない主な理由ですが、胎児には影響があるものなのでしょうか?
結論からいえば、光脱毛を行うことによる胎児への影響はないとされています。
とはいえ、レントゲンの例などもあり、心配になる方もいるかもしれませんね。
レントゲンの場合、X線が体を通過してしまいますので、お腹の中にいる胎児にもX線が当たってしまいます。
そのため、胎児にも影響を与えてしまうリスクがあるのですが、光脱毛で使用する光は肌表面でとどまるレベルの光量しかありません。
お腹に照射しても胎児にまで届くレベルではありませんので、影響がないとされています。
行っても意味がない点も見逃せない!
妊娠中に光脱毛が行えないのは、何も妊婦に危険性があるからというだけではありません。
妊娠中には、ホルモンバランスが大きく崩れます。ホルモンバランスが崩れてしまうと、せっかく脱毛してもすぐに新しい毛が生えてきてしまうことがあります。
施術してもすぐに新しい毛が生えてきては、せっかくの施術が水の泡になってしまいます。
逆に、多毛症となり毛が濃くなる可能性も考えられます!かといって、妊娠していない時よりも強い光を照射するわけには行きません。
妊娠中に光脱毛をすることは、健康面だけではなく、経済的・時間的にも控える方が無難なのです。
授乳中にも光脱毛は行ってはいけないの?
ホルモンバランスの崩れによって断られる!
妊娠中と同様に、出産後の授乳期にも光脱毛の施術を断られるケースがほとんどです。
その主な理由は、妊娠時と同じくホルモンバランスの乱れによって、肌が敏感な状態となっているためです。
普段は全く気にする必要がないようなちょっとした刺激でも、授乳時の身体には大きな影響が発生する可能性があるのです。
授乳中には脳下垂体から分泌されるプロラクチンというホルモンが多くなります。
このプロラクチンは、乳腺の発達を促したり乳汁を分泌するホルモンですが、一方で多毛症や濃い毛の生成にも関与しています。妊娠中と同じく授乳期も、光脱毛をするには適さない条件が揃っているのです。
母乳への影響はどの程度あるの?
授乳期には母乳が分泌され、赤ちゃんに与えることになります。この母乳に対して、光脱毛は悪影響を与える事は考えられないのでしょうか?
それを確認するためには、まずは光脱毛で使用する光がどのようなものかを知る必要があります。
光脱毛で使用するのはメラニンに強く反応する光です。メラニンに反応するという性質を活かし、毛根部分の毛を造り出す毛母細胞を焼き切って脱毛していきます。
母乳は特にメラニンを含んでいるわけではありませんので、仮に授乳中の体に対して照射しても、特に目立った影響はないとされています。
契約期間中に妊娠したら再開できるのはいつ?
妊娠が発覚したらすぐにサロンに相談しよう!
光脱毛は1度で効果があるようなものではありません。多いときには10回以上も施術を受けて、やっと永久脱毛に近づくレベルなのです。
よって、施術を受け始めてから1年以上の期間をかけてじっくり脱毛することになります。
その間に、妊娠してしまった場合、どのようにすればいいのでしょうか?
まずは、すぐに契約しているサロンに妊娠した旨を伝えましょう。
サロンによっては、契約期間から妊娠期間を除外して、出産後にその分だけ延長して施術を受けることができるプランを用意しています。
また、休会という形で対応するケースもあり、サロンによって対応はまちまちです。
ただ、ほとんどのサロンで妊娠を考慮して対応していただけますので、安心して契約することができます。
出産後はいつから再開できるの?
次に気になるのが、出産後はいつから施術を再開できるかという点です。
出産後の再開の目安となるのは、生理の再開と授乳をしているかどうかです。一般的には、産後4ヶ月程度までに生理が再開します。
その後、生理が2回以上発生した後に光脱毛の施術を再開することができるサロンがほとんどです。概ね、出産後6ヶ月程度で再開できる計算ですね!
ただし、授乳中の方は別です。授乳期に多く分泌されるプロラクチンは、生理の再開を抑制します。
そのため、母乳を与えている方の場合は生理の再開も遅れる傾向にあります。
逆に、ミルクで育てる場合は、早い人では2ヶ月程度で生理が再開することもあります。
もしどうしても早く光脱毛を再開したい場合には、授乳ではなくミルクを利用するという選択肢も検討の価値があります。
子どもの預け先も考える必要あり!
出産すると、独り身の時のように自由な行動ができなくなります。
特に、小さな子どもを家に置いて外出するわけにはいきませんので、一緒に連れて行動するか、託児所などに預ける必要があります。もちろん、サロンで光脱毛を施術する場合も、同様に考える必要があります。
サロンによっては、そのような方に対して託児所を準備しているところがあります。これなら、安心してサロンに通うことができますよね!
また、キッズルームを用意して子どもを飽きさせないようにするサロンもあります。
ただ、このようなサロンは大手だけであり、規模の小さなサロンでは託児所もキッズルームも用意されていないケースがほとんどです。
更には、子ども連れ自体をNGとするサロンもあります。少し冷たい印象がありますが、子どもは思わぬ危険な行動を取る可能性もあるので、致し方ない面もあります。
妊娠中や授乳期間は施術ができない!
いかがでしたでしょうか?妊娠中や出産後の授乳期には、残念ながら光脱毛を受けることはできないのです。
これは、妊娠期特有のホルモンバランスの乱れにより施術に適さない身体の状態になり、しかも効果があまり期待できないというのが理由です。