公開日:2017/11/21 

お酒を飲んだ翌日のむくみは予防できる?原因と予防法を調査

お酒のせいでむくみがちな人必見!お酒を飲むとどうしてむくんでしまうの?解消・予防するための対策は?これでもうむくまない、お酒のむくみ予防ためのポイントを解説。今日からできる、お酒のむくみ対策マッサージガイドも要チェックです。

お酒によるむくみの原因

むくみとは、細胞組織の水分と血液の圧力バランスが崩れ、細胞組織に水分が溜まって腫れることです。
むくみの原因には心疾患、肝疾患、腎疾患などがありますが、お酒の飲みすぎによる一時的な体内の水分バランスの乱れによって起こることがあります。

アルコールが原因でむくむ
お酒に含まれるアルコールには利尿作用がありますが、尿が出ることで身体は脱水状態になります。

身体が脱水状態になると喉が渇いて水を飲みたくなり結果的に水分の過剰摂取となってしまうのです。

水分が過剰になるとアルコールの利尿作用によってバランスが取れるわけではなく、むしろアルコールを摂取したことにより血液の浸透圧のバランスが崩れ細胞壁が水分を通しやすくなり、細胞に水分がたまりやすくなってしまい、結果としてむくみが起こりがちになるというわけです。

では、翌朝のむくみをなるべく抑えるためにできることはないのでしょうか?
まずは、お酒と一緒に味の濃い食べ物、つまり塩分の多いつまみを食べないというのがいいでしょう。

上記のようにアルコールには利尿作用がありますが、そこにさらに味が濃いものを食べてしまうと、喉の渇きは一層強いものになります。そうなると、また水分を取って結果的に悪循環になってしまいがち。

POINT!

どんな食べ物ならいいのかというと、体内の余計な水分を排出する助けをするカリウムや、代謝を促すクエン酸などが含まれている食べ物がいいでしょう。ほうれん草やさつまいも、ゴマ、海藻類にはカリウムが多く含まれています。


また、お酢やトマトなどにはクエン酸が含まれています。こうした食べ物を上手におつまみに取り入れることで、翌朝のむくみを予防することができます。

お酒のむくみを取るマッサージ方法

それでも、ついつい味の濃いおつまみとお酒を楽しんでしまった場合、翌朝起床すると普段より一回り顔が大きく見えたり目が腫れぼったくなることも。

こうした顔に生じるむくみの症状というのは、通常不要な水分が溜まってしまっている状態です。 ですが、起きて行動しているうちに昼ごろを目安に身体から余計な水分が排出されていくため解消されます。

しかし、朝のメイク時にはむくみがまだあるため、むくんだままメイクをすると上手くいかないということが起こりがちです。

このような際にすぐに行える解消法としてマッサージが挙げられます。

首をほぐす
滞っている水分をマッサージで強制的に流してあげることである程度、顔のむくみは解消できるのです。症状は顔に表れるため、すぐに顔に施術してしまいがちですがまずは首をほぐすことが重要になります。

首を3回右回しを行い、同じく左に3回回します。しっかりと大きく動作を行うということを意識してください。

つぼを刺激
次に、鎖骨の上部に存在しているくぼみに指を4本当て左右各々20回程度押します。

力を入れ過ぎることは良くないものの、全身の中でも凝りやすい部位であるためしっかりとほぐしてあげると良いでしょう。

このように溜まってしまっている水分が抜けやすい状況を作った上で顔をほぐしていきます。顔は顎から耳にかけてのリンパを刺激するといいでしょう。

顔だけではなく、足や腕などのむくみも取りたい場合は、顔のマッサージに続いて、肩や肩甲骨、全身の軽いストレッチなどを行えば、全身スッキリとさせることができます。

また、まぶたが腫れぼったいときなどには、目頭や目尻のツボを刺激してあげるだけで目元のむくみも解消します。

お酒のむくみを予防するにはむくみサプリが効果的

ナトリウムとカリウム
私たちの体に起こる「むくみ」は、食べ物や生活習慣が原因とされています。そもそも、私たちの体の大部分は水分で構成されており、ナトリウムとカリウムがバランスよく保たれています。

しかし、塩分の過剰摂取などによって体内のナトリウム量が増加すると、細胞の外に余分な水分が溜まってしまいます。この現象が「むくみ」です。

お酒に含まれるアルコールが原因のむくみにはサプリが効果的

お酒を飲んだ翌日にむくみ症状を感じることが多くあります。
これは、お酒に含まれるアルコールの脱水作用によって血液が濃くなり、血管に水分を取り込むことによって起こります。

このような症状の予防には、むくみサプリが効果的です。むくみサプリには「カリウム」が多く含まれており、強い利尿作用で体内の余分な水分を排出してくれます。

これによって、むくみが解消されやすくなります。カリウムは、食べ物だけからの摂取では不足してしまいがちな成分。また、食材を加熱することで栄養素の多くが失われてしまうので、サプリを用いて補うのは効果的です。


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