公開日:2018/07/12
基礎代謝とダイエットの関係を知れば確実に痩せる!正しい食事と筋トレ法
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今までと同じように食べていたのに、なんだか体重が増えている気がする…と、思うのなら生活を見直す時期です。
そもそも基礎代謝が問題なのですが、体を絞るためには考えないといけないことであり、今までどおりの習慣を続けていても効果がありません。
食事や筋トレを中心にして、ダイエットのやり方を変えれば、効果も今までとは変わってくるでしょう。
ダイエットを成功させるためにはまず自分の基礎代謝を知ろう!
食事の量を少なくすれば、自然と痩せられるのが普通ではないの?と疑問でしょうが、そう思うのは痩せる仕組みを知らないからです。
意外にもダイエットは単純にできており、とくにその要になっているのが基礎代謝だと思っていいでしょう。
それくらい体にとっても重要なところでもあるので、早く体を細くしていきたいなら覚えておいてください。
脂肪がつくのは食事でとり込んだエネルギーを使いきっていないから
まずダイエットを始めるキッカケとして、誰でも同じで体が太って気になってくるからではないでしょうか。
これは食事の量が多すぎて、脂肪をため込んでしまっているからと思う人が大半のはずです。
たしかに言っていることは半分当たっていますが、人によって太ってしまう量はそれぞれ違います。
ちょっとした量でも太ってしまう人もいれば、たくさん食べても太らない人だっているでしょう。
これは食べた分のエネルギーを、使っているかどうかに違いが出ており、余らせてしまった分が脂肪となって体に溜め込まれます。
逆に使い切った人は、以前溜め込んだ脂肪を使って、足りないエネルギーを使うように体は作られているんです。
量を減らしたのに変化がないのは基礎代謝が原因
では最初の話に戻って食事の量に変化がないのに、体を絞れない理由は、単純に食べた分の栄養を使い切っていないからとなります。
しかし運動量も食事の量も同じなのに、なぜ脂肪がついてしまうのか、気になってしまうでしょう。
それは加齢によって、基礎代謝をダウンさせているんです。運動である程度カバーできますが、下げさせない方法を見つけるのも、うまく痩せるポイントでしょう。
これは運動をしていなくても、エネルギーを使ってくれるもので、むしろ運動よりもたくさんの量が必要なんです。
実は体は意識していない状態でも、勝手に心臓などを動かしているように、命に係わるような仕事はすべて無意識に動いてくれています。
以上の活動で使われるものを基礎代謝といい、主に内臓系や筋肉、脳でだって使っているんです。
これらの機能が衰えていくのは加齢の場合が多く、だからこそ基礎代謝が下がってしまい、同じ食事でも太ってしまいます。
そこで今のあなたの基礎代謝がどれくらいなのか、知っておくのがすごく重要になります。
計算式に当てはめるだけで、すぐにわかってしまうので今すぐ計算してみてください。
基礎代謝基準値●● kcal ×体重●kg =1日の基礎代謝量●●kcal/日
引用元:基礎代謝とダイエットの関係!基礎代謝って何? | ダイエットプラス
◆日本人の基礎代謝基準値(kcal/kg/日)年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
1-2歳 | 61.0 | 59.7 |
3-5歳 | 54.8 | 52.2 |
6-7歳 | 44.3 | 41.9 |
8-9歳 | 40.8 | 38.3 |
10-11歳 | 37.4 | 34.8 |
12-14歳 | 31.0 | 29.6 |
15-17歳 | 27.0 | 25.3 |
18-29歳 | 24.0 | 23.6 |
30-49歳 | 22.3 | 21.7 |
50-69歳 | 21.5 | 20.7 |
70歳以上 | 21.5 | 20.7 |
引用元:加齢とエネルギー代謝 | e-ヘルスネット 情報提供
基礎代謝を上げるには体の調子を整えるのが重要
なにもしていないのに脂肪がつかなくなるのなら、この体の機能を使わない手はないでしょう。基礎代謝を上げていくには、体の機能を上げていくのが重要で、それには健康に気を遣うのがベストです。
不健康になってしまうと、内臓だって疲れてしまい、徐々にその機能を落としてしまいます。生活習慣を見直して、内臓の機能を高める努力をすれば、それだけで脂肪は徐々に少なくできるわけです。
ちなみにどれくらいの効果があるのか、下の表を見てみてください。エネルギーを使う割合を見てみたら、その差がすぐにわかります。
◆ヒトの臓器・組織における安静時代謝量(%)ヒトの臓器・組織 | 安静時代謝量(%) |
---|---|
骨格筋 | 22 |
脂肪組織 | 4 |
肝臓 | 21 |
脳 | 20 |
心臓 | 9 |
肝臓 | 8 |
その他 | 16 |
引用元:加齢とエネルギー代謝 | e-ヘルスネット 情報提供
骨格筋というのは筋肉が関係しているので、言い換えるとこれが運動量と思っていいでしょう。20%の脳を除いた内臓系は、6割くらいの量を占めているので、その機能が弱まったら脂肪がたまりやすくなるのはわかります。
基礎代謝とダイエットの関係はとっても単純で一番大切な事!
これらを考えれば健康になれるように、体を絞るのも大切という考えは半分正解です。エネルギーを使って内臓系を元気にさせられれば、たしかにたくさん脂肪を使ってくれるので、うまく痩せられます。
基礎代謝を落とさないのが重要なのは変わりなく、なにもしていなくてもエネルギーを使ってくれるものが必要ですが、それには残りの骨格筋である筋肉を増やせば意外に簡単に痩せられるでしょう。
気軽に効果を出したいのであれば筋トレがベスト
そもそも健康というと一生かかる問題でもあるので、すぐに効果が出るものでもありません。ところが筋肉をつけるなら、それよりも早く効果を上げられます。
それは筋トレをしてしまえば、徐々に筋肉がふえていくので、基礎代謝も増えていくでしょう。
たしかに内臓すべてを合わせたエネルギーの量にはかないませんが、それでも確実に基礎代謝を増やせられる方法です。
とくに筋肉がついていないところを中心に鍛えていけば、すぐに増えて脂肪を減らせられます。
筋肉がつきやすい食事に変えればさらに効果アップ
もともと筋トレを使っても短い間でダイエットはできませんが、ちょっとでもそのスピードを早める方法があるんです。
それは筋肉が増えやすくする食事をして、同じ筋トレでも効果を高めるという方法になります。
その食事とはたんぱく質メインに変えて、その補助となるビタミンやミネラルをとってください。
ダイエットのために食べものを変えるので、糖質を少しでも減らしましょう。
しかし逆にゼロにしたら、せっかくの筋肉が減ってしまうので、減らす程度にしておきます。
カロリーより基礎代謝が多くなるように食べるものを見直す
さらに食事で脂肪を増やさないように気を付けないと、いくら筋肉がつけられても、脂肪が増えてしまうと意味がありません。
上記で紹介した現在の基礎代謝量を目安に、食事から摂るエネルギーを調整して、上回らない食事に変えていきましょう。すると徐々に脂肪が減っていくのがわかります。
基礎代謝に合わせた食事と筋トレさえしていれば確実に痩せられる!
体の仕組みを知っておけば、なぜ体に脂肪が増えているのか把握でき、対策を練ることができるでしょう。それには基礎代謝について知っておくと、すぐに原因がわかってダイエットしやすくなります。
健康に気を遣って体調をよくして、筋トレで基礎代謝を増やしていきましょう。そしてその補助として食事を付け加えて、今の基礎代謝を上回らないようにすれば、確実にダイエットができていきます。
ところが効果が出始めるのに時間がかかってしまうのが、この方法のデメリットでもあります。
つまり同時進行で早く脂肪を減らせられる方法を、見つけないといけません。その方法として1番効果があるのが、筋トレとなります。