公開日:2017/06/15 

自宅で至福のコーヒータイムを過ごす方法

自宅でゆっくりと至福のコーヒータイムを過ごしたいという方は、必見!おいしいコーヒーを淹れるポイントや、コーヒータイムを素敵に演出する方法をお届けします。あなただけのとっておきの時間を、過ごしてみませんか。

コーヒーを淹れるために用意するもの

まずはお好みのコーヒー豆を選択

自宅でコーヒータイムを楽しみたいとき、まずこだわってほしいのがコーヒー豆です。世界中に産地があるコーヒー豆は、乾燥などの加工方法や保存状態などによって、酸味や風味、香りが異なるもの。コーヒーならではの苦みも、焙煎度合いが大きく左右します。

同じ銘柄のコーヒー豆でも、収穫年によって味の違いもあるのです。ひょっとするとコーヒー豆を選ぶとき、最初は少し難しく感じられるかもしれません。もし迷ったら、有名な銘柄や香りのよいものなどからはじめて、さまざまな種類を試してみてください。試行錯誤を繰り返しているうちに、コーヒーの知識だけでなく、その奥深さも感じられることでしょう。あなた好みのコーヒー豆を見つけるところから、ご自宅でのコーヒータイムをはじめてみませんか。

お気に入りのコーヒーグッズをそろえる

自宅でコーヒーを淹れるときに、必要な道具を確認してみましょう。まずはコーヒーの豆や粉を計量するスプーン。そして自宅で豆を挽く場合には、コーヒーミルが必要となります。豆を挽くのが面倒な方は、すでに粉になったものを購入するとよいでしょう。

次に、自宅でコーヒーを淹れる方法には、主にハンドドリップとフレンチプレスの2つがあります。ハンドドリップでコーヒーを淹れるには、ペーパーや布製などのフィルターを使います。フィルターを収めるドリッパーや、ドリップしたコーヒーを受け止めるサーバーに加え、お湯を入れるドリップポットもあると便利です。金属フィルターを使って抽出するフレンチプレスには、専用のポットが必要となります。使いやすい道具をそろえて、おいしいコーヒーを淹れてくださいね。

コーヒーを入れるカップにも彩りを

自宅でコーヒーを飲むときに、どのようなカップを使っていますか。コーヒータイムを華やかにしてくれるのが、多彩なカップです。スプーンや小さなスイーツも置けるソーサ付きのカップは、コーヒータイムの必需品。アンティーク調のデザインがほどこされたものや、大胆な模様が入ったおしゃれな北欧テイストのカップ&ソーサなどは特におすすめですよ。

エスプレッソを楽しみたいときは、小ぶりのデミタスカップ。コーヒーをたっぷりと注いで飲みたいときは、大ぶりのカフェオレボウルが適しています。シンプルなマグカップで、コーヒータイムを満喫するのも素敵ですね。そのときの気分によって、さまざまなテイストのカップ&ソーサ―を使い分けられると、ご自宅でのカフェタイムは一層楽しいものになることでしょう。

自宅でコーヒーを淹れるときのポイント

コーヒースプーンを使って計量する

味の決め手となる要素に、コーヒー豆や粉の分量があります。おいしいコーヒーをコンスタントに淹れたい場合には、コーヒースプーンを使って分量を計ることをおすすめします。豆の量が少し違うだけでも、微妙な味の差となって現れるからです。

このときポイントになるのは、コーヒースプーンの容量が、メーカーによって異なるということ。お手持ちのスプーンのサイズを事前に確かめた上で、計量を行うとよいでしょう。通常、コーヒー1杯分に必要な豆の量は、およそ10gが目安。粉にすると約11~12gです。同じ分量でも豆と粉では、コーヒーの味に違いが出てきます。コーヒー豆の選択と同様、試行錯誤を繰り返して、ぜひお好みの分量を見つけてくださいね。

コーヒーの味を変える豆の挽き具合

次に、計量したコーヒー豆を、コーヒーミルで挽く作業が必要です。豆を挽く過程も楽しみたいという方には、ハンドルがついた手動タイプのコーヒーミルがおすすめ。レトロ感のあるデザインも多く、置いてあるだけでキッチンが華やぎます。一方で、ミルの使用頻度が高い方や、一度に多くの豆を挽きたい方には、電動タイプがおすすめです。忙しい朝にも活躍してくれます。

コーヒーの味を大きく左右するのが、粉の粗さ。基本的に豆を細かく挽くほどに香ばしさや苦みは増し、味は濃くなります。逆に粗く挽いた場合には、味は薄めで、あっさりとした味わいです。エスプレッソには、超細挽きの粉が使用されます。最初は、中細挽き~中挽き程度を目安に、その後お好みに合わせて、挽き具合を調節していくとよいでしょう。

2種類のコーヒーの抽出方法をご紹介

早速、コーヒーを抽出してみましょう。ハンドドリップの場合、サーバーの上にドリッパーを設置し、その中にフィルターをセットします。必要な量の粉を入れて平らにし、「の」の字を描くようにお湯を注ぎます。30秒~1分間を目安に蒸らしてください。粉が膨らんできたら再び、中心部にゆっくりとお湯を注ぎます。使用するお湯の温度は、90度前後が目安。熱すぎると苦みや渋みが出ることもあります。最初は慣れないハンドドリップも、コツさえつかめば、それほど難しくないのでぜひ挑戦してみてくださいね。

手軽な淹れ方として注目を浴びているのが、フレンチプレス。容器に粉と少量のお湯を入れて蒸らします。後は残りのお湯を注いで3~4分待ち、フタをゆっくりと閉めるだけ。ぜひ一度お試しください。

至福のコーヒータイムを盛り上げるものは?

コーヒーの味に合わせてスイーツを選択

コーヒーが入ったら、おいしいスイーツも食べたくなりますよね。コーヒーと相性のよいスイーツは、自宅でのコーヒータイムをより一層、楽しいものにしてくれます。相性のよいスイーツは、コーヒーの味によって異なります。酸味が強めのコーヒーに合うのは、フルーツ系スイーツや軽めの焼き菓子。フルーツタルトやパウンドケーキ、ビスケットなどがおすすめです。

苦みのあるコーヒーには、バター、チーズなどが入った濃厚な味の、チーズケーキやアイスクリームなどがおすすめです。苦みの強いエスプレッソには、甘めのチョコレートやティラミス。カフェオレには、クッキーやスコーンなどシンプルな焼き菓子がおすすめです。コーヒーの味を引き立てるスイーツを、賢く選んでみてくださいね。

BGMや照明でお部屋の雰囲気を演出

自宅に居ながらにしてカフェ気分を演出したいときに、重宝するのがBGMです。素敵な音楽を聞きながら、おいしいコーヒーを味わうひとときは、なにものにも代えがたい至福の時間。気持ちの良い音楽を選んで、ゆったりとリラックスできるでしょう。日頃よく聞くお気に入りの音楽に加え、ボサノバやジャズ、自然音が入ったヒーリングミュージックなどを、取り入れてみるのはいかがでしょうか。

またお部屋の模様替えをして、カフェらしい雰囲気を作るというのもおすすめです。ナチュラルテイストのウッディーなインテリアや、間接照明を置いてみるのも素敵ですね。日頃から少しずつ、過ごしやすい空間を作る工夫をしてみると、生活がより豊かになるかもしれません。

自宅で手軽にかわいいラテアート

街のカフェでよく見かける、かわいらしいラテアート。自宅でもかわいいラテアートができたら、コーヒータイムがより充実しそうですね。自宅でラテアートを作る場合、ミルクを細かく泡立てるために、専用のミルクフォーマーが必要となります。ミルクフォーマーは近年、100均にも登場するなど、お手頃価格で手に入るようになりました。

作り方は、少し温めた牛乳を使い、空気を取り込むようにミルクフォーマーで泡立てます。コーヒーの上から泡立てたミルクを注ぎ、爪楊枝などを使って、お好みの絵柄を描いていきます。まずは、ハートやリーフ、動物の顔などから、試してみるのはいかがでしょうか。慣れてきたら、さまざまなラテアートにぜひ挑戦してみてくださいね。

自宅で過ごすコーヒータイムをより豊かに

  • まずは好みのコーヒー豆を見つけよう。
  • コーヒーグッズはニーズに合わせて使いやすいものを選ぶ。
  • おいしいコーヒーを淹れるためのポイントは、コーヒー豆の計量と挽き加減の調節。
  • 部屋の雰囲気とおいしいスイーツで、至福のコーヒータイム。

こだわりの空間で飲むおいしいコーヒーは格別な味です。皆さんもぜひどうぞ。

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