公開日:2017/09/20 

鼻毛脱毛は危険?セルフ処理で知っておくべき安全な方法と注意点

メイクやヘアスタイル、女性は綺麗に身だしなみを整えている方が多いですが、意外と忘れがちなのが鼻毛のお手入れです。

どれだけ綺麗にしても、鼻毛が1本でも飛び出ていては台無しですよね。鏡で見たときは大丈夫でも、笑った途端に鼻毛が飛び出すということもあるので、しっかり鼻毛の処理はしておきたいものです。

そこで今回は、まず鼻毛の役割を知り、自分で出来る安全な鼻毛処理方法と危険な鼻毛処理方法、最後に鼻毛処理する際の注意点について紹介します。

鼻毛脱毛する前に知っておきたい!鼻毛本来の役割とは?

鼻毛には、「体内への異物侵入を防ぐ」「湿度の調整」「においを嗅ぎ分ける」といった3つの役割があります。鼻毛を処理する前に、まずは鼻毛の本来の役割について知っておきましょう。

体内への異物侵入を防ぐ

鼻毛は、息を吸ったときに空気中のホコリやウイルスなどを吸い込まないためのフィルターの役割をしています。

鼻毛がなくなると、くしゃみの回数が増え、風邪を引きやすくなるなどのデメリットがあります。

湿度の調整

鼻毛には、鼻の内部の湿度を保って、乾燥を防ぐという働きがあります。

そのため鼻毛がなくなると、鼻の内部が乾燥してドライノーズという症状になってしまいます。

においを嗅ぎ分ける

鼻毛は嗅毛(きゅうもう)と呼ばれていて、これがにおいを嗅ぎ分ける嗅覚神経の役割を担っています。

そのため嗅毛がなくなると、うまくにおいを嗅ぎ分けることができなくなります。

安全に鼻毛脱毛をするには?鼻毛のセルフ処理方法を調査

鼻の中は粘膜に覆われているため、粘膜部分を傷つけないことを最優先に考えなければいけません。そこで安全な処理方法として2つの方法を紹介します。

鼻毛専用のカッターを使う

鼻毛専用カッターは、肌に直接刃が当たらない作りになっているので、デリケートな鼻の中でも安全に使えるのがメリットです。

鼻毛専用カッターは「エチケットカッター」「ノーズシェーバー」とも呼ばれ、電動式縦型が主流で、先端のノズル部分に内蔵された刃が回転することで鼻毛を処理できる仕組みになっています。

最近では小型の商品が増えているので、ポーチの中に一つ忍ばせておくと外出時も安心です。あっという間に鼻毛が処理できるので、鼻の奥まで入れすぎて粘膜を傷つけないように気を付けてくださいね。

鼻毛専用のハサミを使う

より手軽な鼻毛のセルフ処理方法は、鼻毛専用のハサミを使ってカットするという方法です。
鼻毛専用のハサミは、安全に使用できるように刃の先端が丸くなっているのが特徴で、百均でも手に入るという手軽さが魅力です。

ピンポイントで鼻毛をカットできるので、少しだけ処理したいという方には鼻毛専用ハサミがおすすめです。

これは危険!おすすめできないセルフ鼻毛脱毛

鼻の粘膜を傷つけてしまう可能性がある危険な鼻毛脱毛方法を紹介します。

毛抜きを使って鼻毛を抜く

毛抜きを使うと、毛根から無理やり毛を引き抜くので、鼻の粘膜部分や毛穴を傷つけてしまう可能性があり、出血したり、毛嚢炎になったり、ばい菌が入ると化膿することもあります。

鼻の内部の粘膜は非常にデリケートなので、毛抜きを使って鼻毛を抜くのはやめておきましょう。

ブラジリアンワックス脱毛

最近人気を集めているのが「ブラジリアンワックスによる鼻毛脱毛」で、専門サロンでも行っていますが、鼻毛専用のブラジリアンワックスもたくさん出回っています。

鼻毛脱毛専用のスティックの先端にワックスを付け、それを鼻の中に入れて固めます。ワックスが固まったら専用のスティックを一気に引き抜くことで鼻毛をまとめて脱毛するため、爽快感があると話題になっています。

毛抜きと同様に、毛根から毛を引き抜くため2週間ほどツルツルな状態を維持できるというのがブラジリアンワックスによる鼻毛脱毛のメリットです。

しかしワックスを使うため、毛抜きに比べて粘膜部分を傷つける可能性が高く、鼻毛を処理しすぎてしまうため非常に危険です。

フラッシュ脱毛やレーザー脱毛

自宅で気軽に脱毛できる家庭用脱毛器が増えてきていますが、自分で鼻毛を脱毛するのは非常に危険です。

フラッシュ脱毛やレーザー脱毛は、高熱を使用して脱毛していくため、鼻の粘膜部分に照射すると火傷のリスクがあります。

一部のクリニックでは、レーザー脱毛による鼻毛脱毛を行っていますが、医師の判断で少量ずつ脱毛していきます。鼻毛本来の役割をなくさない程度に処理していくので、鼻毛を脱毛したい場合はクリニックを利用するのが安全です。

鼻毛脱毛のセルフ処理方法の注意点

自分で鼻毛脱毛する場合は、粘膜を傷つけないことが最優先です。そこで鼻毛のセルフ処理を行うときに気を付けたい注意点を2つ紹介します。

鼻の入口付近の毛のみを処理する

鼻毛が生えている本来の役割は、ウイルスや細菌の侵入を防ぐフィルターという役割なので、すべての毛がなくなってしまうと、体内にウイルスや細菌が入りやすくなり、病気になるリスクが高くなります。

そのため鼻毛を処理するときは、入口付近の毛のみを処理するように意識しましょう。

鼻の粘膜を傷つけないように注意する

鼻毛を処理するときには、傷や炎症を防ぐためにも粘膜を傷つけなように気を付けないといけません。
鼻毛専用カッターや鼻毛専用のハサミを使って処理する場合も、粘膜に押し付けないように少し離して使用するのが安全です。

鼻の中はデリケート!安全な鼻毛脱毛方法を選びましょう

綺麗に鼻毛を処理したいという思いから、つい奥の方まで処理したくなりますよね。しかしそれだと鼻毛本来の役割を失ってしまうだけでなく、粘膜を傷つける可能性があるため、非常に危険です。

鼻の中はとてもデリケートなので、安全な処理方法で、鼻の入口付近の毛のみを処理するようにしてくださいね。

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