公開日:2017/05/26
オルチャンメイクの基本!シェーディング・ハイライトとは?
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意識高めな女子の間で話題になっている「オルチャンメイク」。プロも取り入れているメイク術が改めて注目されているわけですが、コツさえつかめば素人の私たちでも簡単にチャレンジできます。ここでは、オルチャン顔になるためのメイク術について紹介します。
オルチャンメイクってそもそもどういうもの?
「オルチャン」とは「美女」のことだった!
最近よく耳にするワード、「オルチャンメイク」。「オルチャンって一体なんのこと?」なんて思っている方も多いのではないでしょうか。
「オルチャン」は韓国で生まれた言葉で、「オルグル」と「チャン」という、2つの単語が組み合わさってできています。そしてこれら2つの単語を日本語に訳すと、「オルグル」には「顔」という意味が、「チャン」には「良い」という意味になります。
つまり「オルチャン」には、良い顔、もう少しわかりやすく、日本語らしく言えば、「美しい顔」「綺麗な顔」「美女」といった意味があるわけですね。この言葉が生まれた韓国では、美しい女優や歌手、モデルに対して、「オルチャン」という言葉を使うことが多いのだそうですよ。
オルチャンの第一条件はスベスベ美肌
大きな瞳や透き通った鼻筋、小顔など「オルチャン」にはいくつかの要素がありますが、まず忘れてはならないのが、「つるつる、スベスベの美肌」です。そういえば「オルチャン」と呼ばれる韓国の女優やモデルをみると、毛穴レスでとても綺麗な肌をしていますよね。
そこでベースメイクをする際はまず、毛穴や肌のくすみをカバーして、透明感のある肌をつくることを意識してみましょう。毛穴が気になる方はBBクリームやCCクリームなど、カバー力に優れたリキッドタイプのファンデーションがおすすめです。また肌のくすみが気になる方は、ややピンクがかった色味のファンデーションをセレクトすると、透明感のある綺麗な肌に仕上げることができます。
オルチャンメイクのポイントはメリハリ
さて、スベスベ美肌をつくったら、いよいよ本格的なオルチャンメイクのスタートです。
オルチャンになるには、ただ肌を綺麗にするだけではいけません。顔に陰影をつけて立体感を出しつつ、小顔に仕上げる必要があるのです。具体的には、鼻すじを通したり、おでこをツルンとしてみせたり、くすみが出やすい三角ゾーン(下まぶたのあたり)を明るくしたり、といったメイクが効果的でしょう。
そこで活躍してくれるのが、ハイライトとシェーディングです。この2つのテクニックによって顔に適度な陰影をつけることで、立体感のある美しい顔立ちに仕上げられるのです。ハイライトとシェーディングはオルチャンメイクの「肝」といっても過言ではありませんので、そのやり方をしっかりマスターしておきましょう!
ハイライトでステキに輝く素肌づくり
ハイライトってなんのためにあるの?
メイク用語の中でも比較的なじみのある、「ハイライト」。しかし女性の中には、よくわからないままなんとなくハイライトをいれている、という方も少なくないようです。では、そもそもハイライトとは、なんのためにあるものなのでしょうか。
ハイライトとは、特定の部分を他の部分より明るくするメイク技法のことをいいます。あえて肌の一部分にだけ明るい色を乗せることで他の部分との明暗の差を出し、顔を立体的に見せるのです。またハイライトを入れた部分は光が反射しやすくなるため、艶感をだすこともできます。
ハイライトを入れるポイントは顔のつくりや特徴などによって異なる場合もありますが、おでこや鼻すじ(いわゆるTゾーンですね)、三角ゾーンに入れるのが一般的です。
ハイライトはどんなものを選べばいい?
まず色味についてですが、日本人の肌はやや黄色味がかっていますので、ベージュ系、あるいはピンク系カラーをセレクトするといいでしょう。「明るくするため」だからといって白っぽいハイライトを入れると、その部分だけが不自然に悪目立ちしてしまうことがあります。
また市販されているハイライトの中には、パールが配合されているものもありますが、オルチャンメイクはあくまでも「ナチュラルな美しさ」をつくっていくものです。そのためこのメイクをする場合は、パール等が入っていないハイライトを使用することをおすすめします。
次にハイライトの種類についてですが、よりナチュラルに仕上げたい方、細かい部分にまでこだわってメイクしたい方には、クリームタイプのものがおすすめです。対して、失敗したくない方、広い範囲にハイライトを入れたい方には、パウダータイプのものをおすすめします。
オルチャンになるためのハイライトの入れ方
ハイライトは、「リキッドファンデーション→クリームハイライト→パウダーハイライト」の順に使います(ハイライトは、いずれか一方のみでもOK)。
次にハイライトを入れる位置ですが、まずは、
- おでこ
- 鼻すじ
- 三角ゾーン
の3か所をおさえておくといいでしょう。口元のくすみが気になる場合は、この3か所に加えてあごにもハイライトを入れるといいでしょう。
ここまでチェックしたら、早速ハイライトを入れてみましょう。
- ハイライトを一度手の甲にとり、量の調節をします。
- 三角ゾーンに、ハイライトを入れます。ただし、ハイライトは黒目より外側にだけ入れましょう。
- おでこと鼻筋にも、ハイライトを入れます。ただしテカって見えないようにするため、鼻先だけは外します。
- 口元が気になる場合は、あごに少量のハイライトを入れます。
シェーディングでより立体的に。小顔に。
シェーディングってなんのためにするの?
あまり聞きなれないメイク用語、「シェーディング」。シェーディングとは、フェイスラインなど顔の一部分に、シェード(影)をつけるメイク技法のことをいいます。そしてこのシェーディングには顔を立体的にみせたり、フェイスラインをひと回り小さくみせたりする効果があります。
つまり普段のメイクにシェーディングをプラスすれば、顔にメリハリをつけられるうえ、小顔効果まで狙えるわけですね。上で紹介したハイライトと組み合わせてメイクすると、憧れのオルチャンに近づくことができそうです!
シェーディングは色味やこれを入れる位置によって顔の印象が随分変わってきますので、不自然な感じにならないよう、基本をしっかりマスターしておきましょう。
シェーディングはどんなものを選べばいい?
まずシェーディングの色味についてですが、すっぴんの状態の肌よりも1~2トーンくらい暗めのものが良いでしょう。肌よりやや暗い色味をのせることで、効果的に影をつくることができます。
次にシェーディングの種類についてですが、髪の毛の生え際などメイク崩れしやすい部分には、肌に密着しやすいクリームタイプのものをおすすめします。対して、フェイスラインなど広い範囲に使用する場合は、軽いタッチのパウダータイプがいいでしょう。これまでシェーディングをしたことがない方も、パウダータイプのものから始めたほうが失敗が少ないでしょう。
またシェーディングの扱いに慣れるまでは、パール等が入っていないマットな質感のものを使用することをおすすめします。
シェーディングのやり方をチェック!
シェーディングは、「リキッドファンデーション→ポイントメイク→シェーディング」の順に行います。シェーディングは顔全体のバランスを見ながらメイクする「最後の仕上げ」的要素があるため、ハイライト等のポイントメイクを済ませた後がベストタイミングなのです。
シェーディングのやり方ですが、基本的にはハイライトを入れたときとほぼ同じになります。
- 手の甲に適量のシェーディングを取り、量の調節をします。
- こめかみからエラにかけてのフェイスラインに、シェードをつけます。
- 前髪の生え際にも、シェードをつけます。
- 鼻筋をよりスッキリさせたい場合は、鼻すじの両サイドから眉頭に向かって、軽めにシェードをつけます。
メイク方をマスターして憧れのオルチャンに!
なんとなく難しそうに感じるハイライトやシェーディングですが、色選びや入れる位置さえ間違わなければ、プロ並みの本格メイクをすることができます。
- オルチャンの基本は美肌
- ハイライトとシェーディングで立体感と艶感をプラス!
- ナチュラル仕上げにするため、パールなしのものを選びましょう
ここで紹介した2つのメイク技法をマスターして、あなたも憧れのオルチャンに変身してみませんか?