公開日:2017/06/15 

金欠でも受けることができる?全身脱毛の種類やしくみを紹介

全身脱毛は高いのでは?そう考えている女性も多いのではないでしょうか。今回は全身脱毛のメカニズムとコストを抑えて受けるためのポイントを紹介します。全身脱毛を検討している人は、必見ですよ!

全身脱毛のメカニズムが知りたい!

脱毛のカギとなる毛周期とは

体毛はそれぞれ異なるサイクルの毛周期を持っています。このサイクルに合わせて、定期的に生え変わることで体毛の働きや状態を維持しています。毛周期は3つの期間に分かれており、それぞれ体毛の状態が異なります。皮膚の中で毛母細胞が分裂を始めて体毛が太く成長していく成長期、成長が止まり体毛が抜け落ちる退行期、新しい体毛が生えてくるまでの休止期が約2ヵ月ごとにくり返されています。

この中で全身脱毛を行うときに使用するレーザー機器の照射に反応するのは、成長期にある体毛のみです。そのため、毛周期に合わせて定期的に全身脱毛の施術を受けることが大切となります。また、すべての毛の毛周期が異なるため、施術を完了させるには時間がかかることが多いようです。

レーザー照射で脱毛できるしくみ

体に生えている体毛は、皮膚が変化して作られます。そのため、全身の体毛の3分の2は皮膚の内側にあります。この部分は毛根と呼ばれ、先端には丸い毛球を持っています。さらに、その先端にある毛乳頭は、毛細血管から酸素や栄養を吸収して、体毛を成長させる役割を果たしています。

脱毛に使用するレーザーは、成長期にある体毛に含まれるメラニン色素に反応します。レーザーの熱がメラニン色素から周囲へと広がることで、毛乳頭を破壊します。毛乳頭には毛母細胞に栄養を届ける役割があるため、新しい体毛が生えてこなくなるのです。レーザーの照射力に応じて効果は異なり、何度もくり返し照射することで体毛が生えにくくなります。

本当に全身脱毛することは可能?

全身脱毛を受ける場合、どの範囲まで脱毛することができるのか疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。施術を受けるサロンや医療期間にもよりますが、ほぼ全身の脱毛をすることが可能です。脇や背中、お腹、足や腕はもちろんのこと、足の指や甲、手の指や甲まで細かく脱毛することができます。

また、水着を着用するときに気になるビキニラインやヒップの脱毛も可能です。体毛が気になる部分は、ほとんどカバーすることができるのではないでしょうか。さらに、全身脱毛はフェイスにもとり入れることができます。ひたいや襟足、頬やあごの下なども脱毛可能です。襟足をスッキリさせることで、まとめ髪をきれいにみせることができますよ。

全身脱毛はどこで受けるべきなの?

全身脱毛をするメリットとは

全身脱毛をすることで、セルフケアをする時間を短縮できるのはもちろんのこと、肌を傷つけることがなくなります。毎日、カミソリで剃毛していると皮膚の表面を傷つけて潤いを保つための皮脂がはがれ乾燥しやすくなります。敏感肌の場合はかゆみや赤みが出ることがあります。カミソリによる処理を止めるだけでも、美肌に近づくことができます。

また、背中やヒップなど自分では手の届かない部分もきれいに脱毛することができるのも全身脱毛のメリットです。水着や露出の多いファッションなども、自信を持って楽しむことができるようになるのではないでしょうか。体毛が内分、肌の触り心地もよくなりますよ。

「永久脱毛」と「減毛脱毛」の違い

全身脱毛はエステサロンや脱毛サロン、皮膚科や美容外科などの医療機関で受けることができます。エステサロンで受ける脱毛と医療機関で受ける脱毛の大きな違いは、永久脱毛であるかどうかです。永久脱毛には、脱毛行為をしてからある程度の期間は毛が少ない状態を維持できるという定義があります。永久脱毛といっても、永遠に生えてこない訳ではありません。

また、法律でエステサロンや脱毛サロンでは、長期的な効果のある脱毛行為を行ってはいけないと定められています。そのため、エステサロンや脱毛サロンで受けることができるのは、減毛や退毛を目的とした脱毛行為となります。

レーザー照射のパワーに違いはあるの?

エステサロンでの脱毛と医療機関での脱毛では、使用するレーザー器機が異なります。医療用のレーザーは1度に照射するパワーが強く、効率よく毛乳頭を破壊することができます。また、医療レーザーは資格を有する医師しか扱うことができないため、安心して施術を受けることができます。

また、医師が常在しているため、万が一トラブルが起きても迅速な対応を受けることができます。一方、エステサロンや脱毛サロンで使用するレーザー器機は、資格がない人でも扱うことができる照射力の弱いものとなっています。肌への負担は少ないですが脱毛するパワーが弱いため、脱毛を完了させるまでには時間がかかります。

永久脱毛に通う前にチェックしたいポイント

金欠でも全身脱毛に通うことができる?

脱毛に通う前にもっとも気になるのは、全身脱毛のコストではないでしょうか。無駄な出費を抑えるためにも、次のようなポイントを確認してみるとよいでしょう。

  • 脱毛できる部位と脱毛回数

    表示されている金額でどの部分を脱毛することができるのか確認します。同時にその部分に対して、何回レーザー照射をあてることができるのかを確認することも大切です。コストを抑えたい場合は、脱毛部分を絞るといいでしょう。

  • 年会費やその他コストはかかるか

    サロンで脱毛を受ける場合、年会費や入会費がかかる場合があります。また、脱毛後のスキンケアアイテムがセットになっている場合もあるため、必要となる費用を事前に教えて貰うようにしましょう。

コストを抑えることができる脱毛方法は?

できるだけコストを抑えて、効率よく全身脱毛できる方法は、医療機関でのレーザー脱毛だといわれています。エステサロンや脱毛サロンでの脱毛は、キャンペーンなどで初期投資が安いものもあります。しかし、レーザーの照射力が弱いため15回から20回ほど通う必要があります。

一方、医療レーザーでの全身脱毛は8回ほどで完了するため短期間で効率よく脱毛することができます。その結果、トータルでの金額は医療機関でのレーザー脱毛の方が安くなるのです。最近では、月謝制のコースプランなども登場しているため、コストや脱毛したい部位と照らし合わせながら選ぶとよいでしょう。

コスト以外でのチェックポイント

まずは、できるだけ自宅から通いやすい場所にある医療機関やエステサロンを選ぶとよいでしょう。全身脱毛にはある程度時間を要するため、遠すぎると通うのが億劫になります。また、予約の取りやすさも大切なポイントです。レーザー脱毛は毛周期に合わせて施術するため、短期間に何度も通うことができません。だからこそ、予約が取りにくいとなかなか脱毛が進まなくなります。

他にも、脱毛を受ける前にカウンセリングを受けることができるかどうかも大切なポイントとなります。レーザー脱毛は肌に刺激を与えるので、施術の進め方や脱毛方法などをしっかりと把握しておくようにしましょう。

全身脱毛は効率よく通うことが大切

全身脱毛は肌をきれいに見せることができ、セルフケアの必要もなくなる魅力的な方法です。レーザー脱毛の種類や通い方を工夫することで、効率よく脱毛することができますよ。

  • エステサロンや脱毛サロンでは「永久脱毛」を受けることができません
  • 短期間で効率よく脱毛したい場合は、医療機関でのレーザー脱毛が効率的
  • 脱毛部位やプランを確認して、金欠でも賢く脱毛をしましょう
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