公開日:2017/06/15
乳輪のむだ毛の正しい脱毛方法3選と3つの注意点
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乳輪にむだ毛を見つけてショックを受けた経験がある女性も多いことでしょう。ここでは乳輪に毛が生えてきやすい時期と、3つのおすすめ脱毛方法、また脱毛にあたっての注意点について紹介していきます。
乳輪に毛が生えるのはどうして?
思春期
乳輪に毛が生える原因は、ずばりホルモンのバランスの変化です。特に女の子の場合は中学生、高校生の年頃に迎える思春期あたりから女性ホルモンがどんどんつくられるようになり、一気に女性ホルモンの分泌が増加します。一気に女の子から女性へと、体つきに変化が見られるのもこの頃です。
そして、女性ホルモン分泌の増加に伴って、男性ホルモンの量も増加します。そのため、うぶ毛であったものが濃く太くなって、毛が濃くなるという現象が見られるようになるのです。
しかし、この現象も一過性のもので、ホルモンの分泌量が落ち着いてくれば、濃く太くなったむだ毛も、また徐々に薄く変化していきます。
妊娠中
思春期にホルモンのバランスが変化してむだ毛が濃く太くなるように、妊娠中もホルモンバランスの乱れが起きるため、再び体毛が濃くなります。そのため、乳輪の毛も濃く太くなりやすいのです。
思春期と同様、妊娠中に濃く太くなったむだ毛は、出産後にホルモンのバランスが安定してくると、もとのむだ毛の状態に戻るようです。
しかし、出産後に何らかの原因でホルモンのバランスが乱れたままになってしまう人もいます。こういった場合は元の濃さに戻らないこともあります。妊娠と出産は喜ばしいことですが、それまでの生活や身体に大きく変化をもたらす出来事ですよね。
気づかぬうちにストレスを感じている人も意外と多いのです。ストレスでもホルモンのバランスが乱れてしまうことがあります。ストレスも体毛が濃くなってしまう原因の1つなのです。
更年期
個人差がありますが、一般的に50歳前後で更年期を迎える方が多いといわれています。更年期の間もやはりホルモンのバランスが崩れるので、体毛が濃くなる傾向があります。そうなると、再び乳輪のむだ毛にも変化が見られるかもしれません。
また、ホルモンのバランスとは別の原因で体毛が濃くなることがあります。すばり、ストレスや喫煙、生活習慣の乱れです。年齢的に様々な変化を経験するのと同時に、ストレスを受けやすい時期でもあります。また家族に喫煙者がいれば、喫煙の影響も受けやすくなります。
生活習慣の乱れでは、特に食生活の乱れが大きく影響します。ホルモンのバランスが乱れてしまうことは避けて通れませんが、食生活の改善などできるところから意識を向けていきましょう。
乳輪の毛の正しい脱毛方法3選
ニードル脱毛
ニードル脱毛とは、医療機関やエスティックサロンで行う脱毛方法の1つです。毛穴にニードルと呼ばれる絶縁針を直接刺して、電流を直に流し毛を生やす細胞を破壊していく脱毛方法をニードル脱毛といいます。
むだ毛の毛穴に針を刺して、電気を流していくので、脱毛施術としてはとても高い効果を得られる方法です。ほぼ永久的な脱毛方法だといわれています。現在「永久脱毛」法といったらニードル脱毛を指すことも多くあります。
脱毛方法の中にはメラニン色素に反応してしまうものもありますが、このニードル脱毛に関してはメラニン色素への反応は一切ないことが特徴です。乳輪のむだ毛の脱毛方法としては一般的ではありませんが、効果が高いことから、繰り返し濃く太い毛が生えてしまう時には良いでしょう。
レーザー脱毛
医療機関やエスティックサロンで行う現在主流となっている脱毛方法の1つです。レーザーは毛の黒い色素(メラニン)に反応する特性があり、この特性を利用したのがレーザー脱毛方法になります。
脱毛したい部分にレーザーを直接あてて、毛を作り出す毛根の細胞にダメージを与え続けることで、新たな毛が生えにくくなっていきます。レーザー脱毛は「永久脱毛」に対して「永久減耗」と呼ばれます。
ニードル脱毛に比べ、レーザーが当たる場所が広範囲になるので、一般的には、ニードル脱毛方法よりも施術時間が早くて済み、痛みが少ないという利点があります。
自己処理脱毛
乳輪という場所ということもあり、他人にはどうしても見られたくないという人もいるでしょう。そういった場合は自己処理による方法で脱毛するしか方法はありません。
自己処理による脱毛は、毛抜き、カミソリ、シェーバー、脱毛クリームといったものが考えられます。しかし、どの脱毛方法を選んだとしても自己処理による脱毛の場合は少なからず肌への負担がかかることは、理解しておくことが大切です。
それでもどうしても自己処理で脱毛処理したい場合は、カミソリや電気シェーバーなどで表面に出ている部分だけ剃るようにすると肌への負担も少しは減らせるかもしれません。
乳輪の毛の脱毛時の3つの注意点
ニードル脱毛時
毛穴にニードルと呼ばれる針を刺して電流を直接流す脱毛方法であるニードル脱毛のデメリットは、1つ1つの毛穴に対して施術を行っていくので、1回の脱毛にかかる施術時間が長いことがあげられます。さらに、脱毛の効果を感じられるようになるまで、時間がかかるので効果がわかりにくいということもあげられるでしょう。
また、針を刺して脱毛したいむだ毛の毛穴に直に電気を流していくので、強い痛みを感じるといわれています。痛覚には個人差があるので、全員が強い痛みを感じるというわけではないようですが、痛みを伴う施術だという認識を持っていた方が良さそうです。
レーザー脱毛時
脱毛時に使用するレーザーは、メラニン色素に反応する特性があるので、乳輪のように色素が沈着している部分にレーザー当たると火傷する可能性があります。また火傷までいかなかったとしても、メラニン色素が破壊されることもあり、その結果乳輪の色が薄くなってしまいます。これは乳輪の色素抜けという症状です。
乳輪の一部の色が薄くなったことで、乳輪の形が不自然になってしまったり、乳輪のむだ毛にレーザーが当たっても、むだ毛の根元部分が丸く色抜けするケースもあります。壊れたメラニン色素はある期間が経過すれば元に戻るといわれていますし、体への悪影響もないのですが、見た目が不自然になってしまうのは抵抗があるかもしれません。
自己処理脱毛時
一般的に自己脱毛処理として多いのが、カミソリでしょう。カミソリの場合は、カミソリの刃によって皮膚の表面が傷つくので、黒ずんだり、かさついたり、炎症がおきたり、様々な肌のトラブルを引き起こしやすいです。そっと剃ったとしても肌の表皮の角質も一緒にはがしてしまうため、乾燥や肌荒れを起こしてしまうかもしれません。
脱毛クリームなどの除毛剤には化学薬品が成分として含まれているので、肌にかかる負担は想像以上です。特に乳輪はデリケートな部分でもあるので、乳輪以外の脱毛で問題がなかったとしても、乳輪に関しては慎重になる必要があります。
使用の際には、それぞれの製品に記されている用量に従って、問題が起きてしまった場合は専門機関を受診するようにしましょう。
専門機関で行うニードル脱毛が乳輪に最適の脱毛方法
- 乳輪のむだ毛はホルモンのバランスの変化で生えてくる
- 脱毛は専門機関で行った方が安全
- 脱毛を自己流で行う場合は注意が必要
一般的に、ホルモンのバランスの変化が起きる3つのタイミングで乳輪のむだ毛は生えてきやすくなります。もし、気になって脱毛したい場合は、専門機関でよく相談した上で、各脱毛施術を受けてみましょう。