公開日：2018/03/16　

朝ご飯やおやつにもなる！海外の口コミで広まったオートミールダイエットのやり方

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オートミールはなかなか聞きなれないかもしれませんが、海外ではダイエット食や健康食として以前から取り入れられている食べ物です。

いったいどのようなものであり、どういう部分がダイエットに適しているのでしょうか。ここではオートミールダイエットはどのようなものなのかをご紹介します。

海外の口コミから広まったオートミールダイエット

オートミールダイエットはもともと海外から日本へと口コミによって広まってきたダイエットです。

日本ではあまりオートミールを食べる習慣がありませんし、食べたことがない人も少なくないでしょう。

しかしながらオートミールはその栄養価の高さやカロリーから、海外ではダイエット食品として注目されています。

オートミールとは？

そもそもオートミールとは、オーツ麦が原料となっている食べ物です。脱穀してから蒸し、平らに潰したものをオートミールと呼びます。

よく間違えられるのがグラノーラですが、グラノーラはオートミールに甘味料やオイルなどを足し、オーブンで焼き上げたものを指すため、グラノーラのほうがカロリーが高くなります。

栄養価がとにかく高い

オートミールはその栄養価の高さが人気の秘密となっています。たとえば食物繊維やカルシウム、鉄分などが豊富に含まれており、ダイエットだけでなく、体を形成するうえで欠かせない成分がたくさん入っていることがわかります。

ダイエットの観点からいえば、食物繊維は腸内環境を整えてくれ、便秘解消にも役立ちます。また、食物繊維は血液に含まれているコレステロール値を下げてくれるため、動脈硬化などの予防にもなり、健康面でもメリットがあります。

さらに、オートミールはGI値が低いことでも知られています。GI値が高いと脂肪を蓄積しやすいことがあるので、その点でもオートミールはダイエットに向いているといえます。

満腹度が高い

オートミールは豊富に食物繊維を含んでいることもあり、満腹度の高さでも知られています。

少しの量で満腹感を得られるため、ダイエットにおすすめなのです。

また、オートミールを食べるときは、ミルクや水で軽く煮込んだり、ふやかしたりして食べることが一般的です。

つまり、一見少なく感じられる1食分の量でも、膨張しているのでそれなりにお腹を満たすことができます。

オートミールダイエットのおすすめのやり方

オートミールダイエットのやり方はさまざまにありますが、1か月間1日1～2食をオートミールにするという方法が一般的でしょう。

1日に1～2食を置き換える方法

このやり方は、1か月間だけ、1日1食ないしは2食をオートミールに置き換えるというものです。朝昼晩のどこかで置き換えればよく、1食につき30ｇのオートミールをいただきます。

気軽に取り入れられるのは、朝でしょう。朝食代わりにいただいてみましょう。ただし、夜のほうがカロリーを抑えられますし、蓄積される脂肪が減るのでおすすめです。

この置き換えの1食は、はじめの1週間は基本的にオートミールのみをいただきますが、2週目からはフルーツや野菜を一緒に食べながら続けていきます。

どうしても難しければ、はちみつなどを少し加えるなど、アレンジをしてみるとよいでしょう。オートミールダイエットをしている人のなかには、さまざまにオートミールを工夫しつつ食べている人も少なくありません。

リゾットやピラフなどにしてみたり、アレンジをしたりして食べれば飽きずにいただくことができます。

オートミール以外の食事にも注意する

注意しておきたいのは、オートミール以外の食事です。オートミール以外は何を食べてもよいというわけではなく、カロリーを気にする必要があります。

オートミール以外の食事に関しては、1日に1200kcalまで、2週目以降は多くても1300kcalまで抑えることが重要です。

せっかくオートミールでカロリーオフをしても、それ以外の食事で高カロリーを取っていては意味がありません。きちんとカロリーを計算してバランスのよい食事を摂りましょう。

このように1か月間続けてオートミールを食べていると、ときには飽きてしまったり、疲れてしまったりしてしまう人が多いのではないでしょうか。

そんなときは、オートミールを工夫して食べる必要があります。アレンジのなかでもおすすめなのが、オートミールで作るクッキーです。

クッキーと聞くとダイエットの大敵のように考える人もいますが、オートミールで作るのであればそんなこともありません。最後に、オートミールのアレンジ方法をご紹介しましょう。

ダイエット中のおやつにもなるオートミールで作るクッキー

オートミールで作るクッキーは小麦粉の分量を減らすことができるため、カロリーカットにもつながります。

低GI食品であることや、噛み応えがあるために満腹感が得られやすいことからも、ダイエットに向いていることがわかるでしょう。

さらに、たんぱく質、食物繊維は小麦粉より多く、栄養価が高くなるとされています。空腹時や甘いものがどうしても食べたいときは、オートミールクッキーを食べるのがおすすめです。

作り方はさまざまですが、普通のクッキーを作る流れで作り、通常使う薄力粉を使う部分の割合を減らし、オートミールを練り込むのが一般的です。チョコチップやバナナ、アーモンドなどを取り入れ、アレンジを加えるのもよいでしょう。

ハイカロリーにならないように注意が必要ですが、自分好みのものに作って、小腹がすいたときや間食したいときに食べられるよう、ストックしておくとスマートです。

オートミールで出来上がるクッキーは基本もっちりとした食感になりますが、さくさくとした食感を好むのであれば、平たく作ることで少しかために仕上げることもできます。

オートミールは自分なりにアレンジして食べ続けるのがおすすめ

オートミールによるダイエットは、食事をオートミールに置き換えておこなうものであるため、自分で工夫しながら継続してオートミールを食べていく必要があります。

食べ合わせを変えたり、ご紹介したようなクッキーなどにアレンジしたりと、自分なりに美味しく食べられる方法を探して続けていくのがよいでしょう。