公開日:2018/07/09
ブラジリアンワックスは危険?覚えておきたいデメリットとは
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日本でもムダ毛処理方法として定着し始めているブラジリアンワックス。
しかし、間違ったブラジリアンワックスへの認識や処理の方法は後悔を招くことも。
ここでは、ブラジリアンワックスのデメリットとなる点についてチェックしておきましょう。
ブラジリアンワックスにハマる女性が多いのはなぜ?
VIOラインや手足の脱毛で人気のブラジリアンワックス。日本だけでなく海外でも人気がある脱毛法です。
世界中の女性に選ばれるブラジリアンワックスには、どのような特徴やメリットがあるのでしょうか。
まずはブラジリアンワックスのよい点をとり上げました。ブラジリアンワックスをよく知らない人はぜひチェックしてみてください。
即効性があって使い勝手がよい
ブラジリアンワックスは、もともと海外では定番のムダ毛処理方法ですが、日本でも人気がある脱毛方法です。
主にアンダーヘアの処理をする人が多いですが、その魅力はやはり即効性。
アンダーヘアの処理は大変で面倒ですが、ブラジリアンワックスなら少しの時間だけでツルツルの肌が手に入ります。
電気シェーバーやカミソリで剃毛する方も多くいますが、毛の先端が鋭くなっているのでジョリジョリしてしまい、少し伸びてくると下着の布を突き破って出てくることも。
このような状態はあまり見られたくないものですね。彼氏とのデートの際には、つい気になってしまいます。
ブラジリアンワックスでは、毛根から抜くことができるので、処理後にジョリジョリしないところも魅力です。
ムダ毛処理の頻度が剃毛より少なくて済む
肌の露出が増えるシーズンでは、毎日のように脱毛処理することもありますよね。
このような手間も、ブラジリアンワックスを使えば大幅に削減することができます。
キレイになった後の爽快感も相まって、定期的にブラジリアンワックスを行う方も少なくありません。
また、ブラジリアンワックスは一度脱毛すれば10日~3週間程度はキレイな状態を保てます。
数日に1回程度処理しなければならないカミソリ処理と比べると、処理頻度をずいぶんと減らすことができますね。
しかも新しく生えてきた毛の先端は柔らかいので、下着の布を突き破ることも、触ったときにジョリジョリすることもほとんどありません。
セルフ脱毛なら手軽で比較的お金がかからない
サロンでブラジリアンワックスをしてもらう場合、1回につき大体4,000円~8,000円程度のお金がかかります。
サロンの光脱毛やクリニックでのレーザー脱毛と比べるととても安いことがわかります。
さらに、自分で脱毛する場合は大体2,000円~3,000円程度のワックスを購入すれば、使い切るまで何度もできるので、とてもお得です。
しかも、アンダーヘアだけでなく手足などのムダ毛処理にも利用できるという点も魅了ですね。
このようにメリットがたくさんあるブラジリアンワックスですが、実は注意しないといけない点もあります!どんなものがあるのか見てみましょう。
ブラジリアンワックスを使うなら肌への負担を考えて
ブラジリアンワックスは、自宅で気軽に、且つきれいに脱毛できる方法として人気の脱毛アイテムです。
しかしながら、しっかり脱毛できる一方で、ある程度のデメリットがあることも忘れてはいけません。
中には、このデメリットによって使用したくないという人もいます。ここでは、ブラジリアンワックスがダメな理由についてご紹介しましょう。
ブラジリアンワックスによる肌荒れの危険
ブラジリアンワックスは、多くの場合ハチミツをベースに作られた専用のワックスを肌に塗って毛を絡め、その上からペーパーを貼って剝がします。
ワックスは毛だけではなく肌へも付着するので、剥がしたときに肌の角質がダメージを受けることになるのです。
ブラジリアンワックスは一度にごっそり脱毛できる方法ですが、このように皮膚へのダメージのことも考えなければいけません。
ブラジリアンワックスによって起こる可能性のあるものは、埋没毛、毛穴の炎症や出血、黒ずみなどです。
特に炎症が起こっている場合は要注意。悪化すると治療が必要になることもあるので、早めにケアしてあげましょう。
特に気をつけたい毛嚢炎について、次でご紹介いたします。
ケアが足りないと毛嚢炎などの炎症が起こる可能性も
ブラジリアンワックスの皮膚へのダメージによって、毛嚢炎という炎症が起こる可能性もあります。
毛嚢炎は、脱毛によって広がった毛穴に雑菌が入り込むことで起こる炎症です。
毛嚢炎が起こると毛穴は赤くなり、プチッと腫れた状態になることが多くあります。
ひどい場合は膿を伴い、かゆみや痛みの原因となることもあります。
特に蒸れやすく摩擦が起きやすいデリケートゾーンやわきの下は、毛嚢炎を発症しやすい部位です。
毛嚢炎の症状を軽くするためには、脱毛箇所を清潔に保ち、雑菌がたまりにくい環境づくりを心がけましょう。
また、免疫力を上げるためにも、規則正しい生活を送ることも大切です。
永久脱毛法ではないということも忘れずに
ブラジリアンワックスを行う際に気をつけておきたいポイントはもうひとつ。それは、永久脱毛する方法ではないという点です。
また、クリニックで行えるレーザー治療に代わる方法でもありません。
今後レーザー治療を受ける予定がある方や、ブラジリアンワックスで毛が減ると思っている方は、いま一度ブラジリアンワックスの特徴を見なおしておきましょう。
クリニックでのレーザー脱毛とは違う
ブラジリアンワックスを続けると、毛が少なくなるという説もありますが、これには個人差があります。
これは、毛周期によっては生えてくる毛が少なくなったと感じたり、抜いていることによって毛の先端が細くなり全体的に薄くなったと感じたりすることがあるからです。
クリニックでのレーザー脱毛のように毛根を破壊するものではないため、毛が全く生えてこなくなるわけではないことは覚えておきましょう。
そもそもブラジリアンワックスは「脱毛」することに特化したアイテムです。「毛を薄くする」という効果は期待しない方がよいでしょう。
定期的に処理する必要がある
ブラジリアンワックスは、カミソリ剃毛と比較すると持続性があるというメリットがありました。
しかし、永久脱毛ではないため、ツルツルの肌を持続させるためには数週間に一度ブラジリアンワックスを行う必要があります。
何年続けていたとしても毛量はほぼ変わることがないため、長い目で見ると少なからず手間がかかることがわかります。
脱毛する感覚がカミソリを使う場合より長くても、定期的に処理しなければならないという点では一緒です。
脱毛に手間をとられたくない!という方にとってはデメリットとなりかねませんので、どの脱毛法を選択するかは慎重に選びましょう。
毛周期の乱れや黒ずみによって医療脱毛が受けにくくなることも
ブラジリアンワックスはまた、後々レーザー脱毛を行いたい場合によくない影響を及ぼす可能性があります。
先ほどもご説明しましたが、ブラジリアンワックスによる脱毛で刺激を受けた肌は、ダメージから身を守ろうとしてメラニン色素を分泌します。
メラニン色素は黒ずみの原因です。レーザー治療では色素に反応してしまうため、黒ずんでしまった部分はレーザー治療が行えない可能性が出てきてしまうのです。
無理にレーザー治療しようとすると炎症の原因にもなりかねませんので、無理な治療は控えましょう。
最近では、毛周期などを気にせずに脱毛できるサロンやクリニックもあるようです。
ゆくゆく永久脱毛でレーザー治療などをしようと考えている方は、黒ずみ対策をしっかり行うか、ブラジリアンワックスの使用を控えておいた方がよいでしょう。
ブラジリアンワックスの特徴を把握して適切なケアを
このように、ブラジリアンワックスにはデメリットとなる部分があることがわかります。
ブラジリアンワックスの特徴を理解し、上手につき合えるようにしましょう。
- ブラジリアンワックスは日本でも海外でも人気の商品
- 肌に負担がかかる可能性も覚えておくこと
- 永久脱毛ではない点、黒ずみのリスクがある点も覚えておく
白くツルツルの肌をぜひ手に入れてくださいね。
ブラジリアンワックスでキレイになるつもりだったのに、肌が荒れてしまっては元も子もありません。こうした肌荒れには脱毛直後のケアが重要です。
脱毛後の1~2日は、毛穴がまだ開いた状態です。雑菌が入りやすいので、なるべく清潔に保てるよう心がけましょう。
また、湯船に長時間つかったり、脱毛した部分に力を入れてゴシゴシ洗ったりすることは控えた方がよいでしょう。
毛穴がまだ閉じきらない状態では、水分量の多い化粧水や乳液を塗るのがおすすめです。
毛穴が閉じてからは肌に合ったローションやクリームで充分に保湿するようにして、週1回程度ピーリングなどで古い角質を取り除くと、埋没毛の防止になります。
もしも毛穴からの出血やヒリヒリ痛みがある、熱を持っているなどと感じた場合には、その個所を氷水につけたタオルで冷やすなどしてクーリングを行うと毛穴の炎症も防げます。