公開日:2018/07/09
医療レーザー脱毛と光脱毛はなにが違うの?基本を解説!
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ムダ毛のケアを自分でするのではなく、お店でやってもらう場合、一言に脱毛と言っても、種類があるのをご存知ですか?
たまに皮膚科などでも脱毛の張り紙などが貼ってあることもあります。
脱毛には、クリニックなどで行う「医療レーザー脱毛」と、みなさんがよく聞くサロンなどでおこなっている「光脱毛」の2種類があるのです。
今回は、この二つにはどんな違いがあるのか、比べることにより基本的なことをまとめてみました。
目次
医療レーザー脱毛と光脱毛の効果の違い
よくある思い込みがコレ。
どこで脱毛しても永久脱毛できるんでしょ?
答えは「NO」です。
実は日本では「永久脱毛」の定義がきちんとは決められていないのです。
日本ではクリニックでの医療レーザー脱毛や一部サロンでも行われている美容電気脱毛(ニードル脱毛)にのみ「永久脱毛」という言葉を使用できることになっていますが、たとえ、医療レーザー脱毛であっても、「永久にムダ毛が生えてこない状態」にすることは不可能と言われています。
意外なことに、「脱毛と名のつくものはすべて永久脱毛だ」と思い込んでいる人が多いので、ここで事実を知って驚いたはず。
なぜクリニックでは当然のように永久脱毛と称しているのかと言うと、アメリカの永久脱毛の定義「最終脱毛の施術を受けてから1カ月後の毛の再生率が20%以下である脱毛法」には合致しているため、間違いというわけではないのです。
AEA(米国電気脱毛協会)からのメッセージ
FDA(米国食品医薬品局)から「永久脱毛」として唯一認められているのが美容電気脱毛なのです。出典:日本スキン・エステティック協会より
一方、脱毛サロンで行われている光脱毛(フラッシュ脱毛)は、いわゆる減毛・抑毛・制毛という処理行為になり、永久脱毛ではありません。
これらの脱毛方法は、結果が出るスピードやかかる費用も違ってきます。なぜなら、出力の大きさの違いがあるから!
医療レーザーに比べ、脱毛サロンの光脱毛は出力が小さいので、それだけ脱毛効果が出るまでに回数が必要になるのです。
しかし、光脱毛であっても回数を重ね、脱毛完了まで施術を続ければ、医療レーザーの永久脱毛に近い効果を生み出すことは可能です。
もちろん、医療レーザー脱毛の方が少ない期間でしっかり脱毛できるので、どちらを選択するのかはあなたの自由です。
医療レーザー脱毛
光脱毛よりも、レーザーの力が強く、強いレーザーを使用する場合は医療行為となるので医師のみ施術できる
痛みを感じる人がほとんどで、バチバチと弾くような痛みなど、口コミなどでも痛いとの感想が多数ある
光脱毛に比べると、通う回数や期間なども少なくて済む(効果を実感するまでは、明安として8~10回程度は必要)通う回数は、光脱毛に比べると少ないのが特徴です。
光脱毛
エステサロンなどで用いられている方法で、医療レーザー脱毛よりも光の力は弱い。しかしダメージを与えて脱毛するというやり方は同じである。
医療行為でないので、資格のない人でも施術を行うことが出来る
黒いメラニン色素に反応しますが、あまり痛みはないと言われている
あまり痛みがない反面、通う回数は、医療脱毛レーザーよりも長くなる
毛周期に合わせて施術を行うことが多く、2ヶ月~3ヶ月に1度のページが標準的(効果を実感するまでには、目安として12~18回程度)
医療レーザー脱毛と光脱毛の料金の違い
では、料金では違いはあるのでしょうか?
医療レーザー脱毛
1回が数千円で、〇回コースなどと回数を設定しているところが多いです。ワキ1箇所でも数万円かかる所もあります。
光脱毛
大手エステサロンなど、近年はたくさんの店舗があり、価格もかなり安くなっています。
キャンペーンなどを利用すると、ワキであれば、フリーパス(永久脱毛保証)で数百円なんてところもあります。
キャンペーンを独自におこなっている所も多いので、利用するとかなり安く脱毛できます。
どうしても、光脱毛と医療レーザー脱毛を比べた場合、医療レーザー脱毛は高くなる傾向があります。
医療レーザー脱毛と光脱毛の痛みの違い
では、痛みはどのように違うのでしょうか?
一般的には、医療レーザー脱毛は、「痛みがある」と思った方がいいでしょう。しかしこれは、感じ方も人それぞれです。
医療レーザー脱毛は強いレーザーを使用しており、ピンポイントで光が照射されます。
よく、輪ゴムがパチン!と肌に当たると、痛くないですか?あのような痛みがあるとよく言われています。
たしかにあの痛みが、ワキなどのデリケートな部分であると痛いかもしれないですよね!
光脱毛は、広い範囲で行われるので、バチンという音は大きく聞こえるものの、そこまでの痛みは感じません。
痛みに強い人、弱い人それぞれいますから、一度医療レーザー脱毛を行って痛かったという人は、
- 照射の力を弱めてもらう
- 麻酔を行うことのできるクリニックもあるので相談してみる
- 冷やすと痛みを軽減できるので、冷やしてもらう
といった対策を考えてみるのもいいでしょう。
これは別物!美容電気針脱毛(ニードル脱毛)ってなに?
この他にも、ニードル脱毛といって、針を使う脱毛方法もあります。
毛が生えている部分に、ニードル(針)を指して、毛根組織にダメージを与えることにより、永久的な脱毛効果を得られるというものです。
効果はありますが、医療脱毛レーザーや光脱毛に比べて、痛みが一番強く、料金も高いです。
脱毛サロンとクリニックのメリット・デメリットまとめ
脱毛サロンとクリニックはいろんな違いがあることをご紹介してきましたが、それぞれにメリットとデメリットがあります。
そこで、メリット・デメリットについてわかりやすくまとめてみたいと思います。
脱毛サロンとクリニックのどちらを選べばいいのか・・・と迷ってしまったときには、こちらを参考にしてご自身に合った方を選んでくださいね。
手軽に通える脱毛サロン♪最大のメリットは痛みと料金!
脱毛サロンは今大人気でたくさんのサロンがありますが、それはそれだけ通っている人が多いということでしょう。
そんな、たくさんの人に支持される脱毛サロンのメリットとデメリットについて見ていきましょう!
脱毛サロンのメリット
- 料金が安価で気軽に通える
- 痛みが少なく、人によっては全くの無痛の場合も
- サロンによっては美肌効果も期待できる
- 刺激が少ないので敏感肌の方でも安心
脱毛サロンのデメリット
- 刺激が少ない分クリニックと比較して脱毛効果が低い
- 効果が低いので長期間にわたって通う必要がある
- 医療機関ではないのでトラブルがあった場合対処できない
- サロンによっては商品の売り込みなどをされる場合もある
早く脱毛したいならクリニック!痛みもあるが効果も高い!
クリニックで行う脱毛は医療行為です。なので、医師の手によって脱毛サロンよりも高い脱毛効果を期待することができますが、そのメリット・デメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
クリニックのメリット
- 脱毛効果を実感できるのが早い
- 効果が高いので短期間で脱毛が終了する
- 医療機関での施術なので皮膚トラブルにも対応してくれる
- 痛みに弱い方は麻酔を受けることもできる
クリニックのデメリット
- 脱毛サロンと比較して料金が高い
- 痛みを感じる人が多い
- 刺激が強いため肌トラブルが起きる可能性も
クリニックと脱毛サロンはどちらに通うべき?
近年、技術の向上により脱毛もプロの手による施術を金額面や、行きやすさからも受けやすくなってきました。
医療レーザー脱毛と光脱毛のどちらで脱毛するかは人それぞれ。そして、それによって自分自身が通う場所も変わってきます。
痛みなども医療レーザー脱毛の方が感じるとは言われていますが、体質・毛質も人それぞれなので一概には言えません。
必ずどちらにもメリット&デメリットがあります。通う回数などもそれぞれ違いますので、自分が何を基準に脱毛したいかで決めましょう。