公開日:2018/07/09
顔の産毛は意外とみられている! 産毛の処理方法について
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私たちの皮ふを覆う無数の「毛」。 この「毛」は、体だけでなく、顔にも生えています。
顔に生えているのは産毛でありあまり目立たないため、ついつい見過ごしてしまいがち。
しかし実は、男性のうちの4割がこれを気にしている、という事実があるのです。
女性のムダ毛処理に対するさまざまなアンケート
女性の顔のムダ毛(産毛)に注目してとられたアンケートはいくつか存在しています。
そのなかから、今回は、貝印とパナソニックがとったものを紹介していきます。
そこには、驚くほどの「男女の意識差」「男女での産毛に対する価値観」がさまざま現れています。
女性にとってはなかなか手厳しい意見も散見されているのが現状です。
貝印が男女200人に対してとったデータ
貝印は、2011年に、200人の男女を対象としてアンケートをとっています。
これは20代~30代に対して行われたアンケートであり、「女性の産毛」に対して聞いたものです。
このなかで、4割の男性が、「女性の顔の産毛は、近づいたときに気になる」と答えていました。
この「顔の産毛」を気にする男性は非常に多く、女性が気にしている「毛穴の状態」よりも上位に来ています。
対して女性の場合、「顔の産毛は基本的に処理をしていない」という人が2割程度に上っています。
パナソニックも顔の産毛についてのアンケートをとっている
パナソニックもまた、この「顔のムダ毛」に対して意識調査を行っています。
20代~30代の男性及び20代~50代の女性を対象としてとったものであり、男性250人、女性490人の意見が集まりました。
「女性のムダ毛、どこが1番気になる?」という設問に対して、男性側の答えの1位になったのは、なんと「口周辺のひげ」でした。
「ワキ」などの人気の脱毛箇所より上位に来ているのです。ただ、女性の場合、5割の人は「顔の産毛は処理しなくてもよい」と答えています。
男女間の格差とお手入れの実際
「顔の産毛」については、男性と女性では大きな意識格差があることがわかります。こと「顔の産毛」に関しては、男性の方が厳しい視線を向けているのです。
ただ、「女性のムダ毛処理の事情」も関係していると考えるのが妥当です。
2010年に、インターネット上で8334人を対象としてとられたデータでは、「ワキを手入れしている」と答えた女性は82パーセント、「眉毛を処理している」と答えた人は72.4パーセントとなっています。
このように「処理されている部分」は男性側から見れば、逆に目に入らない部分になってしまいます。
「なくて当たり前」という価値観が働くからです。そのため、相対的に見て毛がある顔に視線がいく、という可能性は十二分にあると考えるべきでしょう。
顔の産毛処理、どんな処理方法があるの?
男性の視線が、意外なほど厳しく「顔の産毛処理」に注がれていると知ったからには、やはり「どのように処理をしていくべきか」を考えなければなりません。
特に、恋人がいる人や配偶者がいる人は気にしたいもの。キスのときにさわさわと産毛があたった……ということでは、ちょっと格好悪いですよね。
そこでここでは、代表的な処理方法の特徴、そしてそれぞれのメリットとデメリットについてお話していきましょう。
根強い人気、カミソリ&電気シェーバー
1番の人気は、「カミソリ」です。そしてその後に続くのが「電気シェーバー」。
この2つは、「剃る」というかたちで顔の産毛を処理していく方法です。
もっとも手軽なやり方であり、「明日恋人と会う」という夜にでもすぐに処理できるのがうれしいポイントです。
広範囲を一度に処理できるので、時間がかからないのも魅力です。ただ、この方法の場合、どうしても皮ふも一緒に削れてしまいます。
そのため、肌にダメージがいくことは避けられません。また、カミソリの場合、手が滑って処理を失敗すると大惨事になりかねません。
濃い毛もすぐに抜ける毛抜き
100円ショップでも売られている「毛抜き」は、コストパフォーマンスがよいムダ毛処理方法です。
口周りのヒゲをすぐに抜くことができるため、濃い毛がある人にとっては強い味方となるでしょう。
抜くときはちょっと痛みがありますが、それでも、「気になった箇所」をすぐに抜いてしまえるというのは大きな魅力です。
毛抜きの場合、毛を1本ずつ抜いていきます。
そのため、「口周りに剃り残しがある!」という場合や、「特に濃い毛を少しだけ抜きたい」というときには役立ってくれるのですが、「顔全体の産毛を処理したい」という場合には、あまり向かない方法です。
とにかくきれいに処理ができる! 顔脱毛
エステやクリニックで行う光やレーザーを使った「顔脱毛」についても見ていきましょう。
(クリニックでは電気針による脱毛を行っているところもありますが、現在主流なのはレーザーによる脱毛です)
この顔脱毛は、一度に広範囲の毛を処理することができるのでとても便利です。
また、肌を削ることもないため、比較的肌に優しい処理方法として知られています。
繰り返し処理を行うことで、ムダ毛の量も減るため、手入れが徐々に楽になるというメリットもあります。
加えて、仕上がりもとてもきれいです。ただ、この方法の場合、お金と時間がかかります。
現在は家庭用脱毛器も出ていますが、専門施設に行く場合はその手間も必要です。
顔脱毛のやり方3つをご紹介
「せっかくなら専門家の処理を受けたい」「きれいに仕上げたい」「顔の産毛の処理はやっぱり忘れてしまいがち。手入れを忘れてもきれいな状態を維持するために、脱毛施設に通いたい」このように考える人のために、顔脱毛のやり方を3つ紹介します。
「顔の脱毛」は少し特殊。そのため、最初の契約段階で間違いがないか、特に気を付けて選びたいものです。
部位別に脱毛していく方法
まずは部位別に脱毛していく方法について見ていきましょう。
これは、「おでこ」「ほほ」「口周り」などに分けたパーツを、それぞれ個別に申し込んで脱毛していく、という方法です。
「いつも前髪をおろしているので、おでこの脱毛は必要ない」「鼻の下と口周りだけ処理をしたい」というように、特定のパーツだけを脱毛したい人におすすめのプランです。
ただ、顔の脱毛のパーツの分け方は、サロンやクリニックによって違いがあります。
「目の周りとほほは違う部分だと換算する」というところもあるので、「処理してもらえるだろう」と考えていたところが対象外となってしまうこともあります。また、追加をしていくともっとも割高になります。
全身脱毛のなかに組み込まれているもの
現在主流となっている、「全身脱毛月額制」。この制度のなかに、顔脱毛も組み込まれるようになってきました。
この方法を選ぶ場合、個別で脱毛するよりかなりお買い得になります。
また、顔も体も1回で処理をしてもらえるため、個別で脱毛の予定をたてる必要がありません。一部、顔脱毛が除外となっている施設もあるのでご注意を。
顔だけプランを選ぶ
「顔の産毛だけを処理したい」という人におすすめのプランです。
頬や鼻下、口周りのあたりをすべてパックにしてお買い得で提供しているパックプランもあります。
多くのところで提供されているこのパックプランは、個別で行うよりもお買い得です。
また、「顔だけでいい」ということならば、全身脱毛を行うよりも安くなります。
ただ、当然のことながら、取り扱いのない店舗もあるので確認は必要です。
顔の産毛は見られている! 賢く処理を
顔の産毛について整理しましょう。
- 顔の産毛は、男性よりも女性の方が気にしている
- 顔の産毛処理には、「カミソリ&電気シェーバー」「毛抜き」「脱毛」があり、それぞれ一長一短がある
- 専門施設での脱毛も、3つのパターンがある
顔の産毛は意外とみられているもの。自分にあったものを選びましょう。