公開日:2018/11/26 

妊娠中の脱毛は?

妊娠中に脱毛したい方へ・・・妊娠中に脱毛はできる?

妊娠中っていろいろなことができない時期ですよね。

お母さんにとっても赤ちゃんにとっても大切な時期なので仕方ないのですが、妊娠中にできないことはかなり多いです。

では、脱毛はどうなのでしょうか?

脱毛はホルモンバランスの影響を受けるものですので、たとえば生理中であっても断られてしまうことが多いものです。

だとすると、更に女性の体が過敏になる妊娠中も、脱毛はできなさそうな気がしますよね。

そこで妊娠中に脱毛をすることはできるのかどうか、脱毛サロンに直接問い合わせてみることにしました。

更に、妊娠中の脱毛がお母さんや赤ちゃんに与える影響についても調べてみましたので、一緒にご紹介しますね。

妊娠中の脱毛について某サロンに問い合わせてみました!

妊娠中に脱毛はできるのかどうか、今人気の脱毛サロンに電話で問い合わせてみましたので、その結果について残しておきたいと思います。

Q. 妊娠中に脱毛の施術はうけられるのでしょうか?

A. 妊娠中には脱毛をすることはできません。
ホルモンバランスの影響がありますので、妊娠中および授乳中のお客様の脱毛はお断りしております。

Q. 授乳中もダメなのでしょうか?いつになったら脱毛を受けることができますか?

A. はい、授乳中の方もお断りしております。
脱毛を受けて頂けるのは、授乳が終わって生理が順調にくるようになってからでお願いしています。

問い合わせてみた結果『妊娠中の脱毛はできません』

結果的には『妊娠中・授乳中の脱毛はできません』ということでした。スタッフの方に聞いた話でも、やはりホルモンバランスの影響があるから、ということでした。

念のために別のサロンで頂いた脱毛に関する注意事項を見てみたのですが、こちらにも『妊娠中は脱毛の効果が出にくくなることがあるため、お断りさせて頂きます』という項目がありました。

脱毛サロンでは、ほとんどの場合が妊娠中の脱毛はできないということなのでしょう。

ですので、脱毛に通っている最中に妊娠してしまったという方は、授乳が終わって体が安定するまで、脱毛を中断しなければいけない、ということになります。

授乳が終わって生理が安定してくる時期は、もちろん人によって個人差がありますが、脱毛に通うことができる時期の目安としては出産後1年くらいです。

どうして妊娠中に脱毛はできないの?その3つの理由とは

そもそも妊娠中に脱毛ができないのはどうしてなのでしょうか?その理由について主なものを3つご紹介したいと思います。

ホルモンバランスが不安定になるから

脱毛サロンに問い合わせたところ、理由としてはホルモンバランスの影響があるから、ということでしたが、ホルモンバランスの影響といわれてすぐにピンとくる方は少ないと思います。

これは具体的にはどういうことなのでしょうか。

女性は生理があったり妊娠をしたりといったことで、ホルモンのバランスが大きく変化することがあります。

このホルモンバランスの変化によって、肌質や毛質が変わってしまうことも多く、脱毛をしても効果が出にくくなってしまうことがあります。

ホルモンのバランスが乱れると、女性の体は不安定になり、ちょっとしたことによって体調を崩してしまう可能性もあります。

更にお肌も敏感になり、ニキビができやすくなったり、肌荒れが頻繁に起こったりするようにもなります。

脱毛の効果が出にくくなるだけではなく、脱毛をすることでお肌が荒れてしまうこともありますし、炎症が起きてしまう場合もあるのが妊娠中なのです。

妊娠中は万が一のときに薬が使えないから

妊娠中に薬を使用できないというのはみなさんご存知のことだと思います。

脱毛の影響でお肌に何か変調をきたしたとしても、薬を使うことができなくなってしまいます。

これは脱毛サロンやクリニックにとって、かなり危険なことですよね。

脱毛の施術をした後、お肌に炎症が起こらない可能性はゼロではありません。

まして妊娠中の女性の体は、普段よりも過敏になっているので、普段の脱毛では出ないような症状が出る可能性もあります。

例えばお肌が極端に弱い方や、生理中の方が脱毛を受けると、水ぶくれができたり赤い発疹が出たりすることもあります。

そういった場合に、薬を使えない状態であれば処置の施しようがありませんよね。

そのため、薬を使用できない妊娠中の脱毛は、脱毛サロンもクリニックも不可としているのです。

母体にストレスを与えてしまうから

脱毛するということによってお母さんにストレスがかかると、結果的に赤ちゃんの成長に悪影響を及ぼすということはあり得ます。

脱毛をすることによるお母さんのストレスとは、施術による痛みへの不安や緊張、というものが挙げられます。

特にクリニックでは出力の大きい医療用レーザーを用いるため、痛みが強くなる傾向があります。

その施術を受ける際に、普通であれば麻酔を使うこともできます。

ですが、妊娠中であれば麻酔も当然使えません。

ですから、通常のときより施術による痛みも強くなり、お母さんの痛みへの不安も増します。

痛みへの不安や緊張はストレスになりますので、そのストレスは赤ちゃんにも良い影響を与えることはありません。

脱毛中に妊娠が判明したら?赤ちゃんに悪影響はあるの?

妊娠しているとわかっていて脱毛を考えている方なら、授乳が終わってから脱毛を始めるという選択ができます。

ですが、脱毛をしている最中に妊娠していることが判明したら、お腹に赤ちゃんがいるときにも施術を受けてしまっている可能性も出てきます。

そのときに心配なのが、脱毛の施術によって赤ちゃんに悪影響が出るのではないか?ということですよね。

施術をするときには強い光やレーザーを使用しますが、それらはお腹の中の赤ちゃんに影響はあるのでしょうか?

胎児にどんな影響があるの?脱毛に使うフラッシュやレーザー

脱毛中にはサングラスなどをかけるほどの強い光を使用する脱毛ですから、胎児への影響が気になるのも当然です。

ですが、実は脱毛に使用するフラッシュやレーザーは、お腹の中の胎児には全く影響がないものです。

そもそもフラッシュやレーザーはムダ毛の色素に反応し、毛根にダメージを与えるというものです。

毛根以上の深部に何か影響を及ぼすものではありませんので安心してください。

ですが、やっぱり妊娠中の脱毛は女性の体にとって負担になるものですので、妊娠が判明したらすぐに脱毛は中止するようにしたいものです。

脱毛はからだと相談して・・・ムリなく通うのがオススメ♪

ここまで妊娠中の脱毛とその影響についてご紹介してきました。

脱毛は手軽に受けられるものですが、体の状態が普段とことなっているときに施術を受けると、予期しない症状が出てくる可能性もあります。

自分の体だけならまだしも、精神的なストレスや緊張によってお腹の中の赤ちゃんにまで影響があるとなれば、やはり妊娠中の脱毛は危険です。

脱毛に通っている最中で、その効果がやっと実感できてきた!という時期の方であれば、脱毛を中断するのは心苦しいかもしれません。

ですが体にとって良くないことであるのと同時に、妊娠中の脱毛は効果が出にくくもなりますので、ムリをしてまで受けるものではないでしょう。

脱毛はまたやり直すことができますが、万が一、赤ちゃんの成長になにかの影響があっては取り返しがつかなくなってしまいます。

女性の体にとって脱毛は非常にセンシティブな施術ですので、心身ともに健康な時期に受けるべきですね。

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