公開日:2018/03/06
家庭用脱毛器で永久脱毛は可能?家庭用脱毛器の効果を調査
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性別を問わず、脱毛ケアを行っている人は多いでしょう。サロンやエステで行うことも出来ますが、なかなか時間を取れない人も少なくありません。
そういう時は家庭用脱毛器で手軽に脱毛ケアを行いましょう。家庭用脱毛器も年々進化しているので、機能性が充実しているものも多くあります。
今回は家庭用脱毛器で永久脱毛が可能なのかについて紹介します。
目次
家庭用脱毛器に永久脱毛の効果はあるのか?
手入れをしても何度もムダ毛が生えてくると、うっとうしく思えてきます。どうせ脱毛をするなら「永久脱毛」をしたいと考える人も少なくはないでしょう。
しかし、ここで疑問に思うのが「家庭用脱毛器で永久脱毛が出来るのか」ということです。もし、家庭用脱毛器で出来るのであれば、忙しい合間をぬってエステやサロンに通う手間を省けます。
しかし、脱毛ケアを行う人のなかには永久脱毛の意味を間違えて覚えている人もいます。名前から考えて「一生ムダ毛が生えてこない」と考えていませんか?
それは大きな間違いであり、永久脱毛という名前はついていますが、完全に永久的にムダ毛が生えてこないというわけではないのです。家庭用脱毛器では、そこまでの強さがないからです。
では、永久脱毛の定義とはどのようなものでしょうか。アメリカが定義している「永久脱毛」は3回照射して半年後に毛が67%減毛している状態を指します。
67%という数字を聞くと、半分以上は減っていても、まだ3割以上残っているのですから「あれ?」と思う人もいるはずです。
照射回数を増やしていくことで、まったくムダ毛がないとはいいませんが、ほぼ毛がない状態まで近づけられるのではないでしょうか。
しかし、ここまでの効果を得るためには、クリニックの業務用脱毛器が必要になります。家庭用脱毛器では、そこまでの強さがないからです。
ちなみにサロンなどでも永久脱毛は出来ません。永久脱毛は毛細細胞を破壊するタイプなので、医師がいる美容クリニックなどのみ行えます。
家庭用脱毛器だけではなく医療脱毛でない限り永久脱毛の効果は得られない
永久脱毛は「医療脱毛」でのみ行える施術になります。毛乳頭、皮脂腺開口部などを破壊する行為にあたるため、この施術は「医師」がいないと行えません。
極端な話になりますが、医師が常駐しているクリニック以外で「永久脱毛」という言葉も使ってはいけないのです。
なぜ、医療脱毛で永久脱毛の効果が得られるのかというと、光が毛乳頭まで届いているからです。家庭用脱毛器では、照射した光が上手く毛乳頭まで届かないことが大半であるといえます。
そのため、完全に毛乳頭が破壊できるクリニックの脱毛で施術しないと、永久脱毛は不可能です。毛乳頭の破壊をするため、施術後の副作用が強く出る人もいます。そういった対処のために医師が必要なのでしょう。
反対に家庭用脱毛器で威力の強いものが出てしまった場合、副作用に対応できない人がほとんどです。対応できたとしても、間違った処置をしてしまうと悪化させてしまいます。
脱毛は簡単なイメージが強いのですが、光線によるものは、使い方を間違えると、肌への悪影響を及ぼします。効果が高くなればなるほど、リスクも高くなる可能性があるのだと考えましょう。
しかし、家庭用脱毛器でも永久脱毛とまではいかなくても、それなりの効果は期待できます。クリニックの永久脱毛は人によっては痛みが強い場合もあるので、合わないと感じることもあるでしょう。
家庭用脱毛器は永久脱毛ほどの脱毛効果は実感できないだろうものの、痛みが少ないことがメリットになるともいえます。
また、費用もクリニックに比較して少ないことがあげられます。費用面での負担と痛みを出来る限り少なくしたい人は家庭用脱毛器が適しているかもしれません。
クリニックと家庭用脱毛器、それぞれにメリットとデメリットがあるので、一概にどちらがいいとは言い切れないでしょう。
脱毛ケアは無理して行うべきものではありません。無理をしないように、自分に合うスタイルで臨むことが大切です。
家庭用脱毛器で定期的に脱毛していれば半永久的に脱毛効果は得られる
永久脱毛といっても、一生ムダ毛が生えてこないわけではありません。手入れをする手間を限りなく少なく出来るという程度に考えておくといいかもしれません。
頻繁とまではいかなくても、家庭用脱毛器でムダ毛ケアを適度に行っていれば、半永久的に脱毛効果は得られます。痛みも少ないですし、肌が弱い人でもヒリつきや赤みのデメリットも少なくすみます。
なかにはどうしても一生ムダ毛の生えないようにしたいという人もいるかもしれません。しかし、確実にムダ毛の生えない永久脱毛をするには、電気の力で毛根を破壊する「絶縁針脱毛」しかないといわれています。
この施術方法は毛穴のひとつひとつに針を刺して電気の力で毛根を破壊する方法なので、人によっては激痛が走ります。しかも、全身施術をするとなれば何百万円もの費用が必要になりますし、負担ばかりが大きい施術です。
確かに全身つるつるのボディは憧れますが、はたしてそこまでの価値があることかをもう一度よく考えてみましょう。負担の大きいものよりは、家庭用脱毛器で気になる時にケアをする方が負担も少なくすみます。
家庭用脱毛器であっても、剛毛ムダ毛に悩まされている人の悩みが改善される程度の効果は得られるので、自分のスタイルに合った方法を選ぶことも大切です。無理をして後悔する人もいるので、まず初めての脱毛の場合は家庭用脱毛器から始めることをオススメします。
永久脱毛を求めているなら家庭用脱毛器では効果が低い
家庭用脱毛器は家庭でも安全に使える仕様であるため、医療脱毛ほどの効果は感じられません。しかし、費用や痛みに関しては、医療脱毛より負担が少ないといえます。
費用と負担は少ない方法が良い人は家庭用脱毛器、負担の大きいことを覚悟してでも永久脱毛がしたい人は医療脱毛を選ぶと良いでしょう。自分にあった脱毛方法を選ぶことが大切です。