公開日:2017/06/26 

夏のスリムボディを実現・維持する食事と運動のコツ5つ

「夏までにこのお腹や腕、太ももをなんとかしなきゃ!」

「夏バテするから痩せるだろうと思っていたのに、去年はむしろ太った!」

「食べる量を減らしても、昔のように体重が減らなくなってきた…」

薄着になる夏に向けて、ボディラインに関する悩みは尽きませんよね。どうやって過ごせば、スリムボディを実現&維持できるの!?そこで今回は、夏に太りやすい、老けやすい理由とスリムを維持する食事と運動のポイントをご紹介します。

夏は太りやすい、そして老けやすい!?

夏になると、暑さで動くことが億劫に。その結果、そうめんやうどんなど簡単に調理ができてさっぱりと楽に食べることができる食べ物ばかりを選びがち。暑いからとジュースやアイスを食べてしまい、カロリーを調節するために食事の量を減らしたり、不快感から食事を抜いてしまったり…。

運動は、完全にシャットダウン!汗を掻くのは嫌なので、なるべく外に出ないようにしたり、部屋ではクーラーを欠かさずに過ごしたり…。これらは太りやすく、老けやすい体質へと導くNG習慣。栄養バランスが崩れると、代謝が下がってやせにくくなります。

運動量が急激に減れば、自然のコルセットである筋肉が減退。皮膚が垂れ下がり、ボディラインのメリハリが失われてしまいます。もちろん、そのぶん消費できるエネルギー量が減るため、これまで通りの量の食事を続けていれば、それだけ体脂肪が増加します。

美しいボディラインを実現したい夏こそ、次のような工夫で美ボディを作りましょう。

食事編

食事から得た栄養素が、私たちの身体を作ります。摂取カロリーが少なくても、栄養バランスが整わないのなら綺麗にやせることはできません。栄養素はチーム戦ではたらきます。体内を活性化する栄養素は、欠かさず摂取するようにしましょう。

みずみずしさと鮮やかさが最重要

代謝を高めるために特に摂取したい栄養素の一つに、ビタミン・ミネラル類があります。消化・吸収のはたらきをサポートするビタミンやミネラルは、新鮮な野菜や果物に豊富。色素に含まれる成分のため、様々な色の食材を組み合わせることで様々な種類を摂取できるようになります。

トマトやほうれん草、にんじんなどの色の濃い緑黄色野菜や、りんごやオレンジ、バナナなどの果物類は、ビタミン・ミネラル類の宝庫であり、食物繊維の宝庫でもあります。腸内環境を整えて便秘を予防・改善する効果も期待できます。

水分は「水」「白湯」で

夏は水分をしっかりとっている、と思いがちですが、お茶やコーヒーなどをガブガブ飲んでいませんか?利尿作用のあるお茶類は、体内の水分を排出するはたらきがあります。そのため、水分補給は「水」で行うことが大切。特に、寝ている間は水分を摂取しないため不足しがちな「朝」は、必ず1杯の水や白湯から始めましょう。

トイレに行くたびに補給するようにすると、水分不足を防ぎやすくなりますよ。体液循環をスムーズにするには、水分が欠かせません。老廃物を排出しやすくむくみ知らずの体質に整えるためにも、体内の水分を枯渇させないようにしましょう。

肉や魚、卵やチーズを避けてはNG!

たんぱく質が豊富な肉、魚、豆類、卵、乳製品などは、肌や筋肉をつくる主な原料。これらが不足しては、運動をしても筋肉が発達せずボディラインが締まりません。肌のターンオーバーも滞り、老け顔に…!ダイエット中でも、しっかりと摂取すべき栄養素です。

納豆やチーズは、調理をせずとも手軽に食べることができるため、朝食や手を抜きたい食事におすすめ。夕食など、1日に1度は料理を作る時間を設け、焼き魚や肉料理なども取り入れていきましょう。量の目安は、1食で手のひら1枚分の大きさ・厚さです。

朝は「食べる」

ダイエット中の人や忙しい人は、朝食を抜きがち。しかし、朝のうちに体内が活性化しなければ1日中の消費エネルギーが少なくなってしまいます。特に夏は暑さで体力が奪われがちですから、野菜や果物など軽く食べられるものを活用することをおすすめします。

温かいものも食べましょう

夏は冷たい食事を好んで食べてしまいがち。しかし、「内臓冷え」は代謝の低下を招きます。冷たいものばかりを1日中食べることを避け、温かい食事をとることも大切です。

運動編

運動なくして、美ボディなし! げっそりと痩せるのではなく、メリハリボディを実現しましょう。

美姿勢はスリム姿勢

肩甲骨を寄せるように肩を後ろにひき、胸を張りましょう。そのまま、お腹をキュッと引き上げるように凹ませて。最後にUFOキャッチャーで頭をつられているイメーシで顎を引いて体全体を伸ばしてあげます。とても良い姿勢になったのではないでしょうか。

座っていても、立っていても、今すぐよりスリムに見える魔法。しかも、この姿勢は維持するのに筋力が必要です。美姿勢を続けているだけで体幹の筋肉が鍛えられ、ボディラインがシャープになっていきます。

朝を制するものは、1日の代謝を高める

朝のうちに筋肉を目覚めさせておけば、1日の消費エネルギーを最大限に高めることができます。おすすめは、ストレッチやラジオ体操。身体を伸ばして可動域を広げ、体内を目覚めさせることで、いつもと同じ生活でもよりエネルギーを消費できるようになります。

隙間時間に、ストレッチ・筋トレ

「夏だからではなく、時間がなくて運動ができないの!」そんな場合は、隙間時間にストレッチや筋トレを。筋肉を活性化して、エネルギー代謝を高めましょう。そして、少しの運動でも大げさに。

トイレまで歩いて行くときや、上の方にある荷物を取るときなどは大股にしたり最大限に背伸びをしたりすることで、運動量をグッと高めることができます。また、デスクワーク中でもお腹を凹ませた美姿勢で過ごしましょう。デスクワークがボディラインを引き締めるエクササイズに変身します。

通勤・通学・買い物までの道のりが運動のチャンス!

1日の中には、運動のチャンスがたくさんあります。時間を割いてスポーツやジョギングなどをすることができないのなら、少しの運動を最大限に。大股で歩いたり、早歩きにしたり、エスカレーターではなく階段を使ったりすることで、簡単に運動量を増やすことができます。今日をどんなふうに過ごすかは、意識をして選び取ることが重要です。

ウィンドウショッピングでスリムになろう!

とてもおすすめのウォーキングは、ウィンドウショッピング。着たい服を見ることでダイエットの目標を明確にしやすくなりますし、長時間歩いていても不快になりにくいからです。

無駄遣いには気をつけたいですが、食事のことばかり考えてしまい、気づけば食べ物に手が伸びている……という人ほど、食べ物から離れて過ごす時間が大切です。いつもは買わない種類の服を見に行くことで、新しい自分を発見できることも。友達に服を選んでもらうなど、客観的な意見を取り入れるようにすると、自分磨きの世界が広がりますよ。

今すぐスリムになると、日々スリムになる

姿勢も、食事も、「今」をよりスリムになるための行動に変えることで、日々がダイエットのための行動に。気づけばスリム体型を実現する体質に変わっています。ダイエットは、期間限定・1回きりのことではありません。

「よし、スリムになった」と運動や食事の工夫をやめれば、すぐに元に戻ってしまいます(むしろさらに太りやすい体質に)。なりたい自分になって、それをキープするためには、日々を“スリムを実現する過ごし方”にすることが大切です。

だからこそ、「美味しく・楽しく」をモットーに。しっかり食べて、しっかり燃やして、しっかり鍛えて、夏の魅惑ボディを叶えましょう!

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Editor's Information

夏のスリムボディを実現・維持する食事と運動のコツ5つ
Nao Kiyota(なお きよた)
美容・健康ライター。
「美しさは、食べてつくる!」をモットーに、ぷるり潤うスリム美人になるコツを発信している。普段は塾講師。


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