公開日:2018/04/10
二の腕ねじりダイエットにトライ!スッキリした二の腕を手に入れよう
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二の腕まわりの脂肪は、1度ついてしまうと落としづらく、ダイエットを諦めている人も多いでしょう。しかし、簡単な方法で、二の腕痩せだけでなく、姿勢矯正も期待できる『二の腕ダイエット』があります。日常生活に取り入れてスリムな腕を目指しましょう。
二の腕ねじりダイエットの基本
今回紹介する、二の腕ダイエットは『二の腕ねじりダイエット』と言います。
二の腕ねじりダイエットは、二の腕をねじることによりダイエット効果を得るものです。二の腕は脂肪がつきやすく、1度脂肪がついてしまうと取りにくいと言われています。二の腕ねじりで効率よくダイエットを行っていきましょう。
二の腕はなんで太るの?
二の腕太りの主な原因として、皮膚がたるむことが挙げられます。皮膚がたるんでしまうと脂肪がつきやすくなり、二の腕が太って見えるのです。
ではどうして、二の腕の皮膚がたるんでしまうのでしょうか?その理由は、二の腕の外側の筋肉である『上腕三頭筋』が衰えることにあります。
- 上腕三頭筋
腕を伸ばすときに使う筋肉です。
この上腕三頭筋は、普段の生活では使う機会が少ないので、意識して鍛えていかなければ筋肉が落ちていき、脂肪が溜まりやすくなる、というわけです。
筋肉とむくみの関係性
二の腕太りの主な原因は、上腕三頭筋の衰えによる皮膚のたるみと、脂肪の蓄積と述べました。しかし、上腕三頭筋が衰えることでもたらされるデメリットは他にもあるのです。
リンパ液は、筋肉を動かすことによる圧力で体の中を循環していますが、上腕三頭筋が衰えることで、リンパ液がうまく体の中を循環できなくなります。
リンパ液が体の中を循環しないことで、体の中の余分な水分や老廃物が排出できなくなり、結果的にリンパ液が二の腕に溜まってしまい、むくんでしまうのです。
筋肉とむくみには意外な関係性があり、二の腕太りの場合には上腕三頭筋という筋肉を鍛えない限り、ダイエット効果をうまく得ることはできないでしょう。
二の腕ねじりダイエットのやり方を覚えよう
二の腕ダイエットを効果的に行うために、まずは正しいやり方を学んでいきましょう。
ベースとなる立ち方
- 足を肩幅に開いて背筋を伸ばす。
- 背筋を伸ばしたら、体の横に沿って腕をまっすぐ伸ばす。
この時、力を入れ過ぎないように注意が必要です。
リラックスしていないと筋肉がほぐれないので、ダイエットを効果的に行えません。この姿勢が取れたら、深呼吸をするイメージで鼻から息を吸い、二の腕をねじっていきましょう。
二の腕をねじる
- 内側(体側)に向いている手のひらを体の外側に向けるように、二の腕をねじる。
- 10秒キープする。
- 10秒ほどねじったら、今度は息を吐きながら元の状態に戻す。
- これを1日10回くりかえす。
二の腕をねじりそれを元に戻す、といった簡単な動作のため、おうちの中でも手軽にダイエットを行うことができます。家事の合間など、空いた時間に進めるとよいでしょう。
呼吸の仕方も大切
二の腕ねじりダイエットを行う上で、1つだけ注意することがあります。それは『呼吸方法』です。
深呼吸をするイメージでゆっくりと呼吸するのが、二の腕ねじりダイエットのコツです。外側に二の腕をねじるときはゆっくりと鼻から息を吸い、内側にねじるときはゆっくりと吐くようにしましょう。
『ゆっくりと鼻から息を吸って、口から息を吐く』というイメージを、しっかりと意識してください。ゆっくりと呼吸することで筋肉がほぐれやすくなり、より効果的にダイエット効果が期待できるのです。
二の腕ねじりダイエットの痩せられる理由とは
二の腕ねじりの目的は、もちろん二の腕を細くすることにありますが、二の腕ねじりダイエットのは、体のどこに効いているのでしょうか?そのほかのダイエットとの違いとともにみていきます。
身体の内部の筋肉を鍛える
二の腕ねじりダイエットでは、体の内部の筋肉を鍛えられます。体を内側から痩せることができるので、リバウンドしにくいダイエット方法です。
体の内側の筋肉は、『深層筋』と呼ばれています。この深層筋を鍛えることで脂肪の燃焼効果がみられ、二の腕の皮膚のたるみを防止してくれるのです。
リンパ液の流れもよくなるので、むくみの改善や抑制などのダイエット効果が見込めます。
筋トレで得られる筋肉とは質が違う
一方で、腕立て伏せや腹筋などの筋トレは、皮膚に近い部分の筋肉を鍛えるになります。
皮膚に近い筋肉は『表層筋』と呼ばれ、鍛えることで見た目にも大きく変化が生まれます。筋トレで得られる筋肉と、二の腕ねじりダイエットで得られる筋肉には、筋肉の質が異なっているのです。
表層筋を鍛えすぎると、身体ががっちりして見えてしまいます。細くしなやかな体を手に入れるためには、深層筋を鍛えましょう。
どれくらいやればいいの?
二の腕ねじりダイエットは、継続して行うことが大切です。すぐに二の腕のたるみや、むくみは解消できません。
二の腕についた脂肪は落としにくく、時間をかけて行っていく必要があります。二の腕ダイエットの効果が現れてくるのは、およそ2週間後と言われています。
まずはコツコツと2週間、二の腕ダイエットを頑張ってみましょう。1日10回、先ほど紹介しましたダイエット方法を実践してください。
二の腕ねじりダイエットは背中にも効く?
二の腕ねじりダイエットでは、二の腕以外の部分にもダイエット効果が発揮できます。その効果の1つとして、『背中の脂肪を落としてくれる効果』が挙げられます。
二の腕ねじりダイエットを行うと、肩や肩回りの筋肉も効率的に鍛えられます。肩回りの筋肉を動かすことで、背中についた余分な脂肪を落とす効果も得られるのです。
二の腕以外にも効果あり
背中に筋肉がつくことによって得られる効果は絶大です。二の腕ねじりダイエットには『バストアップ効果』もあります。二の腕、肩回りの筋肉がつくことによって、胸を引っ張る力も強くなりバストアップが期待できるのです。
姿勢の矯正にもなる
二の腕ねじりダイエットでは、肩回りの筋肉が鍛えらることで、もう1つ嬉しい効果があります。凝り固まった肩回りの筋肉をほぐすとともに、背中の筋肉もつくので、自然と『姿勢の矯正』にもつながってくるのです。
猫背でお悩みの方は、二の腕ねじりダイエットを進めることで、姿勢改善にもつながり一石二鳥と言えるでしょう。
二の腕ねじりダイエットで憧れの細い腕に
二の腕についた脂肪は落としづらい、というイメージを持っている人は多いことでしょう。しかし、二の腕の筋肉を効果的に鍛えることで、二の腕の脂肪を落とすばかりか、『姿勢の改善』『バストアップ効果』まで得られます。
深層筋を鍛える二の腕ダイエットは、目に見えた効果がなかなか現れないかもしれませんが、毎日続けることが大切です。
また、二の腕ねじりダイエットで得られる恩恵は、体全体にわたります。二の腕ねじりダイエットで、スッキリした二の腕を手に入れるとともに、これまで持っていた体の悩みを解消していきましょう。
二の腕ダイエットは、簡単にできることが特徴ですが、たくさんの量をこなそうとするのではなく、徐々に回数を重ねて行っていくことをおすすめします。
例えば、朝起きた後にストレッチを兼ねて行うなど、二の腕ねじりダイエットを習慣化することで、無理なくダイエットを続けることができるでしょう。