公開日:2018/07/09 

糸脱毛って何?今注目の糸脱毛、効果とやり方のまとめ

「糸脱毛」という言葉をご存知でしょうか。これは、主に顔の産毛を脱毛する脱毛方法です。

東南アジア圏で発達した文化であり、現在は日本にも上陸しています。この糸脱毛の特徴とそのやり方について見ていきましょう。

糸脱毛って何?自分でできるの?

光脱毛やレーザー脱毛が主な日本において、「糸脱毛」というのはあまり聞き慣れない言葉かもしれません。

しかしこれは実は古い歴史のある脱毛方法であり、特に東南アジア圏でよく取り上げられているものです。

ここでは、まずは「糸脱毛とはどんなものか」「自分でできるものなのか」「やり方は?」について見ていきましょう。

糸脱毛ってどんなもの?

糸脱毛というのは、名前の通り、糸を使った脱毛方法です。

脱毛というとサロンや医療脱毛などの専門的で大掛かりな治療を思い浮かべてしまったり、自分で脱毛を行い肌を傷めてしまうような脱毛方法を想像したりしてしまいがちですが、実は脱毛のなかには糸脱毛のように、身近なアイテムでできるものもあるのです。

糸脱毛はより合わせた糸で顔などの表面の産毛を絡め取る脱毛方法で、インドネシアや香港などでは広く行われている人気のある方法でした。

かなり古くから行われている脱毛方法で、肌に大きな負担をかけることなく、誰でもできる脱毛方法なのです。

この糸脱毛は最近になり日本でも人気が出ていて、肌の産毛が気になっていた女性たちの中で広く行われつつあります。

糸脱毛は自分でできるの?

顔面の皮膚は非常に薄い皮膚なので、カミソリを使ったり、機械を使って脱毛すると肌にダメージを与えてしまうことがありますが、糸を使うことで簡単に脱毛を行うことができます。

この糸脱毛は日々進化しており、台湾で特許を取得したやり方の場合は、従来型に比べて痛みが少ないとされています。

ただ、「アトピーの人」「肌が弱い人」については、「そんな人にこそおすすめ」とする説と、「そういう人がやると危険」という説があるため、注意が必要です。医師の診察を受けておくと安心です。

糸脱毛のやり方、必要なものは?

糸脱毛に必要なのは2本の糸です。現在はこの「糸脱毛」に特化した商品も販売されています。

ハサミ型のものであるため、糸脱毛に慣れていない人でも使えるすぐれものです。

使い方もわかりやすく、使いやすいのが魅力です。少し慣れたのなら、自分で糸を使ってやっていくとよいでしょう。

ただ、その実力のほどは、1度自分自身が味わってみないと実感しにくいでしょう。そのため、最初はサロンなどに行くことをおすすめします。

糸脱毛のメリットとデメリット

糸脱毛にはさまざまなメリットとデメリットがあります。ほかの処理方法と比較しながら、その特徴について学びましょう。

メリットを知ることも非常に重要ですが、同じくらい「デメリット」について学ぶことも重要です。

特に、肌のトラブルを抱えている人はなおさらです。自分の肌の調子と相談しながら、糸脱毛を使えるかどうかを考えていきましょう。

糸脱毛のメリット

糸脱毛は、シェービングに比べて効果が長続きします。さらにシェービングで使用するカミソリは肌の表面を傷つけてしまいますが、糸はカミソリのより柔らかい素材なので肌が傷つく心配がありません。

糸脱毛のメリットは脱毛以外に様々なものがあります。

そもそも脱毛することで実はニキビなどの肌トラブルが減少すると言われていて、産毛をしっかりと取り去ることで毛穴の汚れが排泄されやすくなり、ニキビが減少すると考えられています。

また、ピーリング効果によって古い角質を取り除くことができます。肌も一緒にきれいにできるということで、糸脱毛はメリットの大きい脱毛方法です。

糸脱毛のデメリットとその対策方法

糸脱毛にももちろんデメリットがあります。実は糸脱毛は産毛の脱毛には使うことができるのですが、産毛以外の太い毛には効果が薄いのです。

このため、もみあげ部分やうなじなどの毛が太くなっている部分にはあまり効果がありません。

また腕や太ももなどの産毛も糸脱毛では取りきれないことがあるのでしっかりと脱毛をしたい場合にはより強力な脱毛方法を選択する方が効果があります。

糸脱毛とその他の脱毛方をうまく組み合わせて使うことでしっかりとすべすべとした肌が手に入るので、積極的に脱毛を使い分けていくといいかもしれません。

糸脱毛とトラブル

糸脱毛は、光脱毛などに比べて、まだ行っているところが少ない施術方法です。

そのため、トラブルに関してはまだ未知数の部分が多いのが現状です。

ただ、昔から親しまれてきた脱毛方法であるという安心感はありますし、「糸」という素材を使った脱毛方法であることから、もし痛みや異常を感じた場合でも、すぐにストップをかけることが可能です。

糸脱毛以外の選択肢と組み合わせて使おう

糸脱毛は優れた脱毛方法であり、やり方をマスターすれば自分でも行うことができるようになります。

しかし、糸脱毛も、万能の脱毛方法ではありません。

「糸脱毛を選べばほかの脱毛は必要ない」ということではなく、「ほかの脱毛方法と組み合わせることで、よりよい効果が得られるもの」なのです。

ほかの処理方法との組み合わせについても見ていきましょう。

セルフ脱毛のメリットデメリット

セルフ脱毛のメリットは何と言っても手軽にいつでもできることです。

糸脱毛も手軽に家で行うことができるものですから、「家で行うケア」としては、非常に向いているものだと言えるでしょう。

しかし、デメリットとして腕や背中の脱毛ができないということが挙げられます。

この部分は自分では行わず、サロンや医療機関での脱毛治療などで脱毛をすることをおすすめします。

しっかりときれいなお肌作りのために糸脱毛の利点を生かしてできる部分に焦点を当てて活用すると効果的です。

サロン脱毛のメリットデメリット

サロンでの脱毛と糸脱毛を組み合わせるのも1つのやり方です。

サロンでの脱毛は比較的痛みが少ない脱毛ですが、長く通い続けるうちに、どんどん肌がきれいになってきます。

毛も細く頼りなくなっていきますから、糸脱毛でその「頼りなくなった毛」を排除していく、という方法が使えるのです。

ただ、この方法の場合、「通い続ける手間」がかかります。また、「機械に弱いから糸脱毛にしようと決めた」という人にとっては、本末転倒になりかねません。

クリニック脱毛のメリットデメリット

糸脱毛に関しては、専門家の間でも、「肌が弱い人でも安心して受けられる」という説と、「肌が弱い人は慎重に行うべき」という意見があり、見解が分かれています。

しかし、クリニックと組み合わせれば、このような悩みも払しょくできます。

クリニックの脱毛は医師の手によるものですから、肌の異常についても相談しやすいからです。

「クリニックで脱毛を受けている。肌が弱いのだが、糸脱毛もやっていってもいいだろうか」などという相談もできます。

ただ、クリニックは高いのが難点。「お金がないから糸脱毛で!」という人には少し厳しいでしょう。

糸脱毛にについて正しく理解しよう

糸脱毛は、

  • 手軽にできる
  • アジア圏に昔からあり、美肌効果が期待できる
  • 肌が弱い人が使えるのかどうかについては、専門家の間でも見解が分かれる
  • 手軽さならセルフ脱毛、自己処理を楽にできるという意味ではサロン、安全性を高めるという意味ではクリニックとの組み合わせをおすすめできる

という特長があります。

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