公開日:2017/06/15 

悲しき「夏太り体質」を克服して美しいボディラインに!

夏こそダイエット!と思っているのに、痩せるどころか太ってしまう。そんな人は「夏太り体質」なのかもしれません。こちらでは、夏太り体質のチェックポイントや解消法をご紹介します!

知らずにいると怖い…「夏太り体質」とは

夏は痩せやすい?太りやすい?

寒い冬は活動量が低下し、太りやすいと感じる人が少なくないでしょう。クリスマスやお正月など、楽しいイベントで高カロリーな食べ物をついつい食べ過ぎてしまうことも理由の1つです。

一方、夏場は食が細くなり、太りにくく・痩せやすいというイメージがあるかもしれません。夏の蒸し暑い日は、少し動くだけでも大量の汗が吹き出し、体力の消耗も激しいだけに、消費カロリーも高いのでは?と、期待してしまいますよね。

しかし、実は夏こそ太ってしまうことがあります。暑い夏にも脂肪が蓄積しやすい複数の要因があるといわれており、なかなか気が抜けない時期なのです。露出も増える夏、ダイエットを阻む「夏太り」に注意が必要です。

意外と知られていない「夏太り」とは

夏に太ってしまう原因をご説明します。人の体は気温が高い状況下では、熱を産出する必要性が薄れるため、基礎代謝ダウンにつながるとされています。

人間は、常に体温を一定に保つことで生命を維持しています。そして、基礎代謝には、その体温調整に使用するエネルギーも含まれています。夏は外の気温が高く、体温を維持するための熱を産出する必要がないため、基礎代謝が下がります。

引用元:【医師監修】冬より夏の方が基礎代謝が落ちるって本当? | ヘルスケア大学

この他にも、野外のバーベキュー、ビアガーデン、夏休みを利用した旅行など、食べ物の誘惑が避けられない、イベント目白押しの夏。生活習慣の乱れや、元々の体質的な要因によって、「夏太り」が起こることは決して珍しくはないのです。

実はあなたも「夏太り体質」かも?

夏太り、と聞いて思い当たる経験がある人は要注意。もしかしたら「夏太り体質」なのかもしれません。夏場でも太りやすい体質や生活習慣として、以下のようなものが挙げられます。

  • 暑い日でも手足、足先が冷えている
  • デスクワークなど、エアコンの効いた部屋で長時間作業する習慣がある
  • 夏場はそうめんなどサッパリとした食べ物だけで済ませたり、食事を抜いたりする
  • 暑いと動く気にならず、家の中でじっとしている

いかがでしょうか?夏場でも末端が冷えている「隠れ冷え性」や、エアコンの風にさらされる生活は、血液循環を悪くする恐れがあります。

また、食事の偏りや栄養不足、活動量の不足も「夏太り体質」を引き起こす要因といわれています。これらの要因は基礎代謝の低下につながり、摂取エネルギーが脂肪に変換される原因になることもあるのです。

悲しい夏太り体質を克服する方法とは?

頑固な冷え性には「冷え取り」で対策!

露出が増える夏は、エアコンの影響で手足の3首が冷えきっていることも。3首とは「首・手首・足首」の3点を指します。これらの箇所が冷えると血液の流れが悪くなるといわれています。顔や体幹部は汗だくで、暑さを感じていても知らぬうちに末端が冷えている場合もあるため、要注意です。

対策としては、「冷え取り」がおすすめです。冷え取りは冷え性の緩和を目的とした着こなしや食事などの健康法です。汗でベタつく日も、綿や麻のストールを首と肩にかけて、エアコンの風から肌を守ったり、汗による冷えを予防しましょう。

スカートを履く日はレギンスやシルクのソックスなどを着用するのが良いでしょう。生足でいると脚だけでなく、背中や下腹部などの冷えにもつながるため、しっかり対策したいですね。

夏バテ中でも栄養満点な食事を心がけて

夏は食事を簡単に済ませたり、その一方でイベントの時はドカ食いしたりと、食生活の乱れが気になりますね。悲しい夏太りを避けるためには、主食・主菜・副菜を取りそろえた献立を心がけましょう。麺類など一品料理で済ませる際は、野菜とタンパク質をトッピングで取り入れるなど、一品でも多くの食品をとり入れると良いでしょう。

休日は自宅で過ごしたいという人は、料理に腕を振るって、新たなメニューを開拓するのもアリ!ですね。彩り豊かなランチプレートを作って、SNSにアップするのもよいでしょう。人から褒めてもらえるのでモチベーションアップにつながるという人も多いですよ。

夏こそ、運動して思いっきり汗をかく!

夏太りで悲しい思いをしないためにも、暑さに負けず、思いっきり体を動かしたいものです。アウトドアイベントや野外スポーツなど、楽しい出来事が目白押しの夏は、新しいことにチャレンジするチャンスです。

とはいえ、外は暑いし紫外線が気になるという女性は、インドアスポーツを試してみましょう。スポーツジムなら人気のホットヨガやエアロビが手軽にでき、運動後はシャワーですっきりして帰宅できるため、手軽さが魅力です。

その他にもここ数年で注目されている「ボルダリング」もおすすめ。ロッククライミングの室内版ともいえる競技で、専用のクライミングジムにてチャレンジできます。リズミカルな動きが楽しい「カポエイラ」も魅力的な運動です。音楽に乗って格闘技の動きを楽しめます。ぜひ、自分に合った運動法を開拓してみましょう!

悲しい夏太り体質の克服に!おすすめ夏メニュー3選

豚しゃぶと夏野菜のそうめんランチ

色見の鮮やかな夏野菜には、カリウムが豊富に含まれるといわれています。夏場のむくみ対策にも、旬の素材を積極的に取り入れましょう。

材料(1人用)

  • 豚ロース薄切り 100g
  • トマト 1/2個
  • キュウリ 1/3本
  • 水菜 1束
  • そうめん 1束
  • ごまドレッシング 10ml
  • めんつゆ(ストレート)100ml

作り方

  1. 豚とトマト、水菜は1口大にざく切り、キュウリは千切りにします。ボウルに氷水を準備します。
  2. 大き目の鍋に湯を沸かし、火を止めます。
  3. 火を止めたまま、豚肉を1枚ずつ剥がしながら鍋に入れます。火が通ったらすぐにボウルにとり、氷水でしめます。
  4. 新しいお湯を沸かし、そうめんを茹でます。
  5. めんつゆを入れた皿にそうめん、野菜、肉の順で盛り付け、上からごまドレッシングを垂らして完成です!

ガッツリ派の人に!夏野菜と牛肉のっけご飯

夏こそお肉やガッツリした食べ物を食べたい人というは、緑黄色野菜をたっぷり使用したこちらのメニューはいかがでしょう。緑黄色野菜はビタミンを豊富に含み、代謝を助ける作用があるといわれています。

材料(1人分)

  • お好みの緑黄色野菜(ニンジン、ピーマン、ブロッコリー、アスパラなど)約100g
  • 牛肩ロース肉 約50g
  • ごはん 1膳分
  • 市販の焼き肉のタレ 10ml
  • 塩コショウ 適量

作り方

  1. 野菜と肉は火が通りやすいよう、薄切り・細切りにする。
  2. フライパンで火の通りにくい野菜から順に焼き、最後に肉を焼く。塩コショウで軽く味付けする。
  3. ごはんの上に具材を盛り付け、上からタレをかければ完成です。焼き肉のタレの代わりに和風ドレッシングをかけても、さっぱりと美味しくいただけます。

時間がないときの救世主!野菜ジュース

手料理を作りたいけれど、忙しくて時間が取れない人や料理をする気が起きないという人は、手軽にできて栄養満点な野菜ジュースを飲んでみましょう。作り方はミキサーに生の野菜を入れて混ぜ合わせるだけ。トマトやズッキーニなどビタミン豊富な野菜に加えて、バナナやオレンジ、レモンなどを入れると、風味良く飲みやすいジュースになります。

ここでイチオシなのが、「チアシード」。シソ科の植物の種であるチアシードは、さまざまな美容効果が期待できるスーパーフードとして人気です。粒状で食べやすく、保存しやすいのも魅力です。野菜ジュースに適量混ぜるだけで、ダイエットや便秘解消などの効果が期待できます。

今年こそ!悲しき夏太り体質にサヨナラ!

  • 夏に痩せられないのは「夏太り体質」が原因かも
  • 冷え予防や運動で冷えを予防して汗をかきましょう!
  • 栄養満点の夏野菜で美味しくダイエットを

夏場のダイエットを成功させるには、日々の行動を見直すことが大切です。夏のオシャレを楽しむためにも、悲しい夏太りを克服して美しいボディラインを手に入れましょう!

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