公開日:2018/03/09 

食事や飲み物に注意!夏ダイエットを効果的にするものとは?

夏になると痩せる、という人も多いでしょう。汗もかきやすく、代謝がアップしやすい夏はダイエットをするには効果的な季節といえるでしょう。

ただし、注意しないと、痩せにくい体になってしまいます。夏ダイエットの効果と注意点をまとめてみました。

夏は運動をしなくても汗をかくためダイエットに効果的なシーズン

夏は動かなくても汗をかく季節です。食欲もなくなり、体重も落ちやすいという人もいるでしょう。夏はダイエットに本当に効果的なのでしょうか?

汗をかいても脂肪は燃焼されない

夏は痩せやすいといわれていますが、冬の方が痩せやすいといわれることも多いです。汗をかきにくい冬でも、ダイエットができるというのです。

それは、冬は寒く体が冷えやすいため、体は自然と体温を上昇させようとして代謝が高まりやすいから、というのが理由の一つです。反対に、夏は体を冷やそうとするため、体温が低くなりやすいともいえます。

また、汗をたくさんかくからといって、脂肪が減るわけではありません。汗をかいて水分を摂らないと体は水分不足になり、老廃物が蓄積されてしまいます。

それでは夏はダイエットには向いていないのかというと、そうとは言い切れません。夏にはダイエットにつながる違った理由があるのです。

むくみが取れる

ダイエットにおいて脂肪を燃焼しやすい体にするのは重要ですが、むくみを解消することも非常に大切です。

むくみは老廃物や余分な水分が排出されずに蓄積された状態です。その状態では、痩せやすい体にはなれません。さらに、むくみはセルライトの原因になります。

セルライトは脂肪の一種ですが、なかでも繊維化されたセルライトは、コラーゲン繊維が強く固まっているため、エステや美容外科などに行かないと解消できません。

セルライトができているということは、脂肪がついているということです。そのため、セルライトを解消するには、原因の一つであるむくみを改善する必要があります。

そのむくみを解消しやすいのが夏です。少し動いただけでも汗をかきやすく、水分もたくさん摂ります。水分を摂って排出することで、むくみにくい体になります。

脂肪を溜めこまない夏 イベントがない 運動しやすい

痩せやすいともいわれている冬と比べてみましょう。冬は代謝が高まりやすいといわれている反面、寒さから体を守るため脂肪が蓄積されやすいともいわれています。

寒いと体を動かすのも面倒になり、運動をする機会も減りがちです。さらに、クリスマスやお正月、忘年会や新年会など、飲んだり食べたりする機会が多く、ダイエットをするのは難しいです。

その点、夏は脂肪を溜めこむこともなく、体を動かしやすいです。汗をかきやすいので、運動をした実感もあり、さらに運動をする気持ちになれるでしょう。

冬と比べると、飲んだり食べたりするイベントも多くないのも、ダイエットをしやすいといえます。

冷たい食べ物や飲み物がおいしく感じる!?夏ダイエットの注意点

水分をたくさん摂取して排出しやすい夏ですが、注意したい点があります。それは冷たい食べ物や飲み物を大量に取ってしまうことです。

冷たい水分はダイエットには逆効果?

ダイエットのために水分を摂取するのは必要なことです。水分には、下記の働きがあります。

  • 必要な栄養素を運んでくれる
  • 老廃物を排出してくれる
  • 便秘を予防・改善してくれる

水分不足になればこのような働きがなくなり、太りやすくなります。

しかし、夏は冷たい飲み物や食べ物を多く摂取しやすい季節です。

冷たいものを摂取すると、血流が悪くなり、老廃物が蓄積されたり、必要な栄養素が体のすみずみまで届かなかったり、便秘の原因になったりします。その結果、むくみやすくなってしまうのです。

また、冷たい飲み物ばかり飲んでいると、胃腸に負担がかかります。胃腸がダメージを受ければ下痢や便秘になりやすく、ダイエットをすることができなくなるでしょう。

体を冷やすのもNG

夏は冷房の効いた部屋にいることが多くなります。それは体を冷やすことにつながるものです。体が冷えれば血行が悪くなり、やはりむくみの原因になります。

夏ダイエットの成功の秘訣は冷たい食べ物と飲み物を摂取しすぎない事

夏ダイエットを成功させるには、食事には注意しましょう。また、体を冷やさないことが大切です。

冷たいものばかりを食べない

夏の食事はそうめんやひやむぎ、さらにはかき氷やアイスクリームなど、冷たいものばかり食べたくなりますが、時には温かい野菜スープなどを飲むようにしましょう。

水分は氷を入れずに、あまり冷やさないものを飲むのがおすすめです。冷たい飲み物が好きな人でも、温かい飲み物は、慣れてくると飲みやすくなります。水はできるだけ常温で飲むようにしましょう。

冷たい飲み物を飲む際には、一気に飲むのではなくゆっくりと飲むことを心がけてください。それだけでも体への負担が軽減され、ダイエットには効果的となるでしょう。

運動後に体を冷やさない

冷房の効いた部屋では、ひざ掛けや上着などを準備して、体を冷やさないようにしましょう。

また、運動をして汗をかいたら、すぐに拭き取る、着替えるなど、汗を体に残さないことが必要です。そのままでは体を冷やしてしまいますし、風邪をひいてしまうので注意しましょう。

炎天下での運動は避けることです。熱中症になりやすく、体調を崩しやすいです。室内でも水分を十分に摂りながら動くようにしましょう。

冷房の温度に注意

冷房の適温は26℃~28℃とされています。なかにはもっと低く設定している人もいるでしょう。

その場合は、できるだけ適温で過ごす習慣をつけるようにしましょう。夜はタイマーにして、一晩中冷房の風に当たらないようにすることが大切です。

キンキンに冷えたビールと冷房には注意

夏は汗をかきやすい季節です。そのため、むくみを解消できるチャンスでもあります。水分をたくさんとり、運動をしましょう。

ただし、キンキンに冷えたビールや水、かき氷やアイスクリームなど、冷たい飲み物や食べ物ばかり食べるのはNGです。体を冷やしてしまうと、むくみの解消につながりません。

できるだけ常温の水や温かいものを食べたり、飲んだりしましょう。また、冷房で体を冷やしすぎないよう、適温を守り、寒さを案じたらひざ掛けや上着を使うなど寒さから体を守ることも大切です。

  • Facebook
    シェア
  • Twitter
    ツイート
  • はてなブックマーク
    はてブ

891



ページのトップへ