公開日:2017/05/19
おすすめのヘアアイロンの選び方と使い方でキレイな巻き髪に!
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巻き髪がうまく決まると、気分が上がって1日気分よく過ごせますね。おすすめのヘアアイロンの選び方や使い方などを基本からおさらいして、いつもきれいな巻き髪をキープできるようになりませんか?
ヘアアイロンの目的と役割を理解しよう
高温・短時間でスタイリングが決まる!
ヘアアイロンの最大の特徴は髪に直接、熱を伝えられることです。熱を直接髪に伝えることで、短時間でしっかりとスタイリングができます。しっかりスタイリングできるといっても、パーマのように薬剤を使っていないので、いつでもヘアスタイルを変えることができやすいのも特徴の1つです。
またカールアイロンは、あて方や巻き方を工夫しやすいので、さまざまなバリエーションのヘアスタイルを楽しむことができ、温度調節機能をうまく使えば、カールの仕上がりも好みに調節可能です。
気をつけたいのは、高温で長時間使用してしまい、髪を痛めてしまいがちな点です。思いどおりに巻き髪を作れるようになるには、練習して慣れることが必要でしょう。
ヘアアイロンの種類とおすすめのタイプ
ヘアアイロンの種類は3つに分けることができます。
ストレートアイロン髪のクセやうねり、広がりをおさえ、ストレートにしたいときに使います。
カールアイロンカールをつけるためのヘアアイロンです。後で詳述しますが、カールの大きさ別にサイズが数種類あります。
ストレートとカールの両方に使える2wayタイプ巻き髪を作るために選ぶのであれば、「ストレートアイロン」ではなく、「カールアイロン」またはストレートとカールの両方ができる「2wayタイプ」から選ぶことになりますね。どちらにも使いたい場合には、まず「2wayタイプ」を購入してもよいでしょう。
ヘアアイロンの選び方のポイント3選
選ぶ際にチェックしたいポイントの1つ目は、「温度調節機能」です。温度調節できるものを選んで、髪質や目的に合った温度で使いましょう。150~200度くらいの間で、5段階程度に調節できるものが多いようです。
2つ目は、髪をはさむ部分の素材です。テフロンやセラミックなどのすべりのいい素材のほうが、髪を傷めずにすみます。
3つ目はカールアイロンのサイズです。希望するヘアスタイルや、髪の長さによってサイズを選びましょう。巻きつける部分の直径のミリ数が大きいほど、大きなカールになります。短い髪、カールがつきにくい硬くて太い髪や直毛には細めのタイプが向きますが、作りたいカールによってサイズを使い分けるのもおすすめです。
ヘアアイロンの正しい使い方とは
ヘアアイロンは必ず乾いた髪に使う!
ヘアアイロンは乾いた髪に使うのが鉄則です。濡れた髪にヘアアイロンをあてたほうがしっかりセットできそうな気がするかもしれませんが、濡れた髪にヘアアイロンをあてても、スタイリングが長持ちしないばかりか、髪の内部の水分も奪われることになり髪を傷めてしまいます。
また、熱から髪を守るタイプのスタイリング剤を髪を巻く前ににつけましょう。カールの持ちをよくするタイプのものもあるので、作りたいスタイルに合わせて選びましょう。このスタイリング剤も乾かした状態で、ヘアアイロンを使います。
乾かした髪がもつれたり、ボサボサの状態でヘアアイロンを使うときれいに仕上がらないので、クシ、ブラシできちんととかして髪全体を整えておきましょう。
ブロッキングしたほうがうまくいく
ヘアアイロンをあてる前に、まずクシで髪をとかして、スタイリングしやすい状態にします。その後、髪をブロッキングして、ヘアアイロンを当てていきましょう。ヘアアイロンは、熱が届かないところはスタイリングができません。ブロッキングせずにたくさん髪を巻いても、うまくいかないのです。
ストレートにするなら、髪を上下に分けて下からあてはじめればよいのですが、カールしたい場合は左右、上下と両サイドの6つに分けて、片側の下側から上、サイドという順番であてていきましょう。手間がかかるようですが、こうしたほうが結局、手早くきれいに仕上げられます。使いやすいピンやコームを用意してやれば、だんだん慣れて、コツをつかんでできるようになります。
適温で短時間使ってダメージを防ぐ
ヘアアイロンの魅力は短時間でスタイリングができて、セット力が強いことですが、使い慣れないうちは特に、長時間当てすぎて髪を傷めないように注意しましょう。温度の目安はストレートアイロンなら180度以下で、カールアイロンは140度以下で、となりますが、髪質やつけたいカールのタイプによっても、適切な温度にはかなり差があります。
ふんわりしたナチュラルなカールをつける場合や、クルクルしたカールをくっきりつけたい場合など、自分好みの巻き髪ができる温度がつかめるまで、いろいろな温度で試してみましょう。カールを均一に仕上げるには、温度のほか、巻いている時間を統一することも大切です。目安としては、5秒前後になります。
ヘアアイロンできれいな巻き髪を作るコツ
カールアイロンの巻き方いろいろ
まず、基本になるカールアイロンの巻き方3つをご紹介します。さまざまなスタイルに応用が可能です。
フォワード巻きカールアイロンのクリップを外側に向け、垂直になるように髪の内側に入れます。髪を回転させながら巻いていきます。ふんわりとかわいらしい印象になり、女子力アップしそうですね!
リバース巻きボリュームが出て顔周りが華やかになるリバース巻きは、大人っぽい印象にしたいときにおすすめです。クリップを内側に向け、カールアイロンを垂直にあてます。外側に向かって回転させながら巻きましょう。パーティーなど普段と違った自分を演出したいシーンでもおすすめです。
ミックス巻きフォワード巻きとリバース巻きの魅力を併せ持ったのがミックス巻き。カールアイロンを回転させる方向を交互に変え、フォワード巻きとリバース巻きを交互に入れていきます。フェニンで洗練された印象になり、ワンランク上の仕上がりになるでしょう。
巻く髪の量とよく冷ますことが大切!
カールアイロンを使用する際のポイントをご紹介します。
一度にたくさんの量を巻き過ぎない目安として、32mmのカールアイロンの場合、幅3cmくらいの毛束を巻くことができます。カールアイロンによってサイズが異なるため、使用しているカールアイロンの直径を事前に確認するとよいでしょう。
仕上げはよく冷ますことがポイント!カールアイロンで髪を巻く際は、しっかり冷ますことで仕上がりにも差がでてきます。髪にカールアイロンをあてて、約3秒キープ、離して約6秒冷ます。この冷ます工程を意識すると、カールが崩れにくくなります。細かな部分にも気を配ることで、より美しい仕上がりが期待できるでしょう。
くれぐれもやけどには注意しましょう
小さなお子さんがいる家庭は、誤ってカールアイロンに触れてしまわないよう、アイロン商品を利用する際は、やけどに注意しましょう。高温の熱を髪に与えるため、カールアイロンの場合は発熱部分に直接肌が触れてしまう危険性が高い構造になっています。
その温度は、実に150~190度ともいわれています。触ったら危険!せっかく髪の毛のスタイリングが綺麗に決まっても、お肌を傷めてしまったら残念ですよね。首にタオルを巻くなどして、取り扱いにはじゅうぶん注意してください。また、使用後は、カールアイロンが完全に冷めたのを確認してから片づけましょう。
ヘアアイロンを使えば髪型も自在に!
- 必ず乾いた髪に使いましょう。
- 適温が選べるヘアアイロンで、できるだけ短時間でスタイリングしましょう。
- カールした巻き髪はよく冷ましましょう。
最初はコツがつかめず、うまくいかないこともありますが、髪を洗えばリセットできるのが、ヘアアイロンのいいところでもあります。使いこなして、いろいろな髪形を楽しみましょう。大事なポイントは以下の点になります。