公開日:2017/05/26 

イメージチェンジが劇的に成功する!前髪がもたらす印象は?

メイクやファッションと同じように、前髪にも見た目を左右する重要な役割があります。前髪の形ごとに、どのような印象があるかを解説します。似合う前髪の形を見つけて、なりたいイメージに近づいてみましょう。

人の印象は50%以上が見た目で決まる!

初対面の印象 あなたはどこを見る?

あなたは初対面の人がどんな人かどこを見て判断しますか?人によって「その人の発言や行動を見る」という人もいれば、「接している中で徐々に判断していく」という人もいます。きっと個人ごとに全く異なった判断基準があるでしょう。

しかし、実は人の印象とはなんと初対面の3~5秒で得られる視覚的情報、つまり「見た目」でなんと55%も印象を決めてしまうそうです。さらに残りの45%の内訳はというと、「声の質、話す速度、声のボリューム、口調」が38%、「言葉そのもの、発言内容がどうか」で7%です。どれだけ立ち居振る舞いに気を配っても、話す言葉に細心の注意を払っても、見た目がよくなければプラスの印象を与えることは難しいのです。

前髪だけで全体の印象が劇的に変わる!

先ほど述べたように、初対面の見た目だけで印象の半分以上が決まるとなると、身だしなみにもより一層気を配りたいところですね。特に女性であれば自分が「こう見られたい」という点を意識して、メイクやファッションや髪型などを選ぶ場面は多いのではないでしょうか。人によって、可愛らしく見られたいのか、クールビューティーに見られたいのかなどの思いも様々です。

今回は、そんな女性のイメージを決定づける要素のひとつ、前髪の形について徹底解説したいと思います。髪型の中でも、ちょっと切ったりヘアアレンジを加えたりするだけで劇的に印象を変えられる部分です。ちょっとしたイメチェンに役立つと思うので、ぜひ参考にしてくださいね。

前髪は髪型の中で最も個性を表現できる?

一口に前髪といっても、アシメ前髪、センターパート、横分け(左右)、ぱっつん前髪、オン眉……長さから形まで実に様々な種類があります。また、前髪は顔を正面から見た時に、1番目に入りやすい部分です。人の顔の特徴がよく出る目元の周りにあるので、顔のイメージがどうなるかに大きな影響を与えます。

前髪は、人の印象を決定付けやすいところから、髪型の中で個人の個性を表現しやすい部分ともいえます。生活環境やお仕事の都合などで髪の毛の色に制約がある人も、前髪の形なら自分の好きな形に挑戦しやすいですよね。あなたのなりたいイメージに近づけるため、前髪の形別に与えるイメージを解説します。

前髪が作る印象とは?3タイプの前髪をご紹介

普通の「ぱっつん前髪」は変化がつけやすい

前髪の毛先が、眉毛の下から目のまぶたあたりまでになるぱっつん前髪は、可愛らしいイメージに仕上がる前髪のひとつとして知られています。前髪の幅も左右の黒目の上までにとどめることでとてもコンパクトに髪型がまとまるので、小顔効果も抜群です。おでこを隠しているので優しいイメージを持たれやすいです。真っ直ぐ揃った毛先だと目元が強調されやすいので、アイメイクに重点を置きたい人にもおすすめです。

シースルーバングといって少し前髪をすいて軽さを演出すると、表情が明るくなります。毛量が多い人や地毛が黒い人には、カラーでハイライトをつけて、色合いで見た目に変化を出すのも良いでしょう。少し目にかかるくらいの長さにしてコテで巻いてあげるのもいいですよ。ちょっとしたヘアアレンジをプラスすることで、なりたいイメージに近づけることのできる、便利な前髪の形です。

個性が出しやすい「オン眉」のレパートリー

眉毛の数センチ上に切りそろえた前髪をオン眉といったりします。顔の表情がしっかりと見えるので、明るく活発なイメージを持たれやすい前髪です。さらに毛先の切り揃え方でまったく違ったイメージになります。

ストレートに真っ直ぐと毛先を切り揃えるとかなり個性的なイメージに仕上がります。前髪の幅自体も顔回りを見せるように切るパターンもあります。また、眉毛の幅に合わせたり、サイドの髪と自然につながるように切ったりすることもできます。それとは対照的にギザギザと形に変化をつけてあげると、かなりボーイッシュなイメージに仕上がりますよ。

いずれにしても、おでこが見える前髪になるので、意志の主張が感じられる前髪です。目の大きさや、輪郭の歪みを修正するためにアシンメトリー(非対称)に切ってもいいでしょう。ただし、前髪自体を切ってしまっているので、日々のヘアアレンジで雰囲気を変えにくいというのがやや難点です。

「横分け」は方向ごとに違ったイメージ

毛流れや髪の毛のクセを利用して分ける方向を決めるという人もいることでしょう。でも、顔の左右どちらを見せるかによって印象が変わることはご存知ですか?脳科学的に、左右どちらの顔を見るかによってどんな印象を抱くかが変わるそうです。人は顔の【右半分】に凛々しさ、知的、理性的な印象を抱きやすく、【左半分】に優しさや、柔和な印象を抱きやすいとのことです。

勝負顔が左右どちらになるかは人によって違うことでしょう。例えば、目の二重の幅が左右で違っていたり、輪郭や頬骨などの骨格がどちらかがスリムに見えたりすることがあります。それによってどちら側を見せたいかを選ぶこともあるでしょう。でも、脳科学で証明されている、顔自体がもっている元々の印象を利用するのもひとつの方法ですね。

前髪も顔の形や雰囲気に合わせた似合せカットを!

長さと形で変化する「センター分け」

不動の女性らしい印象を与えたいのであればセンター分けもおすすめです。こちらも髪の毛全体が真っ直ぐなストレートでするのか、全体にパーマがかったウェーブの状態でするのか、毛先などをコテで巻いて毛流れを出してあげるのか……と、いくつかのパターンがあります。

ストレートにして、前髪をサイドの髪と同じ長さに切りそろえてあげればかなりクールビューティーな印象ですし、ウェーブもカーブがくっきりと出るようにして、サイドの髪と同じ長さに整えていれば、コンサバな印象に結びつきやすいです。逆にゆるやかなウェーブで目元の下あたりからあごぐらいまでの長さがあれば、優しい癒し系の雰囲気が手に入ります。

前髪アレンジでも印象イメージは変わります

ぱっつん前髪やセンター分けの中で少し触れましたが、ヘアアレンジで前髪を変えてあげるのもいいでしょう。毎日服を着替えるように、前髪もその日の気分やTPOに合ったものにすると、あなたの見られたいイメージをより一層演出できますよ!

前髪をサイドに流すよう編み込みをしたり、長めにしておいた前髪をヘアピンでくるりと内側に巻き込み止めたりするヘアアレンジはいかがですか?1日限定で短めの前髪を楽しむことだってできます。あらかじめ左右の前髪の長さをアシンメトリーにしておいて、日によって分け目を変えるのもひとつです。ちなみに同じヘアアレンジでも、おでこを出すか隠すか、前髪の長さを短くするのか長くするのかで、イメージはかなり変わってきます。

なりたい印象イメージと似合う前髪とは

お伝えしたように脳科学の分野では、見た目から得られる情報によって人に対する印象が大きく変わります。前髪の形や長さの違いは取るに足らないものに思われがちですが、目元の印象、輪郭や骨格の形をどう見せるかを決める、大切な役割を持っています。

なりたいイメージがたとえ同じであったとしても、みんなの顔は違うので、その人に似合う前髪もそれぞれ違ってきます。目の大きさ、口元、輪郭など顔のパーツの大小と位置関係の違いの影響を受けるからです。なりたいイメージでも似合わない前髪にすると、イメージを良くするどころか、周りの人に違和感を与えてしまうので注意してくださいね。

前髪を上手に使ってなりたいイメージに

  • 人の印象を左右する髪型の中でも、前髪の担う役割は大きい。
  • 前髪は長さ、形、どれかひとつ変わるだけで印象は劇的に変化。
  • その日の気分によって印象を変えられるのが前髪の良いところ。

印象をガラリと変えたいなら、美容院で思い切って相談されてみてはいかがでしょうか?長さや形、アレンジを工夫して、あなたのなりたいイメージにぴったり似合う前髪を見つけましょう。

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