公開日:2017/05/26 

急なお誘いでも困らない!頼れるアイテムで簡単メイク直し

「今日の夕食どうですか?」と想定外の急なお誘い。慌てて化粧直しで失敗したり、お直ししたらバッチリメイクになってしまったということ、ありませんか?突然のお誘いにもスマートに応じられるように、手軽なメイク直しのための便利アイテムをご紹介します。

どうしてメイク直しが必要になるの?

化粧崩れは何故起きる?

急なお誘いに気持ちよく応じたいのに、化粧崩れが気になっているようでは切ないものです。そもそも化粧崩れはどうして起こってしまうのでしょうか。1つ目の理由としては、皮膚の乾燥が挙げられます。お肌の表面が乾燥してカサカサしている状態だと、ファンデーションがきちんとのってくれません。そのため、外気にさらされたり、顔の筋肉を動かしたりするごとに、ファンデーションがどんどん落ちていってしまうのです。

2つ目の理由は、汗をかくことによる化粧崩れです。皮膚内部から汗が出てくることで、お肌の表面にのせたメイクがどんどん剥がれ落ちてしまいます。そして3つ目に、皮脂がにじみ出てくることでメイクが落ちてしまうということが挙げられます。このように、複数の要因が重なって化粧崩れを起こしてしまうのです。

化粧崩れしにくいメイクとは?

化粧崩れの原因が分かると、防止策を考えることができます。化粧崩れが少なくて済むなら、メイク直しも少しで済むはずです。まず、乾燥を防ぐためには、スキンケアタイムがポイントになります。化粧水をつけるときには、お顔の肌全体を手のひらでプレスして、お肌になじませることが重要です。そして、化粧水が十分にお肌になじんでから、乳液をつけます。ここでまた、手のひらでプレスしましょう。

こうしてお肌が乾燥しないように注意すれば、化粧崩れしにくくなります。次に、汗や皮脂がにじみ出てきても化粧崩れしにくくするには、Tゾーンがベタつかないようにサラリと仕上げることがポイントです。乳液や美容液を塗りすぎないように注意して、ヨレを防ぐようにしましょう。

ポーチの中身は準備万端に

できることならこまめにメイク直しして、いつもキレイなお顔をキープしておきたいというのは誰もが願うことでしょう。でも、現実的には、残念ながらメイク直しの時間などそんなに十分にとれるものではありません。とりわけ、急なお誘いのときなどには、ささっと手早くメイク直しすることが求められます。

そんなときにも慌てず対応できるようにするには、ポーチの中身を最小限のアイテムで整理しておくのがおすすめです。急いでいても必要なアイテムをさっと取り出せるように、整理整頓しておくこと。そして、いざ使おうとしたときに、ペンシルの先が削れていなくて使えないというようなことのないように準備万端整えておくべきです。

ベースメイクのお直しはやりすぎ厳禁

手作りコットンで皮脂汚れを手軽に除去

ベースメイクのお直しは、忙しいときほどやりすぎてしまう傾向があるものです。でも、すでに汗や皮脂汚れでヨレが生じているところへ、パタパタとパウダーファンデをはたきつけるとどうなるでしょうか。凸凹した地面を塗装するのと同じで、いくら塗ってもなだらかな面には近づけず、どんどん遠ざかるばかりです。

そこで、まずはお肌表面の汚れを除去することが必要です。といっても、急なお誘いのときにはクレンジングなどできません。そんなときのために、あらかじめ自宅でメイク直しコットンを手作りして携帯しておくと便利です。作り方は、コットンに化粧水を染みこませてからファスナー付きビニール袋で密閉するだけ。ポーチの中に入れておいても邪魔になりませんし、このコットンで肌表面を拭き取れば、簡単に皮脂汚れを除去することができます。

コンシーラーで手早く補修

お肌表面の汗やホコリ、そして皮脂汚れを除去できたら、次はいよいよメイクをほどこしていきます。このとき、リキッドファンデやクリームファンデより、手軽なパウダーファンデを使うということが1番多いのではないでしょうか。たしかに、パウダーファンデは一見とても便利ですのでついつい使いたくなります。

でも、とにかく時間が足りないメイク直し。お肌の表面がまだ乾き切らない状態でファンデーションをのせないといけない場面もあります。結局、ファンデがキレイにのってくれなくてイライラしてしまうことにもなりかねません。そこでおすすめなのが、コンシーラーを使う方法です。目の下にできているクマや、気になるシミや赤らみ部分だけにコンシーラーをオン。塗り広げる必要もないので時短でベースメイク直しが完了します。

仕上げはフェイスパウダーで

コンシーラーを薄く伸ばして、お肌にしっかりとなじませたら、あとは仕上げの工程です!ベースメイク直しの仕上げは、フェイスパウダーがおすすめです。それも、控えめにパールの入ったパウダーがベター。パール感のあるパウダーであれば、さっとひと塗りしただけで輝きを集めてお顔の疲れを意識させません。

フェイスパウダーはコンパクトが大きくてかさばるものが多いですよね。だから、持ち歩くのが億劫になるのですが、ちょっとした工夫でそんなストレスから解放されますよ。化粧水を沁みこませたコットンと同様に、フェイスパウダーもコットンに含ませて持ち歩いてみましょう。使うときにはビニール袋から取り出して、使い終わったらそのまま捨ててしまえるのでとても便利です。

ディテールはポイントをおさえて賢くお直し

まつげカールを復活させるのが最優先

ベースメイクが終わったら、次はポイントメイクをほどこしていきます。メイク直し全体を5分以内に済ませるならば、ポイントメイクには2分ほどしか時間が割けません。必要なところだけをピンポイントでササっと済ませられるようにしたいものです。

メイク直しで欠かせないのは「まつげ」。まつエクをしている場合は別ですが、まつげが下がってきていると元気のない印象になるので、一番にお直ししたい部分です。マスカラを塗り直している時間がとれませんので、ビューラーでギュっと上げるだけで完了とします。ゴムが堅めで、マスカラを塗ったまつげでもクルンとカールさせられるビューラーを見つけておきましょう。

リップ&チークで明るい顔色に

まつげの次に、顔色をガラリと変えるのがリップとチークです。この2つを同時にお直しすることで、時間を節約してみましょう。リップとしてもチークとしても併用できる便利なコスメがありますので、自分の頰と唇に合った色味を見つけておきます。先にリップメイクをしてからチークを塗る方が効率的な感じがしますが、この順番で塗っていくとチークが濃くなる確率が高まります。

メイク直しはやりすぎ厳禁ですから、そういうリスクはなるべく回避したいところ。そこで、まず先にチークを慎重にのせてから、次にリップメイクに移るようにしましょう。

綿棒で最終調整を行いましょう

ここまでくると、アイシャドウもハイライトもと欲が出てくるものです。もしもこの時点で時間があるようならば、アイブロウとハイライトをほどこしても良いでしょう。余裕がないようならば、ここでメイク自体は切り上げて、あとは最終チェックを。

注意したいのが、目元の化粧崩れです。目元は、アイラインがにじんで目のキワに溜まってしまい、マスカラの繊維が落ちてきていたりします。そのまま放置すると、最悪の場合は不潔な印象さえ与えかねません。そこで、おすすめなのが、綿棒を使って修正すること。これも、クレンジング液を染みこませてビニール袋に入れておけば、持ち歩くのにも便利ですね。

ポイントをおさえてメイク直しの達人に

十分な時間があるなら別ですが、限られた時間内でどれだけ完璧なメイクに近い印象にまでもっていけるかが腕の見せどころです。5分あればメイク直しができるという自信があれば、急なお誘いでも困りません。それには事前の準備が欠かせません。

  • 化粧崩れの原因を知り、対策をしよう
  • ポーチの中身は常に整理整頓
  • ベースメイクは直しすぎに注意
  • ポイントメイクは時短でお直し

いつでもどこでもキレイな自分でいられるように、今すぐ準備をスタートしましょう。

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