公開日:2017/07/11
結婚に向けて何にお金をかける?新宿女子のマネー事情を直撃
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突然ですが、皆さんは日頃から結婚を意識していますか?結婚を意識している場合、結婚に向けて今のうちにお金をかけておこうと思う分野はありますか?
将来に向けての貯金はもちろんのことですが、ブライダルエステなどで自分磨きをする人、結婚すると自由に使えるお金や時間が少なくなるから今のうちに勉強して結婚後も稼げるようにしたいと考える人、どのぐらいの割合でいらっしゃるかなーと考えた「Lady通」編集部。
早速新宿に繰り出して、「結婚に向けてお金をかけていること」を街行く20代後半~30代の新宿女子に質問してみました!今回の取材は、独身女性だけでなく既婚者さんにもお話を伺っています。既婚者さんからは、これから結婚する読者の皆様へアドバイスもいただきましたので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
将来設計系女子の貯金は理由も様々!?
何をするにもお金は大切です。結婚も例外ではありません。結婚に向けてお金を使うのではなく、お金は貯金に回すという考えのしっかり者の女子が多かったです。今回「貯金」と回答してくださった方々も、お話を聞くとその裏側にそれぞれの考えをお持ちのようです。
- 「結婚のためだけではないけど、貯金はするようにしています」(26歳 サービス業)
お付き合いしている彼はいるけど、「結婚のため!」と特別にお金を使うような意識はなかったそうです。結婚が明確なスケジュールになっていない方に「貯金」という答えが多かった印象でした。
- 「今は稼ぐことに集中しています。でも結婚するとなったら相手と共同の口座を作って、二人で貯金したいですね」(24歳 不動産業)
結婚は二人でするもの。共同で貯金するのもひとつの手ですね。
- 「子どものためのお金は早めに用意した方がいいです!」(20代後半 専業主婦)
既婚者からのアドバイス!結婚の延長線上に子どもを考えている人は、絶対にお金のことも意識しておいたほうがいいそうです。それと同時に、「今ある二人だけの時間も大切にして」とのこと。ううむ、深い言葉です。
また、今回は質問内容が「お金をかけている分野」だったせいもあり少数派でしたが、結婚後も稼ぐことを見越してキャリア形成を意識しているしっかり者女子も。
- 「結婚してからも働きたいと思っているので、今はキャリアのためにも仕事中心。やることと言ったら貯金ということに……」(25歳 医療系)
- 「自分のキャリア形成を考えると、28歳くらいに結婚したいと思っています。それまでは仕事をしっかりやることに専念したいかな」(20歳 学生)
実はこれ、出産後の社会復帰の時にすっごく効いてくる行動です!
結婚への明確な目的を持った貯金派も
- 「もう4年付き合っている彼氏がいます。結婚も考えているんですが、その前にまず同居したくて、そのための資金を貯めています」(22歳 人材系企業勤務)
結婚前に同居というワンクッションを置きたい方は多いと思います。彼との関係は順調だそうで、できれば25歳くらいに結婚したいと思っているのだとか。
- 「彼と海外で式を挙げたいねって話しているんです。そのために貯金しています」(28歳 サービス業)
人生の一大イベントだからこそステキな思い出にしたいですよね。結婚式のお金は親にも協力してもらうつもりだそうです。しかし「早い段階から貯めているということをアピールできれば頼みやすくなるのでは」という思惑もあって貯金しているそうです。なかなか策士ですね。その作戦が成功するように祈っています!
- 「結婚した友達の話では、かなり親から資金的に助けてもらったそうなんですよ。私はなるべく親に負担はかけたくないと思っているので、意識して貯金しています」(31歳 営業職)
両親に負担をさせたくない、親が安心できるように、といった親孝行な意見も見られました。
キレイな花嫁になるべく自分磨き!
結婚は、女性が人生でもっとも輝く瞬間のひとつです。キレイでありたい気持ちも、結婚を意識すると一層強くなるもの!?
- 「医療脱毛をして容姿に気づかっています」(22歳 人材派遣業)
まだ結婚は具体的な話ではないものの、仕事を始めてガッツリお金が入ったので、パーッと30万円もする脱毛に申し込んだそうです。容姿にお金をかける方はやはり多いですね。
- 「ブライダルエステでパックや引き締めを行い、花嫁姿に気を使いました」(30代前半 専業主婦)
既婚者の方も何人かいらっしゃったのですが、皆さんブライダルエステは外せないご様子。「美しくいられる今のうちに、悔いのないよう磨いておけ!」という激励もいただきました!
- 「まだ明確に結婚を意識していませんが、エステなどで容姿を磨いています」(19歳)
お友達同士かと思い取材したら、なんと親子でした!お母様の前で話しにくい内容の質問でしたが、しっかり答えてくださいました。とてもそうは見えなかったアラフィフのお母様は、娘さんが結婚する時にできるだけ応援したいとのこと。ただ、「額による」とシビアな一面も(笑)
そんなお母様にアドバイスをお願いすると「貯金は絶対に大事。それと、昔は寿退社が普通だったけど、今の世の中はそういうわけにもいかないので、会社選びもちゃんとしなさい」とのこと。勉強になります!
美容関連以外の自分磨きもアリ
- 「お料理教室に通っています。結婚を考えている彼がいるんですが、やはりおいしい料理を作ってあげたいと思うので」(25歳 サービス業)
あたたかい家庭にはおいしい食事がよく似合います。彼との結婚はほぼ確定しているようで、すでに貯金もしているそうです。他にも、意識して習い事にチャレンジしているという方がいました。
- 「色々な習い事をしています。すぐに飾れる外面と違って、人間の内面は磨くのに時間がかかると思うので、かなり意識してお金と時間を使っています」(27歳 販売系)
内面からにじみ出る美しさも大事ですね。色々なことにチャレンジしていると新しい発見があって、さらにチャレンジしたくなるのだとか。
- 「結婚するなら同じ趣味の人って決めているので、趣味に打ち込むことが婚活になっていると思います(笑)」(26歳 事務職)
趣味が同じ人となら楽しい人生が送れそう。趣味を通した出会いがあれば、まさに「趣味と実益を兼ねた」お金の使い方ですね。
- 「服やアクセサリーにお金をかけています」(22歳 学生)
結婚後もオシャレは楽しみたいという写真の女性。きっと結婚式の衣装もこだわりのデザインでキメるのではないでしょうか。日頃からセンスを磨くことが大事ですね。
結婚のためとかより、今でしょ!
結婚はとりあえず置いといて、今は自分の人生を楽しむんだ!という女性が意外と多かった新宿女子。新宿の女性は自立心が強いのかもしれませんね!?また、結婚したら旦那さんといつも一緒にいることになるんだから、今のうちに家族や友達とたくさん思い出を作っておこうという人も。
- 「今は生活優先です」(23歳 社会人)
働くことが楽しいという彼女は、今は結婚にまったく興味がないようです。会社に積立金制度があって、将来のことなどは意識しているとのこと。
- 「結婚は全然具体的じゃないです。そういうのにお金を使うよりもお酒に使います」(30代前半 サービス業)
あまり「結婚結婚」と焦っていないという彼女は、大好きなお酒にお金をかけているそうです。マイペースに人生を楽しむことを重視しているようでした。
- 「結婚自体はお金をかけなくてもできると思っています。だから特別にお金をかけていることはありません」(21歳 学生)
自分にはまだ現実味がないという彼女。お友達が何人か結婚していますが“デキ婚”のため式などはせずお金がかかっていないことから、上記のような考えを持ったのだとか。割と結婚というものを冷静かつドライに見ているようでした。
- 「結婚したいと考える自分というものが想像できません。それよりも趣味や教養に投資して豊かな人生にしたいと思います」(30代 マスコミ系)
お付き合いしている男性はいるそうですが、お互いに結婚は考えていないとのこと。結婚しなくても幸せを感じるし、面倒な家族付き合いもなくて楽なのだそうです。芸術系の習い事をしているそうですが、それを結婚と結びつけて考えたことはなく、完全に自分のためなんだと割り切っていました。取材中も信念を持った“強い女性”という印象を受けました。その強さ、ステキです!
- 「結婚を考えている彼との幸せな時間作りのためにお金を使っています」(27歳 美容系)
将来に向けてではなく、今、彼との時間を大切にしたいからお金を使う、という女性も。彼との幸せな時間を楽しんでくださいねー。
婚活女子は少数派!?
意外にも少数派となりましたが、結婚に直結する「婚活」に対してお金をかけるという女性もいらっしゃいました。
- 「経験として街コンに参加したりします。結婚のためとは少し違うかもしれません」(24歳 会社員)
街コンは、街ぐるみで行われるような、大型の合コンイベント。ネット検索すればたくさん開催されていることがわかります。回答してくださった方は「いい人がいたら考えるかもしれない」とおっしゃっていました。しかし今のところ、理想的な男性には会えていないとのこと。街コン自体は楽しいそうです。
- 「婚活バーに行くことがあります。結構自分を見つめ直す機会になっています」(30代 飲食業)
婚活バーでは、少ない時間で初対面の人に自分をわかってもらうことが求められるため、コンパスキルが鍛えられるのだとか。男性から見て、自分の第一印象がどういう感じかを考えることができるので、勉強と思って行くそうです。異性との出会いの場は、そういう使い方もあるのですね。勉強になります!
結婚を堅実に考えつつ、自分の幸せも追求するのが今風!?
今回は新宿で「結婚に向けてお金をかけていること」を32人の方に取材しました!その結果、次のような傾向が浮かび上がってきました。
- 貯金系:13人
- 自分磨き系:9人
- 結婚より“今”を優先系:8人
- 婚活系: 2人
今回もっとも多く、半数近くあった意見は貯金です。貯金派は、結婚を具体的に意識している女子の場合は貯めたお金の使い方が明確で、まだあまり意識していない方は貯金そのものよりも、とにかく現在頑張って稼ぐ!というほうに意識が向いているように感じました。
いずれにしても、しっかりとした経済観念を持っている点が素晴らしかったです。結婚式だけでなく、その後の生活や子育てにお金はどうしても必要になります。既婚者の方のアドバイスでも貯金は触れられており、重要なファクターのひとつと言えそうです
自分磨きは定番の答えですが、詳細に聞くと様々な考えがありました。キレイな花嫁姿を思い出として残そうとする方は、一層と努力をするようです。結婚より自分という考えの方も一定数いらっしゃいました。人生に対する価値観も多様化して、必ずしも結婚を考えなくて良いという傾向が大きくなってきているようです。
何かと先の見えない時代を反映したような答えが多い中、結婚のためのお金の使い方にも“自分らしさ”が出てくるのかもしれません。ひとつ言えることは、「自分が結婚するなら」と考えてみて、後悔のないお金の使い方をしたほうがいいということです。考えるだけならお金はかかりませんからね。