公開日:2017/06/26 

ジェルネイルで爪にカビが生える?!ネイルを正しくケアする方法

ジェルネイルやスカルプネイル、せっかくだから長期間楽しみたいですよね。しかし、ネイルを放置していたり、間違ったケアをしていたりすると爪にトラブルが起きてしまうことをご存じでしたか?簡単で正しいケア方法を1級ネイリストである筆者が伝授します。

ジェルネイルやスカルプネイルで起こる爪トラブル

夏場はグリーンネイルが恐ろしい!

気温や湿度が高くなると「グリーンネイル」というトラブルが増加します。グリーンネイルとは爪のカビのようなものです。見た目も緑色に変色し、自然治癒は難しいのでやっかいなトラブルの一つで、その原因は「カンジダ菌」と「緑膿菌」です。

最初にカンジダ菌で爪カンジダ症を引き起こし、更に緑膿菌によってグリーンネイルになってしまう場合が多いです。カンジダ菌は人間の体に常駐している菌です。普段はトラブルを起こすことの少ない菌なのですが、疲れで抵抗力が弱っていると発生しやすくなります。

また、緑膿菌はキッチンや家の中など身の周りに普通にいる常在菌です。爪の環境が悪く菌が増殖しやすい状態になると緑膿菌が悪さをしてグリーンネイルになってしまいます。

ジェルやスカルプがグリーンネイルの温床に?

グリーンネイルが発生しやすい環境は「じめじめ、柔らかい、適度な温度」です。冬場でももちろんグリーンネイルの恐れはあるのですが、暖かく湿度の高い春~夏の方が発生しやすいといえます。グリーンネイルが好むじめじめした環境に最適なのがジェルネイルやスカルプネイルです。

1回の施術で3~4週間は爪に密着しているジェルやスカルプですが、少しでも剥がれてしまうとネイルと自爪の間に空間が出来ます。その中に緑膿菌が入り込んでしまい、常に湿った環境になってしまうとグリーンネイルに繋がってしまいます。

付け爪や普通のマニュキアでもリスクはありますが、付け爪は1日に1回外しますし、マニュキアも1週間程度で塗り直すのが普通なので1ヶ月近く爪に付けているジェルやスカルプよりもリスクは低いです。

ジェルやスカルプの仕組み自体が問題あり?

ジェルネイルやスカルプネイルはグリーンネイルの原因になる要素が沢山あります。1点目は施術の際に爪に傷が付くことです。ジェルやスカルプを施術する際には、自爪に細かい傷を付けてネイルと自爪の定着を良くする工程を挟みます。

もちろんネイリストはプロなので少しでも自爪へのダメージが少ない方法で施術してくれますが、何度もジェルやスカルプを繰り返すと爪は弱ってしまいます。ジェルに比べてスカルプはしっかり傷を付ける為、ジェルよりもスカルプの方が傷みやすくなっています。

何度もネイルを繰り返して柔らかく薄くなった爪はグリーンネイルが好む環境になります。2点目はジェルやスカルプの構造の問題です。基本的に空気を通さずにネイルと自爪を密閉する為じめじめとした環境になりやすくなります。

ちょっとのケアでグリーンネイルを防止しよう!

ジェルやスカルプが浮いてきたらすぐにオフしよう

ジェルやスカルプに浮き(剥がれかけて空気が入ってしまうこと)があると、その空間からグリーンネイルが発生する可能性があります。特に爪周辺に怪我をしてしまった、洗い物や料理をよくする、といった方は要注意です。すぐにジェルネイルやスカルプネイルを取りましょう。

グリーンネイルは乾燥している環境が苦手です。ネイルをオフして空気に触れさせてあげることによってグリーンネイルを予防できます。オフの際に無理やり剥がしてしまうと爪を痛ませる原因になるので、出来ればサロンで外してもらいましょう。サロンではリフィルといって、浮いた部分のみオフしてジェルやスカルプを足してくれる技術もあります。

まだまだネイルを楽しみたい場合はリフィルを試してみるのも良いでしょう。自分でオフする場合は自爪に傷を付けないようにネイルの表面だけ削ってアセトンを浸したコットンを爪に置き、アルミホイルで巻いてネイルを外しましょう。

ジェルやスカルプはネイルサロンで3週間おきに付け替えよう

セルフでジェルネイルをするのが流行している昨今ですが、出来ればジェルやスカルプはネイルサロンで3週間おきに施術してもらいましょう。グリーンネイルのリスクがぐっと低くなります。

まず、ネイリストはプロなので爪を出来るだけ痛ませないような施術をします。そしてジェルやスカルプを乗せる前に消毒もしっかりと行うので細菌が繁殖する可能性が下がります。そして3週間おきに付け替えることによって長期間爪が密閉される状態を避けることが出来ます。

万が一施術をする時点でグリーンネイルになりそうな要素を見つけた場合はアドバイスもしてもらえます。ネイリストと話し合って施術を見送ったり、別の施術に変えたりと臨機応変に対応してもらえます。

どうしても自分でやりたい場合は衛生面と体調に気を付けよう

サロン代を節約したい方や、ネイル自体が好きで自分でやりたい方もいますよね。どうしても自分で施術したい場合は衛生面と体調に気を付けて下さい。ネイルを乗せる前には消毒用エタノール等でしっかりと爪や皮膚を消毒し、乾燥させましょう。

この時消毒と乾燥が不十分だとグリーンネイルになる可能性が高まります。同時に体調にも気を配りましょう。爪周りに傷があったり、疲れが溜まっていたりする場合や体調が悪い場合などは施術を止めた方が無難です。

無理してジェルやスカルプを付けるよりも、付け爪で1日だけネイルを楽しむに留めて我慢した方が爪の為には良いです。趣味でお友達に施術してあげる場合にも衛生面と体調だけには気を付けて下さい。爪の状態を見て自分で判断できない場合は施術を止めましょう。

それでもグリーンネイルになってしまった時の3つの対策!

まずは落ち着いて、ネイルをオフしよう

グリーンネイルに気が付いた時は落ち着いてジェルやスカルプをオフしましょう。安全面からネイルサロンでオフする方が良いです。ネイリストにグリーンネイルの可能性があることを伝えて下さい。適切に処置してもらえます。もし自分でオフをする場合には細心の注意が必要です。

透明タイプやフレンチタイプのデザインだとグリーンネイルに気付きやすいですが、ワンカラーデザインだとオフするまでグリーンネイルに気付かない場合があります。気付いた時点でグリーンネイルに触れたファイルなどは念の為に処分しましょう。

人への感染の可能性は低いですが、免疫力の落ちている重病人や高齢者がいる場合は気を配りましょう。オフした後はしっかりと乾燥させましょう。

しばらくネイルはお休みしよう

オシャレな女性にとってネイルをお休みすることは耐え難いとは思いますが、ネイルは最低2週間は止めましょう。グリーンネイルになった部分が伸びきってしまえばまたジェルやスカルプが楽しめます。

グリーンネイルには乾燥が必要です。ここで無理してネイルを続けてしまっては悪化してしまいます。どうしてもネイルをしたい時、例えば自分自身の結婚式で花嫁として10本全部ネイルをしていたいという場合には、付け爪にしましょう。

イベントの直前で装着し、終わったらすぐに外して消毒、乾燥させて下さい。しかしこれはどうしてもという場合の苦肉の策です。基本的には爪にはポリッシュもジェルも何も付けずにしばらく過ごすことが望ましいです。

病院に行ってお医者さんの診断を受けよう

グリーンネイルかも、と思ったら病院で医師の診断を受けるのが治療の近道になります。まずはネイルをオフしてから病院に行きましょう。皮膚科の受診で大丈夫です。

最近はネイルをしている女性が当たり前なので医師も多くのケースを見ています。恥ずかしがらずに受診しましょう。そこで個人の病状に合わせた治療方法を提案してくれます。くれぐれも自己判断はせずに医師の診断を仰ぎましょう。

ただ、爪先が数ミリ軽く黄色っぽく変色しているだけといった場合はその部分が伸びて無くなれば大丈夫なので少し様子を見てもよいでしょう。オフをする時にネイリストの意見を聞いてみるのも一案になります。

グリーンネイルを防ぐ為に

ジェルやスカルプを放置してはいけない理由と、グリーンネイルへの対処方法はお分かりいただけましたでしょうか?

  • ジェルやスカルプは3週間を目安に付け替える。
  • 浮いてきたらすぐにオフして乾燥させる。
  • グリーンネイルになったらネイルを止めて医師に相談する。

グリーンネイルを予防して、美爪を保ちつつ爪のおしゃれを楽しみましょう!

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Editor's Information

ジェルネイルで爪にカビが生える?!ネイルを正しくケアする方法
yoko(ようこ)
美容ライター。
エステティシャン、EJA耳つぼジュエリー協会認定講師、1級ネイリストとして自身のサロン「ネイル&エステamandaspa」を経営。
単身ニューヨークでアートを学び、タイやバリで自然派エステを学んだグローバルセラピスト&アーティスト。


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