公開日:2017/06/15
女性らしさを演出!黒ニットの着こなしテクニック
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黒は使い勝手がよく、コーディネートに取り入れやすいのが特徴です。合わせ方によって、大人っぽくにもカジュアルにも着こなせる黒ニット。今回は、黒ニットで女性らしさを引き出すコツや、種類別の着こなし方をご紹介します。
編み方の違いで着こなすニット
ローゲージニットの着こなし方
ローゲージニットとは、太い糸で編まれているニットのことで、凹凸がよくわかるデザインとなっています。このタイプのニットはタイトなサイズではなく少し余裕を持って着られるものか、オーバーサイズのものを選びましょう。ローゲージニットは厚手のため、下に着るものは薄手の襟付きシャツや、あったかインナーがおすすめです。
合わせるボトムスは、スキニーパンツとショートパンツがおすすめです。オーバーサイズのニットを組み合わせると、だぼっと可愛いイメージが作れます。スカートに合わせる時は膝上スカートがおすすめ。一般的な着丈か少し短めのニットでバランスよく着こなしましょう。膝下スカートを組み合わせる際は重たくなりすぎないように、ニットの裾を内側に入れるなど丈感を調節しましょう。
ハイゲージニットの着こなし方
ハイゲージニットとは、細い糸で編まれているニットのことで、模様が分からないくらい表面がフラットに見えるデザインとなっています。薄手なので、オフィススタイルにも使いやすく、スマートな着こなしができるニットです。ハイゲージニットは1枚でも、下にシャツを着用してもOKです。1枚で着用する場合は下着がチラ見えしないように、キャミソールなどのインナーを着ておくようにしましょう。
このタイプのニットに合わせるボトムスは、オフィスなら足首が見える丈のパンツ、プライベートなら太めのシルエットのパンツがおすすめです。ニットの丈は短めにするとスッキリとしたシルエットになります。スカートは、オフィスなら膝丈か、少し膝上のスカートに合わせれば、スマートな大人の女性らしさを演出できます。プライベートなら、プリーツの膝下スカートに合わせるのがおすすめです。
ケーブルニットの着こなし方
ケーブルニットとは縄のような模様に編まれたニットのことで、その模様でも個性を強調できるアイテムとなっています。厚手なので、タイトに着こなすよりは、ふわっとした女性らしい着こなしがおすすめです。ボトムスと合わせるときは、オフィスならスキニータイプで足首を見せてまとめるのが良いでしょう。
プライベートなら、太めのシルエットのボトムスが合わせやすいでしょう。オーバーサイズのケーブルニットにスキニーを合わせると、ゆるっとコーデを演出できます。スカートに合わせるなら、オフィスなら膝丈か少し膝下くらいがおすすめ。フレアタイプよりは、タイトなスカートの方がオフィス向けスタイルです。プライベートなら、プリーツが入った膝下スカートや、ロングスカートに合わせると女性らしさが際立ちます。
首回りもオシャレを演出してくれるニット
タートルネックニットの着こなし方
タートルネックニットとは、襟を折り返して着用するニットのことをいい、その厚みはさまざま。オフィススタイルでスマートな女性らしさを演出するには、薄手がおすすめです。ボトムスを合わせるなら、オフィスはくるぶしが見えるスーツパンツや、少し太めシルエットのパンツが相性抜群。プライベートなら、ワイドパンツやボーイフレンドデニムなどがおすすめです。
スカートに合わせるなら、オフィスは膝丈や膝下くらいで、プライベートならロングプリーツスカートやフレアスカートなど。あなたのお気に入りのスカートに組み合わせやすいデザインとなっています。タートルネックの黒ニットは見た目がスマートに見えるので、柔らかい女性らしさを演出するなら広がりのあるもの、クールでできる女の印象ならタイトなパンツやスカートに合わせてみましょう。
ハイネックニットの着こなし方
ハイネックニットとは、タートルネックニットよりは襟が短く、折り返しがないタイプのニットをいいます。首周りをスッキリさせたい方は、こちらのハイネックニットがおすすめです。オフィススタイルなら、丈は一般的なものか、短めがおすすめです。
オフィスなら、ボトムスはスーツタイプのパンツがおすすめです。スカートなら、膝丈か膝下の少しタイトなものがぴったり。プライベートなら、ボトムスはワイドパンツや、ショートパンツであなたの個性を演出してみてください。スカートなら、プリーツがたくさん入っているスカートや、Aラインのスカートで女性らしくコーディネートしてみてください。
オフタートルニットの着こなし方
オフタートルニットは、ネック部分をルーズに折り返して仕様するニットです。オフタートルニットは薄手のものから厚手のものまで様々です。オフタートルにアクセサリーを重ね付けして着こなすのもおしゃれです。
オフィススタイルであれば薄手のニットが使いやすく、ボトムスはスキニータイプのパンツや、スーツパンツがおすすめです。スカートは膝下くらいのタイトなモノを使って全体の印象を締めると良いでしょう。プライベートなら、オーバーサイズの厚手のもので女性らしさを演出してください。ボトムスはスキニーでもワイドパンツでも合わせやすいでしょう。スカートはフレアタイプの広がりのあるものなら、かわいらしい印象を与えてくれます。
黒ニットを着る時に気を付けたいこと
黒ニットを購入する時に気を付けたいこと
黒ニットはどのような服装にも合わせやすいので、ついつい買いすぎてしまう方も多いと思います。確かに1枚は持っていると便利ですが、同じタイプのニットを数多く持つよりは、タイプ別毎に持つ方がコーディネートでのバリエーションが増えるので、ちょっと工夫して購入することをおすすめします。
例えば、黒ニットの素材でも羊の毛を使用したウールなのか、人工的に作られた合成繊維のアクリルなのか、それとも繊維が細く高級なカシミヤなのか。最近ではアルパカの毛を使ったニットなどもありますので、糸に使われている素材で選んでみるのもファッションを楽しむ上でもポイントとなります。
黒ニットの着こなしでNGなこと
黒ニットはパンツやスカートなど、どんなものとも相性が良いですよね。ここでは黒ニットの着こなしで、これはNGというポイントをご紹介します。
- 毛玉がついたまま。
ニットはセーターに比べて毛玉になりにくい素材ですが、できてしまった毛玉をとることは身だしなみとして最低限のマナーです。せっかくのオシャレが台無しになってしまいますので、着る前に必ず毛玉チェックしましょう。
- 伸びきったニットを着続けること。
どんな洋服でもそうですが、襟がベロベロの洋服を着ていたらどうでしょうか?せっかくおしゃれをしているのに、だらしなさだけが目立ってしまいます。ニットは編み方が細かいので伸びにくさはありますが、長年着続けると伸びてしまうこともあります。着る前に伸びてだらしなくなっていないか、きちんと確認しましょう。
TPOを考えた黒ニットコーデ
最近は「オフィスカジュアルOK」という企業も増えてきました。確かに黒ニットはシャープできちんとした印象を与えるので、オフィス用としては最適です。ただ、ニットにも種類があるので、黒ニットにもTPOを考えたコーディネートが必要です。プライベートなら、個人の自由ですのでどのような黒ニットを着ても良いのですが、会社や学校などで使用する黒ニットは何でも良いというわけではありません。
例えば、黒ニットでもオフショルダーのものだったり、背中が空いていたりするニットはどうでしょうか?露出が多いものはやはりオフィスには不向きです。黒ニットは使い勝手がいい分、TPOを考えることが重要になってきます。黒ニットをオフィスコーデに取り入れる際は、TPOに合っているか1度チェックしてみましょう。
黒ニットを女性らしく着こなすポイント
黒ニットを女性らしく着こなすには、合わせるアイテムや、素材選びが大切です。
- 編み方によって合わせるボトムスを使い分ける
- TPOをわきまえた素材をセレクトして着こなす
- ニットを着こなすマナーとして、毛玉やのびたニットは着ない
着こなし術をマスターして、黒ニットを使ったおしゃれを楽しみましょう。