公開日:2018/04/10 

体調に合わせた効果のあるピラティスダイエットの頻度と方法について

ピラティスはヨガよりも敷居が高いと感じている人も多いのではないでしょうか?ピラティスは正しい方法で行うことで、美しいボディラインを作ることができます。

もちろんダイエットにも効果的と言われているのです。無理をせずにキレイに痩せられるピラティスダイエットについてお伝えします。

理想の体型を作れるピラティスダイエットの方法

ピラティスダイエットは美しいボディラインを形成することができます。ピラティスとはどういったものか、知っておきましょう。

ピラティスはリハビリに適している

もともとピラティスはダイエットのためのプログラムではありません。戦争で負傷した兵士のリハビリのために行われていたものです。

そのため、インナーマッスルや肩甲骨周りの筋肉を意識し、動くことがポイントです。

ピラティスの動きは、日常生活では使われにくい筋肉を鍛えていくのが特徴です。

それは、ケガをしにくくしたり、リハビリに役立ったりする効果だけではなく、たるみを防いで、姿勢を改善し、美しいボディラインを作る効果も出てくるのです。

骨格を意識し、体幹の筋肉であるインナーマッスルを鍛えるのがピラティスです。

ピラティスの基本姿勢

まずは、ピラティスの基本的な姿勢を習得しましょう。方法は次の通りです。

  1. 仰向けに寝て、膝を立てます
  2. 腕は体の横に置きます
  3. 鼻からゆっくりと息を吸います
  4. 口からゆっくりと息を吐きます

体と気持ちがリラックスするのを感じます。

ウエストサイズをダウンするピラティスの方法

腰回りの筋肉を引き締め、太ももを引き締める方法です。

  1. 仰向けになり、膝を90度に曲げます
  2. 一度息を吸い、吐きながら右足を斜め上45度の方向に伸ばします
  3. 息を吸いながら元に戻します
  4. 反対側も同じように行います

それぞれの足を10回程度行いましょう。

さらに効果を高めるには、両手を頭の後ろに組み、頭を持ち上げた姿勢で行ってみましょう。

呼吸を忘れずに行うことが大切です。

ピラティスダイエットの効果が出やすい頻度

ピラティスにはダイエット効果があると言われていますが、それは次のような効果が得られるからです。

体のゆがみを取り姿勢を改善

骨盤のゆがみ、背骨のゆがみなど、体のゆがみはほとんどの人にあるものです。体がゆがんでいると血行が悪くなり、老廃物も蓄積されやすくなります。

運動などでケガもしやすく、効果的にフォームを取ることもできません。

ピラティスでインナーマッスルを鍛えることで、体のゆがみが改善されます。体のゆがみが改善されることで、肩こりや冷えなどがよくなります。生理痛の緩和にもつながります。

柔軟性が高くなる

ピラティスを行うと、体の筋肉がしなやかになり硬さがほぐれます。体や筋肉が硬いと、ケガもしやすいですが、柔軟性を高めることで、ケガをしにくい体になります。

しなやかな筋肉がつくため、美しいボディラインを作ることができます。

血行促進

筋肉がほぐれ、呼吸を繰り返すことで血行がよくなります。

血行がよくなり、老廃物や余分な水分が排出されやすくなり、脂肪の蓄積も防げるという効果も期待できます。セルライト予防にもなります。肌もキレイになれるでしょう。

自律神経のバランスが整う

ストレスや疲労、血行不良などが原因で自律神経のバランスを崩している人は多いです。ピラティスで深い呼吸をしながら血行をよくし、リラックスすることで自律神経のバランスを整えることができます。

痩せやすく太りにくい体になれる

ピラティスは普段あまり使わない筋肉を鍛えます。

それだけでも消費カロリーが増えてダイエットになりますが、インナーマッスルを鍛えることで筋肉量が増え、基礎代謝が高まります。基礎代謝が高まれば、痩せやすく太りにくい体になります。

体のゆがみが改善されることで、本来使われるべき筋肉も正しく使えるようになり、血行もよくなります。

継続して行うことで骨盤のゆがみなども改善されますので、ぽっこりお腹がなくなる、という効果も期待できるでしょう。

ピラティスはどのくらいの頻度で行うのがベスト?

ピラティスダイエットは継続することが必要です。1~2回程度やっただけでダイエット効果が得られるわけではありません。そのためには、継続して行えるよう無理をしないで続けることが大事です。

ピラティスは簡単に見えるポーズでも、実際は筋肉や骨格を意識しながら行うことで、体にも負担がかかります。痛いと感じることもあるでしょう。

痛みを感じると、ピラティスを行うのがイヤになってしまいます。最初から「やらなければ」という思いで、高頻度で行うと、途中でやめたくなってしまうこともあります。

最初は自分のできる範囲で体を動かしましょう。頻度の目安としては、週に1~2回程度行うといいでしょう。

痛みを感じなくても、毎日のように行うと、筋肉を傷めてしまう可能性もあります。無理は禁物です。

そうはいっても、回数を増やすことで、体は改善されていきます。慣れてきたら週に3回程度行うといいでしょう。体が疲れを感じていると思ったら、すぐに週に1回の頻度に戻すということも大事です。

体調に合わせて行う

体調に合わせて行うことも大切です。風邪をひいてしまった、生理痛がひどいなどといった体調で行っても、リラックスできませんし、効果的に体を動かすこともできないでしょう。

お腹に力を入れたり、足を上げたりする姿勢も多く、体調がすぐれないときには、そういったポーズが負担になることがあります。体調に注意しながら行いましょう。

ピラティスダイエットは体のラインがキレイになる

ピラティスダイエットは骨格や筋肉を意識しながら行い、インナーマッスルを鍛えるものです。体幹がしっかりするということは、体のゆがみも改善され血行がよくなります。

姿勢がよくなり、余分な部分に脂肪がつきにくくなります。くびれができ、メリハリのあるボディにもなれるでしょう。

ピラティスダイエットは、体のキレイなラインを作ることができるのです。しなやかな筋肉がつき、引き締まった体になれるのも夢ではありません。

そのためにも、体調に配慮し、無理のない頻度で行いましょう。継続することで、より美しい体作りができるはずです。

  • Facebook
    シェア
  • Twitter
    ツイート
  • はてなブックマーク
    はてブ

534



ページのトップへ