公開日:2018/07/09 

VIO脱毛などの毛周期を徹底解説!ムダ毛サイクルの個人差

VIO脱毛と毛周期には密接な関係があり、しっかりと脱毛を成功させるにはホルモンの周期を考えることが大切です。

VIO脱毛を成功に導くためにもしっかりとホルモンの変化や周期の変化を理解し、ムダ毛と縁のないお肌を手に入れましょう。

ムダ毛には個人差がある

「ムダ毛は体を守るために生えてくる」とはよく言いますが、「そもそもどうしてムダ毛が生えてくるのだろうか」ということを疑問に思ったことのある人もいるのではないでしょうか。

これに深く関わってくるキーワードが、「ホルモン」です。男性ホルモン、女性ホルモンの2つの特徴を知り、ムダ毛のメカニズムを徹底解説します。

ムダ毛には個人差がある

皆さんはムダ毛の本当の原因をご存知でしょうか。そもそも、「ムダ毛」とは生えて欲しくない部分に生えている毛のことで、美容の観点から脱毛したい部分の毛を指す言葉です。

人間の体に生えている髪はさまざまなホルモンの影響を受けながら生えています。

ホルモンの分泌量やホルモンのバランスに応じてムダ毛が生える分量が変化しているのです。

ムダ毛を生やすために大きな影響を与えているホルモンの代表が男性ホルモンです。男性ホルモンと女性ホルモンはともに人体でつくられています。

そしてこのホルモンは、皮膚の根元に埋まっている毛母基という部分に働きかける作用があります。

特にこの作用が強いのが男性ホルモンで、ムダ毛サイクルや、発毛に非常に強い影響を与えているのです。

毛が生えるのはどんな仕組み?

男性ホルモンによって毛が生えるのであれば何で女性の私に生えるの?と思われている方も多いかもしれません。

実は、女性の皆さんの体内にも男性ホルモンが存在しています。それによって女性にも男性と同じようにムダ毛が生えてしまうのです。

この「女性の体にある男性ホルモン」、体のなかの2か所から出ています。

そのうちの1つは「副腎」なのですが、もう1つは、なんと女性の生殖器官である「卵巣」。

女性ホルモンもここから出ていますから、実は、男性ホルモンも女性ホルモンも、生み出されるところは同じなのです。

女性では男性よりも女性ホルモンの濃度が高く、男性では女性よりも男性ホルモンの濃度が高いというだけでお互いに両方のホルモンを持っているというのは驚くべきことです。

個人差はホルモンにあり

このように、女性であっても、ムダ毛の発生に深く関わる「男性ホルモン」を持っています。そして、このホルモンというのは個人差があることがよく知られています。

どんなホルモンであっても生活のリズムやストレスや遺伝的な要素で分泌量が異なっています。

先天的な要因でも、後天的な要因でも、個人差が現れるのです。

女性のムダ毛の個人差もこのホルモンによる個人差が非常に強い影響を与えているので、注意が必要です。

ムダ毛が生えるのは周期がある

ホルモンによって、ムダ毛は強い影響を受けます。その影響は「濃さ」だけにとどまりません。

ムダ毛サイクルとでも言うべき、ムダ毛の毛周期にも大きな影響を与えます。

そしてこの「ムダ毛サイクル」こそ、効率のよい脱毛をしていくなかで、非常に重要な要素なのです。今回はそれについて、じっくりと徹底解説していきましょう。

「毛周期」の存在、知っていた?

毛というのは必ずある程度の周期で生えてくることがわかっています。

これは単なるホルモンの影響というわけではなく、毛の根元にある細胞の寿命による影響が非常に強く現れているのです。

毛周期というのは、全身のムダ毛にもあります。

ムダ毛サイクルは頭の髪の毛の周期よりも短い周期で生え変わるので、だいたい2~3か月程度の周期の間毛が生え続け、やがて寿命を迎えて脱毛してしまうのが一般的な流れです。

毛が抜け落ちることにも周期があるということをしっかりと理解しておきましょう。

ムダ毛サイクルと脱毛の関係

脱毛を行う専門施設でも、この「ムダ毛サイクル」を生かした脱毛をしています。

1度脱毛を行い、ある程度目立つ毛を除去したとしてもその皮膚の下にはこれから生えようとしている未熟な毛がまだ眠っています。

そのため、どんなに優れた機械であっても、1回の脱毛ではすべてを脱毛きることはできません。

このため、1度脱毛した後に次の第2陣のムダ毛を処理しなければならないのです。

ムダ毛の処理は非常に厄介なもので、次から次へと生えてくると思われがちです。

しかしこれは単に今まで見えなかった毛が頭を出してきているというだけで、決して抜けた後の穴からすぐに次の毛が生えてきているというわけではありません。

ムダ毛の周期を踏まえながら脱毛していけば、そのうちムダ毛は薄くなります。

ムダ毛サイクルを理解すれば脱毛はスムーズに行える

では、実際にはどのように進めていけばよいのでしょうか。まず1度脱毛治療や脱毛エステなどで目に見えて目立つムダ毛の処理を行います。

その後は、ムダ毛の出てくる周期にあわせて、納得ができるまでサロンやクリニックに通うのが基本です。

「どれくらいの回数を受けたらいいか」は、個人差が大きいものです。また、サロンかクリニックかでも違いがあります。

ただ、最低でも3回程度は必要なので、よく目立つ部分の脱毛を検討されている方は脱毛のスケジュールと回数に注意をすることが必要です。

VIO脱毛は特に要注意!

脱毛箇所のなかでも、少し特殊なところ。それがVIO部分です。VIO部分の毛は、ホルモンの影響を非常に受けやすいところです。

また、女性の場合は「生理」とも大きく関わるところ。そのため、ほかの部位とはまったく異なる特徴があります。

そしてまったく異なる注意が必要なのです。VIO脱毛について、ホルモンの観点から徹底解説していきましょう。

VIO部分はホルモンに大きく影響される

VIO部分の毛はその他の部位の脱毛と異なり、性ホルモンの影響を色濃く受けます。

このため、ホルモンバランスの乱れの症状に注意しながら脱毛を進めると効率よく脱毛ができます。

お肌が荒れてきたり、頭皮が荒れてきたりした場合には特に注意が必要で、皮膚が弱っているために大きなお肌のトラブルが起こる可能性があります。

脱毛の処置を行うときには少なからずお肌にダメージを受けてしまうのでお肌のコンディションが良いときを狙って脱毛を受けるように注意が必要です。

生殖器は性ホルモンに対する感受性が高い部分なので、ホルモンバランスの乱れによって違和感を覚えるときには極力、日程を変えるのが良いでしょう。

困った時には生理を目印に

ホルモンの乱れを見つけ出すのが難しいという方は、生理を目印にしてみるのが良い判断材料になるでしょう。

生理の周期が乱れたり、生理の期間が長すぎたり短すぎたりする場合はホルモンの異常を考えましょう。

皮ふのダメージが積み重なりさまざまなトラブルが起こると非常に厄介です。脱毛の前に気をつけておきましょう。

個人差がある時に気をつけたいこと

体調は人によってさまざまな変化を起こすので、他の人が大丈夫でも自分が安全とは限りません。

自分のお肌の状態やホルモンバランスの変化を把握するには日頃から体調に注意することが重要です。

特にVIO脱毛のようにデリケートな部分を脱毛する場合には、より注意が必要です。ホルモンバランスの変化によってムダ毛の分量も変化しますし、毛周期も大きく変化します。

ホルモンの変化がわかりにくかったり、ホルモンバランスが乱れやすい場合には、産婦人科の医師と相談し、健康に注意しながら脱毛を考えましょう。

毛周期を知ってしっかり脱毛していこう!

ムダ毛は、実はホルモンバランスの影響を色濃く受けます。

  • そのホルモンは副腎と卵巣で作られる
  • これを受けて毛周期も変わってくる
  • それにあわせて脱毛をすることが重要
  • VIO部分の脱毛には特に注意しよう

特に、VIO部分の脱毛は、自分の体調と合わせて行うのが大切です。不安定な人は医師の判断も仰ぎましょう。

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