公開日:2017/06/26
貯め上手さんに聞く!上手なお金の貯め方
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「なんとしても貯金したい!」漠然とそう思っていても、なかなか思うように貯められなかったりしますよね?そこで気になるのが、貯め上手さんのお財布事情です。一体どうしたらきちんと貯金ができるのか?その方法を探ってみましょう!
貯め上手になるための3つのポイント
まずは現状をきちんと把握することから
「今年こそ絶対貯金するぞ!」と漠然と思っても、正直どこから手を付けて良いのかわからない、なんてこともありますよね?そんな時にはまず自分の置かれている現状をしっかりと把握しましょう。
自分自身が一体何にどれだけ使っているのかを知って、対策方法を考えるのがおすすめです。わかっている限りでも構わないので、ひと月のお金の行き来をノートに書きだしてみるのがよいですね。
お給料もある程度もらっている、苦しい訳ではないのになぜか貯金ができない…。一体何に消えていっているのだろう?なんてこともよくある話だと思います。そんな時には、まずは知ることから始めてみましょう!
本当に貯めたいならお財布から先取り貯金
ひと月のお金の流れが分かってきたら、次にやることでおすすめなのが「先取り貯金」です。先取り貯金が具体的にどういうものかというと、銀行の引き落とし機能などを利用して、お給料が入ってすぐに違う口座にお金を貯金していくことをいいます。
給料計算をして、必要な分のお金を手元に残してしまうと、ついつい使い過ぎてしまった…なんていうことにもなりかねませんよね。考えずに使い切ってしまう前に、生活に必要な分のお金を差し引いた残りは先取り貯金に回してみましょう!
初めからなかったものと思えば、何とかなるかもしれませんよ。あればあるだけ使ってしまう、それが貯金できない人の特徴の1つです。
自分に厳しく!貯める習慣を身につける
貯金したいと思っているのに、現実にはなかなかお金が貯まらない…という人に多いのが、ひと月の終わりに余った金額を貯金するという方法をとっている人です。手元にお金があると、どうしても必要のないものにも使ってしまいがち。これでは貯金の金額もなかなか増えていかない訳ですね。
貯金をしっかりしていきたいという人にとって、先取り貯金はやはり鉄則です!お給料から天引きされてしまえば、なかったものとして生活することも可能なのではないでしょうか?まずはできることから始めてみてくださいね。時にはお金に対してシビアになることも必要ですよ。
貯め上手さんのやりくりには黄金比がある?
黄金比率っていったいどんなもの?
自分がお給料を何にどれくらい使っているかを把握することができたら、次は何にどれだけ使うのかを決めることが必要になります。無理なやりくりをしようとしても、それでは結局うまくはいかないですよね?
そこで、理想の家計バランスを保つためにポイントになるのが「やりくり黄金比率」です。手取りの金額を各項目の割合に合わせて振り分けていき、無理のない生活を送れるようにしましょう。
割合を守ることで、貯金も増やすことができるはず。もちろん生活スタイルや家族構成によっても、「やりくり黄金比」の比率は変わってくるので、ご自身にあった条件で振り分けてみてくださいね。
実家暮らしでも家に入れるお金を計算
基本的に実家暮らしの場合は、黄金比はあまり関係ないかもしれません。ですが光熱費や食費はもちろん使っています。甘えるばかりではなく、できれば実家にいても家にお金をきちんと入れるようにしましょう!
そこで、一人暮らしでも実家暮らしでも参考になるのが「2:6:2の法則」というものになります。月々の手取りを「2:6:2」に合わせて計算する方法で、それぞれ「貯金:生活費:自己投資」という振り分けになっています。
慣れないうちは厳しいと思うかもしれませんが、初めに振り分けてしまえば一定の自己投資資金もでき、貯金も増えていくということになるのでぜひ活用してみましょう!
具体的なやりくり「黄金比率」とは
重要になるのはやはり家賃や家のローン。その他にも食費など必要なものを振り分けて実際にやりくりに挑戦してみましょう!理想と現実では少し差が出てくるということもあるのではないでしょうか?多少のずれなら問題ないですが、大きくずれてしまうと改善する必要があります。
そんな時には、どうしても譲れないものをきちんと見極めてくださいね。理想を当てはめてみても、例えば都心なら家賃が高いなどで抑えるのが難しいこともあります。
そういった時にはその分食費を削ってみたり、服飾費や交際費を我慢してみたり。何か我慢するところを探してみてくださいね。また、急な出費に備えて少しずつ積み立てておくのも効果的です。ぜひ試してみてください。
やりくり黄金比率、振り分け方のポイント
生活の軸になるものはよく考えて
やはり重要なのは家賃です。家賃の比率の理想は、手取り給料のうちの20%になっています。分かりやすい例では、給料が20万円なら家賃はその20%の4万円という計算になります。
ただ、居住地によっても差がありますので、あくまでも理想という形になるでしょう。家賃は毎月必ず出ていくものなので、できれば少しでも抑えたい費目になります。
保険料もまた、決まった金額が出ていくことになります。あまり掛け金の大きい保険だと、生活を圧迫してしまうこともありますが、全くなしではいざという時に不安ですよね。女性保険や入院保険など必要最低限の保険に加入しておくことをおすすめします。
頑張ったら節約できる費目にも注目
次に、節約法方法によっては抑えられる費目にも注目してみましょう。まずは食費です。手っ取り早く節約するには、外食を手作りや弁当に変えること。仕事の合間のランチや、会社帰りの食事、飲み会を少し減らしてみてください。食事を自炊するよう心がければ、かなり抑えられるはずですよ。
水道代や光熱費も、昼間に働いていれば使う量を減らせる事と思います。ジムやスイミングに通っているという方は、ついでにシャワーを済ませてくるのもよいかもしれませんね!女子としては難しいところですが、被服費や美容代を抑えることも時には必要です。
まずは衝動買いから我慢してみてください。流行りを抑えることも大切ですが、長く着ることのできるデザインを選ぶことも良いのではないでしょうか。
本当に大切?浪費になっていないか考えて
働く、働かないにかかわらず、お付き合いというのも必要なことですよね。多かれ少なれ毎月発生するものかと思います。女子会やランチ会などは食費に入るので、ここでいう交際費は結婚祝いや出産祝いなどの費目になります。
お祝いをする場面があったら、相場なども考えながら金額を決めましょう。それ以上を出したいということでしたら、それが自分にとっても浪費になっていないかを考えてみてからにしてくださいね。
そして、雑費や自己投資の金額も良く考えて見極めることが大切です。生活日用品は3%が目安。100均なども存分に活用して、賢く買い物をしていきましょう。しっかり守りたいのは貯金の20%です。多ければ多いほど、将来自分の為になると思ってがんばってくださいね!
先取りと黄金比率は貯金への近道
貯金がしたい!ただ漠然と思っているだけでは始まりません!やるからにはしっかりと貯金できる方法を活用しましょう。
- まずは現状を知ることがなりよりも大切。
- 貯める人がやってる、先取り貯金をしない手はない!
- 「やりくり黄金比率」を参考に具体的に振り分けて。
- 必要なものと浪費の違いをしっかり見極めるべし。
将来のためにも参考にしてみてくださいね。