公開日:2017/06/15
くびれができない…そんな悩みは日常習慣を改善してみよう
シェア
ツイート
はてブ- お気に入り60
薄着になる季節が近づいてくると、「あぁ、くびれができない…」と悩んでしまう方もいるでしょう。それって、ひょっとしたら日常習慣に原因があるのかも。くびれができない日常習慣を改善する方法をご紹介します。
食習慣に原因があるのかも?
水分が足りていない
くびれができないのは、体にむくみがあるのかも。くびれを作るには、むくみ解消を行ってみましょう。できることは食習慣の見直しです。
むくみを起こす病理的原因に心当たりがなければ、塩分の多い食事、野菜や果物の不足、水分不足などがむくみの原因として考えられます。また、塩分と水分の調整が上手くいかないとむくみが起きやすくなります。
水分を摂取することがむくみにつながりやすいと、水分の摂取をあえて控える方もいるようです。しかし、水分を控えすぎることもむくみにつながりやすいのです。
一定量の水分があってこそ体内循環が整いやすくなります。むくみ解消を意識した食生活を心がけるようにしましょう。
食物繊維が足りない?バランスが悪い?
くびれができない原因に便秘も考えられます。原因の多くは、食物繊維不足と食物繊維バランスの悪さ。食物繊維不足は言うまでもなく、単純に食物繊維の量が足りていないのです。
しかし、問題なのは食物繊維を意識して食べているのに便秘になっているというケース。実は食物繊維にも、水に溶ける水溶性食物繊維と水に溶けない不水溶性食物繊維の2種類があります。
水溶性食物繊維は腸内環境を整え、腸の働きを活発にする効果が期待できます。不水溶性食物繊維は便のかさを増やして、便意をもよおしやすくする効果が期待できます。
水溶性食物繊維が不足すると、腸内で便が硬くなり過ぎ、便秘を起こす可能性を高めてしまうかもしれません。食物繊維も2種類の食物繊維をバランス良く積極的にとるように心がけましょう。
タンパク質が足りてない?
むくみ解消にもつながるのですが、一定量の「筋肉」があればむくみにくくなります。一定量の「筋肉」は体温の上昇や代謝を活発にします。代謝が活発になると体内の老廃物が排出され、むくみの解消につながります。
また運動して痩せ体質を作るのにも「筋肉」は重要な役割を果たします。そのためには、筋肉を効率よくつくるのに重要な栄養素である高タンパクの食材が必要不可欠なのです。
特におすすめなのは鶏のささみ。ささみは、脂肪分がほとんどなく低カロリーな上、高タンパク質な食材として有名です。ささみの蒸し鶏サラダもタンパク質不足、解消メニューのひとつとしておすすめです。
また、アボカドや野菜にはむくみ解消の効果が期待できる「カリウム」が多く含まれています。「タンパク質」と「カリウム」がたっぷり摂取できるささみの蒸し鶏サラダを定番メニューとしてとり入れてみてもいいですね。
ひょっとして生活習慣にも問題あり?
姿勢が悪くいつも猫背
食べる量を減らすことで体重は落とせても、なかなかくびれができないという場合は姿勢が影響しているかも。
特に女性のお腹周りは、子宮や卵巣を保護しようと脂肪がつきやすくなっています。もともと脂肪がつきやすいのに、ダラッと悪い姿勢でいると、体型はどんどん崩れることにつながってしまいます。
悪い姿勢の中でも多く見られるのは猫背。猫背が習慣になってしまっている人は、猫背でいると楽だから直せなくて日常習慣化してしまう場合が多いでしょう。その結果、本来使われるはずの筋肉が使われず、お腹周りや背中、そしてお尻の筋肉が緩んでしまうことにつながる可能性もあります。
また筋肉が使われないと、代謝も悪くなって脂肪の燃焼もされにくく、脂肪がどんどん蓄積されやすくなる、という負のスパイラルに入り込んでしまう恐れもあるでしょう。
運動嫌い、そもそも動きたくない
運動嫌いで運動をあまりしない日常習慣なら、筋肉不足がくびれのできない原因かも。腹筋も背筋があまりないと、ウエスト周りも寸胴だったり、ぽっこりなんてことも。
筋肉をつけたり、増やしたりするにはやはり運動が必要不可欠。運動なしにはなかなか筋肉を増やすことができません。運動をあまりしないで、食べる量を減らして体重を減らしたとしても、くびれはなかなか期待できません。
痩せたとしてもただ細いだけでメリハリもない寸胴なウエストに。そして、食べる量を減らすだけでダイエットしてばかりいると、食べる量をもとに戻したとたんに寸胴なウエストがぽっこり、なんてことにもなりかねません。
ゆったりめの服を選びやすい
いつもウエストに緊張感のない、ゆったりめの服ばかり着ているのもくびれができない原因かも。中でも、ウエストゴムのボトムスをよく履いている方は注意が必要かもしれません。
ウエスト部分が変幻自在に自動調整するので、ウエスト部分がキツくなったと感じることがなく、危険な状態ともいえるでしょう。少し太ったかな?と気づくこともないまま時間が過ぎてしまいます。
気がついたときはもう手遅れに…なんてことにもなりかねません。いつもゆったりめの服で過ごす日常習慣であれば、腹筋を意識する服をたまにはとりいれてみましょう。
くびれができる日常習慣を意識しよう
良い姿勢を意識しよう
猫背に慣れている場合、正しい姿勢がわからないということも多いようです。一瞬で正しい姿勢の感覚をつかむには「ヒザ立ち」がおすすめ。
まずは、床にひざをついて立ってみましょう。いつも猫背の人でも、すっと背筋が伸びたように感じられるかもしれません。その姿勢をなるべくキープできるように意識してみましょう。
もしも頑張って正しい姿勢をしても、しばらくして疲れてしまいそうで長続きしないのであれば、その姿勢は間違っているのかもしれませんね。猫背の方や背筋を伸ばしすぎている方は、上半身が曲がってしまいがちです。まずは疲れない正しい姿勢の感覚を身につけましょう。
ストレッチを意識して行おう
運動嫌いであったり、今まで運動していなかった方が運動を始めることはかなりハードルが高く感じてしまうかもしれません。でも、いつでもどこでもできるストレッチであればまだハードルも低く感じるかもしれませんね。
特に、テレビをみながらウエストをひねる、CMの間に体を左右に倒す、といった「ながらストレッチ」が日常習慣になると、くびれができない状態から解放される可能性につながるでしょう。
一般的に今まで運動していなかった方ほど、体も硬いことが多く見受けられます。運動を始めると徐々に体が柔らかくなり、脂肪も柔らかくなってくるので、目に見えてボディラインに変化が出てくるかもしれませんね。
ウエストを意識したファッションをしよう
人は他人から見られることで意識や緊張を感じ、気も身も引き締まる場合が多いです。また、他人から見られることにより、キチンとしないと!という意識も生まれやすいでしょう。
これはウエストにも同じことが言えるかもしれません。くびれがないからゆったりとした服で隠すことが習慣になっていれば、どうせ隠しておくからいいやという気がずっとどこかに潜んでいるかもしれません。
くびれがないことから卒業したいなら、ウエストのラインが見えやすいファッションをして思い切って他人に見せてしまうのもひとつの方法でしょう。いきなりだと抵抗があるのならば、ウエストにはベルトを必ずするなど、ウエストを意識したファッション小物を使うことから始めてもいいでしょう。
日常習慣を見直してくびれができないことから卒業!
- 適度な水分を摂取し食生活を見直してみよう
- 猫背の改善や腰まわりの筋肉を鍛えよう
- ウエストを意識しストレッチをとりいれてみるのも効果的です
まずは意識を変えることで行動が変わります。くびれのできない日常習慣から脱却するきっかけを作り、継続することが肝心です。